【保障はシンプル・保険料は安く】70歳以上におすすめの医療保険3選

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【保障はシンプル・保険料は安く】70歳以上におすすめの医療保険3選

70歳を超えてくると病気のリスクが高くなり、すでに入院や手術の経験がある・現在も通院をしているという方も多い年代です。
高額療養費制度などの公的医療保険があるとはいえ、年金だけで治療費や諸費用を払えるのかと心配に思う方も多いと思います。

以前よりは80歳以上でも入りやすい保険は増えていますが、年齢を重ねている分保険料が高く、保障と保険料のバランスに悩む方も多いのが現状です。
このコラムでは70歳以上におすすめの医療保険を紹介します。
また、本当に医療保険が必要なのか、高齢者が保険に入るときに注意してほしいことを解説します。

70歳以上におすすめの医療保険3商品

医療保険には大きく分けて健康な方向けの医療保険と、健康に不安がある(持病・既往歴がある)方向けの引受基準緩和型医療保険があります。
もし通院・治療中の病気やケガがあっても、病名や治療状況によっては健康な方向けの医療保険でも加入できる可能性があります。

今回は健康な方向けの終身医療保険と健康に不安がある方向けの終身医療保険、できるだけ保険料を手ごろに抑えたい方向けの定期医療保険の3商品を紹介します。

3商品まとめて資料請求
*各商品の詳細については必ず「パンフレット」「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報・その他重要なお知らせ)」「ご契約のしおり・約款」をご覧ください。


健康な方向け
「新メディフィットA」 メディケア生命保険株式会社

商品の特長

  • 85歳までお申込みができます。
  • 病気やケガによる入院・手術などを一生涯保障します。保険料はご加入から上がりません。(損傷特約、継続入院・在宅療養収入サポート特約の保険期間は 80歳まで)
  • 保障内容は必要に応じて自由に選択できます。


 

【月払保険料例】

 

男性

女性

70歳

4,350円

3,320円

75歳

5,250円

3,990円

80歳

6,330円

4,695円

【試算条件】ライトプラン(21) 【主契約】医療終身保険(無解約返戻金型)(20)(60日型、疾病入院給付金の特則適用なし、初期入院10日給付特則適用なし、Ⅰ型(外来手術増額特則適用なし)):1日につき5,000円+先進医療・患者申出療養特約(21) 保険期間・保険料払込期間:終身の場合 2024年3月時点

このライトプラン(21)であれば、70歳以上の方であってもお手頃な保険料で終身医療保険の検討が可能です。

さらに保障内容は必要に応じて自由に選択できます。特約の種類が充実しているので、がんや介護などに手厚く備えることができます。

新メディフィットAは健康な方向けの商品ですが、持病がある方向けの商品「メディフィットRe」もあります。


資料請求はこちら

ネット見積り・申込み

※保険会社のWEBサイトに移動します。

 

持病・既往歴がある方向け
「なないろメディカルスーパーワイド」 なないろ生命保険株式会社

商品の特長

  • 健康状態の告知は2つだけ。がんなどの大きな病気にかかったことがある方も入りやすい。
  • 日帰り入院でも退院後の通院治療でも、一時金が受け取れる。
  • 契約初年度から給付金は満額保障。


 

【月払保険料例】

 

男性

女性

70歳

8,982円

8,286円

75歳

10,254円

9,639円

80歳

11,705円

11,155円

【試算条件】入院給付金日額5,000円 手術給付金・放射線治療給付金10倍 引受基準緩和型先進医療特約あり 保険期間・保険料払込期間:終身 保険料払込方法:月払(クレジットカード扱・口座振替扱) 2024年1月時点

以下の2つの質問事項が両方とも「いいえ」であれば申込みできる商品ですが、告知が少なく入りやすい分保険料が通常の保険と比べると割高になっています。

  1. 最近3か月以内に、医師・歯科医師から、入院、手術、放射線治療をすすめられたことまたは説明をうけたことがありますか。
  2. 過去1年以内に入院をしたこと、または手術、放射線治療(電磁波温熱療法を含みます)をうけたことがありますか。

※上記は告知書の質問事項の概要です。正確な質問事項は「商品パンフレット」「告知書」にてご確認ください。

※白内障などの一部の病気やけがによる入院・手術・放射線治療は、質問事項2が「いいえ」となる場合があります。

※質問事項に該当しない場合でも、ご職業・過去の契約状況等によりお引き受けできないことがあります。


病名や治療状況によっては、詳細な告知をすることで健康な方向けの商品を検討できる可能性があります。
健康な方向けの商品を検討できるかどうかを自分で調べるのは大変なので、資料請求前に確認することをおすすめします。
 

 

資料請求はこちら

ネット見積り・申込み

※保険会社のWEBサイトに移動します。

 

手ごろな保険料で備えたい方向け
「オリーブの一時金保険 」 オリーブ少額短期保険株式会社

商品の特長

  • 89歳まで申込可能。最長99歳まで更新できるる保険期間1年間(掛け捨て)の医療保険。
  • 入院一時金のみのシンプルな保障、手ごろな保険料で入院に備えられる。
  • 健康状態の告知項目には「はい」か「いいえ」で答えるだけなので、簡単に申し込みができる。


 

【月払保険料例】

 

男性

女性

70~74歳

5,070円

3,460円

75~79歳

6,170円

4,410円

80~84歳

7,250円

5,470円

【試算条件】ベースプラン(10万円) 保険期間:1年更新(掛け捨て) 保険料払込方法:月払い 2024年1月時点

保障は1年ごとの自動更新、5歳刻みで保険料が設定されている定期医療保険のため、年齢によっては終身医療保険よりも保険料がお手ごろになるのが最大の特長です。
更新し続けると終身医療保険よりも月払保険料が高くなるケースがあること、保障の更新は99歳までなので100歳以降の保障がなくなるので注意が必要です。

 

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※保険会社のWEBサイトに移動します。


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*各商品の詳細については必ず「パンフレット」「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報・その他重要なお知らせ)」「ご契約のしおり・約款」をご覧ください。

 

70歳以上に医療保険は必要なのか

日本は公的医療保険制度が充実しているため、医療保険は必要ないという意見もあります。
確かに、75歳以上であれば後期高齢者医療制度で窓口負担が1割または2割になります。

また、高額療養費制度は70歳以上の場合、年収によって変わるものの年収が156万円~約370万円(標準報酬月額26万円以下 課税所得145万円未満等)の場合、自己負担額は6万円前後で、外来は2万円前後ですみます。

医療保険の必要性が高いのは、年代問わず「治療費を貯金から捻出することが難しい人」です。
言い換えれば、一定額の貯金があり減った分が一定期間内に補填できるなら医療保険の必要性は低いです。
貯金はあるけど他の目的で貯めていて使えない、生活費で精いっぱいでなかなか貯金ができないという場合は、医療保険が役に立つでしょう。

また、入院日数が短い傾向があると言われているものの、高齢者は入院が長期化することも少なくありません。
厚生労働省の「令和2年(2020)患者調査」によると、70歳以上の平均在院日数は約42日、75歳以上は約45日となっており、血管性及び詳細不明の認知症では300日以上入院しているというデータがあります。

また、病気やケガで入院をする場合、おむつを利用するケースがありますが、おむつ代は健康保険適用外であること、入院する病院によってはおむつが指定されているため、安いおむつを探して使うということができません。
※介護認定を受けた場合、介護保険で紙おむつの助成制度が利用できます。

その他にも病衣も指定されているケースがあること、入院中の食事代やテレビカードの購入費などの費用がかかります。入院が長期間になると大きな金額になりますが、これらの費用は高額療養費制度の適用外なので、すべて自己負担になります。

高齢者が医療保険を検討するときは、短期間の入院に対して手厚く備えるよりは、入院が長期化したときのリスクに備えられているかどうかに重点を置いてプランを考えることをおすすめします。

3商品まとめて資料請求
*各商品の詳細については必ず「パンフレット」「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報・その他重要なお知らせ)」「ご契約のしおり・約款」をご覧ください。

 

加入している医療保険がある場合は保障内容や保険期間を要チェック

10年以上前から医療保険に加入している方は、一度保障内容や保険期間(保障される期間)を確認してみましょう。

保障内容で注意すべきポイントは、入院給付金の支払事由です。
現在販売されている医療保険のほとんどは日帰り入院から保障されますが、以前の医療保険の場合、入院〇日目から保障となっていることがあります。
2日目からというものもあれば、長いものだと10日以上入院しないと保障されないというものもあります。

保険期間の注意すべきポイントは、終身と定期の違いです。
保険証券を見たときに、保険期間の欄に終身と書かれていれば保障は一生涯続く終身タイプ、10年や20年、〇歳までと書かれている場合は、一定期間保障する定期タイプということになります。

見間違えやすいのが主契約と特約で保険期間が異なる場合です。
昔は医療保障と死亡保障がセットになっていて、主契約と特約で保険期間が異なっている契約が多くありました。

例をあげると、死亡保障の一部が終身になっており、医療保障と上乗せ分の死亡保障が10年間の定期で80歳まで更新できるという契約で、お客さまは保険証券に主契約が終身と書かれているため特約部分も終身だと思っており、見直したときに初めて80歳で医療保障や死亡保障の一部がなくなることを知ったというケースがあります。

図:主契約と特約で保険期間が異なる契約の例


高齢になってから新しく保険に加入する場合は、保険料が高くなることが多く、健康状態や年齢制限によっては加入が難しいこと、健康に不安がある方向けの保険は保険料が割高になることがあります。

保険の見直しには、今ある契約を解約して新しく加入するだけではなく、今ある契約をいかしながら必要だと思う保障だけ上乗せするということも含まれます。
今加入している医療保険がある方は、保障内容などを確認し、本当に医療保険が必要なのかをふまえた上で、保険料と保障のバランスを考えてプランを組むようにしましょう。


保険証券の見方・保障内容の確認の仕方がわからないという場合は、加入している保険会社へ問合せてみたり、ニッセンライフの無料保険相談の利用をおすすめします。
専門の資格を持ったコンサルタントが保険証券診断を行い、保障内容を解説、その方の生活スタイルやニーズに合わせて必要な保障のアドバイスなどを行っています。

70歳になったら保険の管理方法を家族で話し合おう

70歳以上から保険に入るのは、健康状態の面で難しいケースが多く、保険料も高くなるため慎重に判断する必要があります。

保険は入ったら終わりではなく、支払事由が発生したら自分で請求をする、または指定代理請求人から請求する必要があるので、保障内容をしっかり把握していなければいけません。
高齢になるとどんな保険に入っていたのか曖昧になることが多いので、子供などの親族に加入している保険やどこに証券などが保管されているかを共有しておくと安心です。

原則として、保障内容の確認・変更手続きを契約者以外が行うことはできません。
管理が難しい、心配だと感じたら、早めに子供がいる場合は契約者を子供や孫などに変更することをおすすめします。
医療保険の給付金は非課税なので、契約者・被保険者(保障の対象者)・保険金の受取人の関係性を気にする必要はありません。

保険会社によっては事前に登録をしておくことで、契約者以外の家族が保障内容を確認できる制度もあります。
もし加入している保険があれば、制度があるかどうか、ない場合は契約者変更ができるか保険会社に確認してみるといいでしょう。

まとめ

70歳以上におすすめの医療保険の紹介、本当に医療保険が必要なのか、高齢者が保険に入るときに注意してほしいことを解説しました。
予算もありますし、何が不安なのか・どんな費用に備えたいのかは、個々の状況によって異なり、そのうえニーズを満たせる商品を探すことは骨が折れる作業だと思います。

ニッセンライフでは、電話で保険相談・申込手続きのお手伝いを無料で行っております。
70歳以上の方からのお問合せもありますが、高齢の親御さまのために保険を探しているという家族からのお問合せも多数あります。
ちょっとした悩みを相談するだけでもかまいませんので、お気軽にお問合せください。

3商品まとめて資料請求


OL202402A-11-00
HP-M311-709- 24048561 (2024.3.26)
N-B-23-0442(240326)

出典

厚生労働省「令和2年(2020)患者調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/index.html

掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。
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