貧血の現状と保険選び
貧血の陰にがんなど重大疾病の発症も
私たちの全身を駆け巡っている血液の重要な働きは、全身に酸素を運んでいくことです。その酸素を運ぶ役割を担うのが、赤血球に含まれるヘモグロビン(Hb=血中素)です。
「貧血」とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが正常値よりも少なくなり、臓器や筋肉などの組織に十分な酸素が行き渡らない状態を指します。
貧血の中で最も多いのが、ヘモグロビンを作るのに必要な「鉄分」が不足することで起きる「鉄欠乏性(てつけつぼうせい)貧血」です。
その原因は①極端な偏食やダイエット、胃腸障害などによる「鉄分の摂取不足」、②妊娠・授乳期、成長・発育期における「鉄分の需要の増大」、③月経や胃・痔からの出血などによる「鉄分の減少」、などです。
貧血になると動悸や息切れ、疲れやすい、めまいなどの症状が表れることが多くなりますが、がんや子宮筋腫などの他の病気が原因となって、貧血を発症することもあるので、これらの症状が出てきたら十分注意が必要です。
※必ずお読みください
こちらより資料請求できる商品は「持病がある方をささえる保険(引受基準緩和型保険や無告知型保険)」です。お客様の治療状況によっては他の商品をご案内できる場合がございます。ご検討にあたっては、ぜひ一度お電話やメールよりお問い合わせください。
軽症で合併症などがなければ、通常の保険へ加入できる場合も
では貧血の方の保険選びはどのように考えれば良いのでしょうか? まず、入院・手術を保障する医療保険や、万が一の場合を保障する死亡保険(終身・定期保険)などに申し込むに当たっては、貧血の状態や原因、ヘモグロビンの数値、入院の有無などを正確に告知しなくてはなりません。その上で、保険会社が自社の引受基準と照らし合わせて、保険を引き受けるか否かを判断します。
貧血の状態が軽症と判断されるか、完治から一定期間が経過していれば、保険に加入できる場合もあります。その一方で貧血の原因が不明で合併症の可能性があったり、症状が重くて保険加入後に入院・手術のリスクが高いと判断されたりすれば、引き受けを断られるケースも当然出てきます。
通常の医療保険や死亡保険への加入が難しい場合は、保険への加入を諦めざるを得ないのでしょうか? いいえ、諦める必要はありません。貧血と診断された人でも、3~5項目の簡単な告知項目をクリアできれば加入できる「引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)」の医療保険と終身保険があるからです。
通称「持病・既往症のある方でも加入できる保険」と呼ばれるこのタイプの保険は、①過去3ヶ月以内に医師から入院・手術をすすめられていない、②過去1年(2年)以内に入院・手術していない、③過去5年以内にがんや肝硬変で入院・手術を受けていない―などの条件を満たせば、通常の保険に加入できない場合でも、お申し込みいただけます。
ただし、通常の保険商品よりも保険料は割増しされているうえ、加入から1年間は、入院・手術・死亡などの保障が半額となるなどの条件がありますので、ご注意ください。
ニッセンライフのカスタマーコンタクトセンターで「保険選び」のお手伝いをしています。お客様の健康状態や治療状況、入院治療や合併症の有無などをお聞きしたうえで、複数の保険商品の中から、ご加入いただける可能性が高い商品をご案内いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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こちらより資料請求できる商品は「持病がある方をささえる保険(引受基準緩和型保険や無告知型保険)」です。お客様の治療状況によっては他の商品をご案内できる場合がございます。ご検討にあたっては、ぜひ一度お電話やメールよりお問い合わせください。