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リウマチの症状・初期症状・原因について

リウマチの原因と症状

典型的な症状は関節の痛みやこわばり

リウマチの中でも最も患者数が多いのが関節リウマチです。公益財団法人日本リウマチ友の会が5年に1度発行している「2010年リウマチ白書」(以下、「白書」)によると、関節リウマチと診断された年代で最も多いのが40歳代で約25%を占めており、30歳代から50歳代で全体の約70%を占めるという結果が出ています。また、関節リウマチは特に女性がかかりやすい病気で、男女比は1:4とされています。

リウマチ イメージ

関節リウマチの典型的な症状は、関節の痛みやこわばりで、手指、足の指、手首の関節などに現れることが多いです。痛みは一つ二つの関節からはじまりますが、次第に広がり、やがて左右の同じ部位の関節に痛みや腫れが生じることが多いのが特徴です。

「白書」によると、関節リウマチの患者で最初に痛くなった関節は、手指(51.7%)、手首(38.2%)、膝(25.9%)、足の指・足の裏(21.2%)、肩(19.0%)、足首(15.4%)となっています。

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関節以外の症状や合併症にも注意

ただ、関節リウマチの症状は関節の痛みだけではありません。全身の結合組織や血管なども炎症を起こし、関節以外のさまざまな症状を発症させることもあります。

全身症状としては疲れやだるさ、脱力感、体重減少、食欲の低下などで、症状が悪化すると肺炎や心臓疾患、胃潰瘍などのリスクも高まります。「白書」によると、関節以外の症状として、「乾燥性結膜炎(眼が乾燥する。ごろごろする。ドライアイ)」(39.8%)、「浮腫(むくむ、指で押すとくぼみが残る)」(39.1%)、「皮下結節(皮下にできる固いしこり)」(34.5%)、皮下出血(32.8%)と調査結果を発表しています。(複数回答)

関節リウマチで怖いのは合併症のリスクが高くなることです。たとえば間質性肺炎は「リウマチ肺炎」とも呼ばれ、リウマチ患者の発症リスクは健康な人よりも高くなります。さらに、骨粗鬆症や貧血なども合併しやすい病気です。
「白書」によると、関節リウマチ患者が診断された合併症として、骨粗鬆症(45.1%)、貧血(37.7%)、シェーグレン症候群(17.8%)、肺炎(11.4%)、橋本病など甲状腺の病気(8.3%)となっています。

近年のトピックスでは、関節リウマチと歯周病との関係です。関節リウマチの患者は歯周病になっている確率が高い一方、歯周病を原因として関節リウマチを発症する可能性があることなどが指摘されています。2013年に行われた日本歯周病学会や日本リウマチ学会などで、歯周病と関節リウマチとの関連性が発表されています。

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