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となりの保険事情

民間の医療保険は必要ですか?
毎月保険料を払っている健康保険(公的医療保険)があるなら不要では?

ミキさん(25歳)

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    • 職業
      会社員(歯科衛生士)
    • 年収
      250万円
独身女性の保険 健康保険 高額療養費
医療保険 社会保障 20代の保険

1. 「高額療養費制度」は医療費の自己負担額が抑えられる

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友人が民間の医療保険に加入したそうです。会社員として毎月保険料を払っている健康保険があるのに必要なのでしょうか?

会社員であれば、お給料日に健康保険料や厚生年金保険料、税金控除後の手取り金額にガッカリすることがよくあると思います。それだけ高額な保険料を払っているのに、さらに医療保険が必要なの?と疑問に思うのも当然です。

健康保険(公的医療保険)には、病気やケガにそなえる保障が二つあります。

一つ目は「高額療養費制度」です。
この制度は、 同一月(1日から月末)に払った医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、超えた金額が後日払い戻される制度です。
医療機関別や入院・外来別など、それぞれの保険診療の自己負担額が同一月に21,000円以上を超えた場合に、その合計額から高額療養費制度の自己負担額を差し引いた額が払い戻されます。

ミキさんの場合、現在の年収で計算すると、同一月の自己負担限度額は57,600円です。
一年間に3回以上払い戻しを受けると、4回目からの自己負担限度額は44,400円と、さらに少なくなります。

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高額療養費制度があるなら、さらに保険料を払って民間の医療保険に加入する必要がないと感じるのですが…。

高額療養費制度を利用すれば医療費の自己負担額は抑えられますが、対象外になるものもあるため、民間の医療保険が全く不要というわけではありません。

例えば、月末から月をまたいで入院した場合、対象となる医療費は、ふた月となります。
総額の医療費は自己負担限度額を超えていても、ひと月ずつの医療費が自己負担限度額に満たない場合、高額療養費制度は利用できません。

また、入院時の食事代や差額ベッド代、先進医療の治療費や自費診療費などは高額療養費制度の対象外です。

個室に入院した際の差額ベッド代は、20,000円程度かかる場合があります。5日間入院した場合、医療費と差額ベッド代で10万円を超えてくる可能性もあります。
不意の出費にそなえる貯蓄が十分ない間は、少額の医療保険で準備しておくとよいでしょう。
その場合、入院給付金日額5,000円の医療保険に加入すれば、5日間の入院で25,000円が給付されますが、差額ベッド代分を賄うことはできません。
しかし、入院給付金日額10,000円の医療保険に加入すると、その分保険料は高額になり、負担が増します。
入院給付金日額5,000円程度の医療保険と並行して貯蓄を増やすことをおすすめします。

2. 医療費だけじゃない!
休業中の生活を保障してくれる「傷病手当金」

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医療保険が必要な理由がよくわかりました。もうひとつの保障とはどんな制度ですか?

健康保険でそなえることができる二つ目の保障は「傷病手当金」です。
この制度は、病気やケガで 3日間連続して仕事を休んだ場合に、4日目から給与のおよそ3分の2が最長1年半、支給される制度です。
ただし、病気やケガで休業している間の生活保障を目的としている制度のため、給与の支払いを受けている間は、傷病手当金の支給はありません。 ※支払われている給与が傷病手当金より少ない場合、その差額の給付が受けられます。
そのため、有給休暇が使える期間は有給休暇を使うことになり、その後1年半は傷病手当金の支給を受けることができます。

医療保険を考える際には、高額療養費制度と傷病手当金を見込んだ上で、保険だけに頼りすぎないことが大切です。

3. 「保険を使う時」を考えて、
シンプルでわかりやすいものを

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民間の医療保険を選ぶ際に、気を付けた方が良いことはありますか?

20代のミキさんは、子宮筋腫や子宮内膜症など女性特有の病気や、妊娠時の切迫早産による長期入院がリスクとして挙げられます。
婦人科系の病気であれば短期入院と手術、切迫早産など妊娠・出産に関連したものあれば長期入院または自宅療養が考えられます。
また、乳がんや子宮のがんなど、がんは通院による治療が増加傾向にあります。

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女性向けの保険は、婦人科系疾患について保障が手厚くなりますが、症状によっては保障を受けられるか(給付金を受け取れるかどうか)の判断が難しい場合もあります。
請求の際に迷ってしまうこともありますので、 できるだけシンプルでわかりやすい保険を選ぶことをおすすめします。

医療保険であれば、給付金を受け取れる場合の要件が明確になっているものを、 がん保険であれば、がんと診断された時点で一時金を受け取れるものであれば、通院治療にもそなえることができます。

※参考
●高額療養費制度
●傷病手当金

まとめ

  • 民間の保険を検討する際には、
    高額療養費や傷病手当金など、健康保険で利用できる制度があることを考えて
  • 医療保険やがん保険は「いざという時」に
    使いやすい、シンプルでわかりやすいものを

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社会保障制度や保険商品全般に関する情報は2017年1月現在のものです。