乳がん(癌)の症状・初期症状・痛みの原因について
乳がんの症状
初期症状はしこりやくぼみ、痛みなど
乳がんの初期症状で代表的なものは、「乳房のしこり(腫瘤=しゅりゅう)」です。乳がんが一番出来やすい場所が、乳房の外側上部(全体の約50%)で、次に多いのが内側上部(同20%)です。これらの部分がしこりが出来やすい場所です。

また、乳房にエクボのようなくぼみが出来たり、皮膚が赤く腫れたりすることがあります。乳頭から血の混じった分泌液が出たり、乳頭・乳輪部分に湿疹やただれが発生したりすることもあります。
乳房の近くのリンパ節に転移していると、わきの下のリンパ節がある部分などに痛みを生じることもあります。
ただ、しこりや痛みや腫れなどの症状があるからといって、必ず乳がんという訳ではありません。乳腺症や乳腺炎などでも同様の症状が起きる場合があるからです。乳がんが疑われる症状が出た場合は自己判断せずに、きちんと検査をして、その原因を調べることはとても大切です。
乳がんでも入れる可能性のある医療保険は
2商品あります。
※必ずお読みください
こちらより資料請求できる商品は「持病がある方をささえる医療保険(引受基準緩和型保険や無告知型保険)」です。お客様の治療状況によっては他の商品をご案内できる場合がございます。死亡保険やがん保険など医療保険以外をご希望の方は0120-880-081まで、お問合せください。
女性ホルモンのエストロゲンが大きな影響
乳がんは、女性のがんの中でも罹患率が1位です。その発生や増殖には、女性ホルモンの「エストロゲン」が大きくかかわっていることが分かっています。生涯の分泌量が多く、エストロゲンにさらされている期間が長いと、乳がん発症のリスクが高くなるのです。
たとえば、(1)初潮年齢が早い、(2)閉経年齢が遅い、(3)出産・授乳経験がない、(4)初産の年齢が遅い人―などは、エストロゲンの分泌の機会が多くなるため、より注意する必要があります。エストロゲンは閉経後に脂肪組織で合成されるため、閉経後の肥満もリスク要因となります。また、経口避妊薬の使用や閉経後のホルモン補充療法、喫煙や習慣的な飲酒も、乳がん発生に影響を与えることが指摘されています。
乳がんの早期発見には定期検診を
では乳がんが疑われた場合、どのような検査が行われるのでしょうか。
まず、医師による視診や触診で、乳房の状態やしこりの硬さや大きさ、えくぼの有無などを確認します。その後、乳腺専用のX線検査である「マンモグラフィ(乳房撮影法)検査」や超音波(エコー)検査で、腫瘍の位置や大きさ、数などを調べます。
30歳代までの女性は乳腺が発達しており、マンモグラフィでは乳房全体の画像が白く写り、乳がんを発見しにくいことがあります。そのため、30歳代以下では超音波検査がより有効な検査となります。
乳がんの確定診断は、病変の一部を採取してがんかどうかを顕微鏡で調べる「細胞診」や「組織診」で行われ、ここで良性か悪性(がん)かの鑑別をします。その後、腫瘍の広がりや正確な位置、正確な数などを調べるために、「CT」や「MRI」を活用した検査を行います。
乳がんは、女性のがんの中で最も患者数が多い病気ですが、その罹患率は近年増加傾向にあります。早期発見で高い治癒効果が見込めるため、自治体が40歳以上を対象に実施している乳がん検診や、会社の婦人科検診などを定期的に受けることが大切です。
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- (参考)
- 国立がん研究センター がん対策情報センター「がん情報サービス」
http://ganjoho.jp/public/cancer/index.html - 「病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科」(メディックメディア刊)
- 「大安心 健康の医学大事典」(講談社刊)
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