火災保険のシミュレーションサイト!使うメリットと注意点をご紹介
「火災保険料がどれくらいかかるのかすぐに知りたい」と思ったときに、使えるのが火災保険のシミュレーションサイトです。
オンライン上ですぐにおおよその火災保険料が算出できるものとして、下記のようなサイトがあります。
シミュレーション一覧
- Will Navi|火災保険比較
- 損保ジャパン|1分でできる保険料クイック試算
- ジェイアイ傷害火災保険|クイック試算
質問項目を埋めるだけで簡単に火災保険料が算出できますが、これはあくまでも概算です。
正確な火災保険料を算出するには細かな建物の状況や補償内容、家財の補償金額などを把握しなければならず、簡単なシミュレーションではそこまで把握できません。
だからこそシミュレーションサイトをうまく活用し、自分に合った火災保険の検討へとつなげていくことが大切です。
そこでこの記事では
- すぐに火災保険料がわかるシミュレーションサイト
- シミュレーションサイトを利用するメリット
- シミュレーションサイトを利用するときの注意点
をまとめてご紹介します。
この記事を最後まで読めば、自分に合う火災保険のシミュレーションサイトが利用できるようになり、具体的な火災保険の検討へとつなげていけるはずです。
ぜひ、火災保険のシミュレーションサイトを賢く利用して、効率よく自分に合う火災保険を検討してみましょう。
今すぐ使える!火災保険シミュレーションサイト
おおよその火災保険料をすぐ知りたいときに便利なのが「火災保険シミュレーション」です。
ポイント
- 簡単におおよその火災保険料が算出できる
- オンライン上ですぐに算出結果を確認できる
- 把握できている情報で利用できる
という3つの基準を満たしたシミュレーションサイトのみを厳選しました。一つひとつ向いている人や特徴をまとめたので、自分に合うシミュレーションサイトを探してみてください。
シミュレーション一覧
- Will Navi|火災保険比較
- 損保ジャパン|1分でできる保険料クイック試算
- ジェイアイ傷害火災保険|クイック試算
(1) Will Navi|火災保険比較
チェック項目 |
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シミュレーション結果 | 料金表示 | 〇 |
補償内容表示 | 〇 | |
比較商品数 | 最大4社の商品 | |
向いている人 |
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シミュレーションサイトURL | https://www.nissen-life.co.jp/kasai/engine/ |
【特徴】
火災保険を検討しはじめたばかりで知識が少ない状態でも、住まいの地域と建物の構造さえわかればすぐに最大4社の火災保険料が算出できます。
シミュレーション結果が見やすく補償内容や適用される割引、加入条件なども一覧になっているので、商品同士の細かな違いがわかりやすく比較検討しやすいところが特徴です。
そのまま一括見積もりができるため、概算を知ってからノンストップで気になる保険商品の見積もりができるようになっています。
(2) 損保ジャパン|1分でできる保険料クイック試算
チェック項目 |
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---|---|---|
シミュレーション結果 | 料金表示 | 〇 |
補償内容表示 | 〇 | |
比較商品数 | 損保ジャパンの火災保険3商品 | |
向いている人 |
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シミュレーションサイトURL |
https://www.sompo-japan.co.jp/
「ご検討中のお客さま」から「火災・地震の保険」に進み、「試算をスタート」ボタンをクリックすると試算ができます。
|
たとえば、家財の金額や建物の金額が不明な場合でも「3DK」「4DK」など近い状況を選択できシミュレーションができるので、少しでも自分の状況に近いおおよその金額を知りたい人におすすめ。
一方で、シミュレーション結果には損保ジャパンの火災保険商品しか表示されないので、多くの火災保険商品から比較検討したい場合には不向きとなっています。
(3) ジェイアイ傷害火災保険|クイック試算
チェック項目 |
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---|---|---|
シミュレーション結果 | 料金表示 | 〇 |
補償内容表示 | 〇 | |
比較商品数 | ジェイアイ傷害火災保険の1商品 | |
向いている人 |
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シミュレーションサイトURL | https://www.jihoken.co.jp/ieho/sim/ |
【特徴】
こちらのシミュレーションサイトは算出金額が**「1年一括」「5年一括」「10年一括」の3パターンで見やすく表示され、支払い方法による料金差が把握しやすくなっています。**
すべての補償をつけた場合と最小限の補償をつけた場合の2パターンでの比較もでき、補償内容による差額がわかりやすいところも特徴です。
一方で、詳細な火災保険料を知るには建物の構造や家財の有無など不足している情報が多いので、目安程度に把握するといいでしょう。
シミュレーションサイトを利用する3つのメリット
火災保険のシミュレーションサイトはすぐにおおよその火災保険料がわかるだけでなく、火災保険の検討や見直しに役立つ3つのメリットを持っています。
ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介します。
(1) 火災保険料の目安がわかる
火災保険を検討したいときにおおよその相場がわからないと、火災保険商品の比較検討ができません。
シミュレーションサイトを利用しおおよその相場を把握することで、「加入しようとしている火災保険の保険料と補償内容は、自分に合っているのか?」を判断する目安ができます。
とくに、引っ越しなどで住んでいる環境が変わる場合は自分なりの火災保険料の基準を持っておかないと、勧められた火災保険や目についた火災保険に加入してしまい、あとから「しっかり判断すればよかった」と後悔することに。
自分にとってベストな火災保険をジャッジするための目安作りとして活用すると、火災保険が検討しやすくなります。
(2) 火災保険料を左右するポイントがわかる
初めて自分で火災保険を検討する場合、どのような項目が火災保険料を左右しているのか知らない人がほとんど。
シミュレーションサイトは火災保険料を左右するポイントを質問項目にしているため、自然と火災保険料を決めるポイントが把握できるようになります。
第1章でご紹介したシミュレーションサイトを見てもらえばわかりますが、項目の増減はあっても質問項目はどれも同じです。
- 戸建て・マンション:どのような建物が火災保険の対象となるか
- 建物の構造:木造や鉄骨造など建物の構造
- 築年数:築何年の建物なのか
- 建物の購入価格:建物を購入したときの金額
- 家財の金額:ベッドやテーブル、ソファなど家財の合計金額
- 住まいの地域:建物がある所在地
- 補償の内容:どのような補償をつけるか
- 地震保険の有無:火災保険とセットで地震保険に加入するかどうか
つまり、ある程度質問項目がわかっていれば具体的に火災保険の検討をはじめたときに、「コストダウンはできないか」「補償内容を手厚くできないか」と、より自分にあう火災保険を相談できる視点が持てるのです。
シミュレーションサイトを利用することは、火災保険の仕組みや料金形態を知るためにも一役買ってくれます。
(3) 火災保険料を見直したいときの比較検討ができる
すでに火災保険に加入している場合、加入している条件でシミュレーションをすると他の火災保険と簡単に比較検討ができます。
一度に数社の保険商品がシミュレーションできるサイトを選べば、今の補償内容や保険料が妥当かどうか一目で確認することが可能。
もっと安くなることや補償を手厚くできることがわかれば、具体的な火災保険の見直しができます。
一度加入するとそのままになってしまうことが多い火災保険ですが、シミュレーションサイトを利用することで見直しの余地があるかを把握でき、現状に合わせて最適化できるところもメリットです。
シミュレーションサイトを利用するときの注意点
火災保険のシミュレーションサイトはメリットを活かせるように利用しないと、思うような結果につながりません。
そこで最後に、火災保険のシミュレーションサイトを利用するときの注意点をご紹介します。ぜひ、シミュレーションサイトを利用する前にチェックしてみてください。
(1) シミュレーションサイトで算出できるのはあくまでも概算
シミュレーションサイトでは、一人ひとりの状況に合わせた明確な火災保険は算出できません。
火災保険料を決めるためには、建物の状態や大きさ、家財の金額や必要な補償内容など多くの情報が必要です。
しかし、シミュレーションサイトは誰でも簡単にある程度の火災保険料を把握できるという性質上、明確な料金が算出できないようになっています。場合によっては、細かく見積もりをしたときに大きな差が生まれることもあるでしょう。
そのため、算出された料金を過信せずに、あくまでも目安となる数値として利用することをおすすめします。
(2) 状況に合うシミュレーションサイトを利用する
今の状況に合うシミュレーションサイトを利用しないと必要な情報が把握できず、火災保険の検討に役立てることができません。
第1章で紹介したシミュレーションサイトをよくある悩み別に分けると、下記のようになります。
状況別おすすめのシミュレーションサイト一覧表 | |
---|---|
より多くの商品と比較検討がしたい |
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少ない情報でもシミュレーションがしたい |
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より正確なシミュレーションがしたい |
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手元にある情報が少ない場合は、多くの質問事項があるサイトでは上手くシミュレーションができません。一方で、できる限り正確な料金を算出したい場合は、細かな質問事項があるシミュレーションサイトを利用する必要があります。
このように、知りたい情報や今の状況に合わせてシミュレーションサイトを選んで利用することが大切です。
(3) シミュレーションしただけで終わらない
シミュレーションサイトを使いおおよその金額がわかったところで満足してしまうと、火災保険の検討がなかなか進みません。
**自分なりの火災保険料の目安が持てたところで一括見積もりをし、具体的な検討をはじめましょう。**下記の一括見積もりサイトを使えば、早くて翌営業日にメールにて一括見積もりが届きます。
数社の火災保険商品の明確な火災保険料がわかるため「どの火災保険に加入するのか」という次のステップに。自分に合う火災保険を効率よく検討するために、シミュレーションが終わったら一括見積もりに進みましょう。
書類で複数社の火災保険の見積もりを
作成可能です。
一括見積もりをする前に悩んでいることや聞いておきたいことがある場合は、お気軽に当社までご相談ください。
まとめ
いかがでしたか?
火災保険のシミュレーションサイトを利用するメリットやおすすめサイトが把握でき、具体的な検討につながるような使い方ができるようになったと思います。
最後に、記事の内容をまとめると
すぐにおおよその火災保険料が把握できるシミュレーションサイトは以下のとおりです。
火災保険シミュレーション一覧
- Will Navi|火災保険比較
- 損保ジャパン|1分でできる保険料クイック試算
- ジェイアイ傷害型火災保険|クイック試算
- 火災保険シミュレーションサイトを利用するメリットは次の3つ
- 自分に合う火災保険料の目安が把握できる
- 火災保険料を左右する項目がわかるようになる
- 火災保険料を見直したい場合にも活用できる
- シミュレーションサイトを利用するときに注意したいのは次の3つ
- シミュレーションで算出できるのはあくまでも概算で過信してはいけない
- 自分の悩みや知りたい情報に合わせたシミュレーションサイトを利用する
- シミュレーションをしただけで満足せず一括見積もりにつなげる
この記事を参考に火災保険のシミュレーションサイトを賢く利用できるようになり、具体的な検討に進めることを願っています。
- JI2019-743
出典
「医療給付実態調査(平成29年度)」第3表」(厚生労働省)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450389&tstat=000001044924&cycle=0&tclass1=000001044945&tclass2=000001132104
「部位別がんの治療費:肝臓がん Aステージでの治療方法と治療費(概算」(がん治療費.com)
https://www.ganchiryohi.com/cost/406#link_06
「令和2年度診療報酬改定について(第3 関係法令等 (2)-1放射線治療)」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00027.html
「平成30年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000473028.pdf
「平成30年6月30日時点における先進医療Aに係る費用」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000473030.pdf
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