【犬のペット保険】オススメを紹介します!
- 更新日:
(公開日:2021/03/22)

現在、犬の飼育頭数が減少している中で、ペット保険の加入率は増加傾向にあります。その傾向から、多くの人がペット保険を必要と考えていることがわかります。
では、なぜそのように多くの方がペット保険を必要と考えているのでしょうか?
今回は、いまさら聞けないペット保険についてくわしくお伝えします。
ペット保険とは?
ペット保険とは、ペットが万が一ケガや病気をした際に補償するものです。
ペットは人間と違って健康保険が存在しないので、かかった診療費は全額自己負担となります。
そのため、治療方法によっては高額な診療費が必要になることがあります。
家計への負担や、お金が用意できず治療を諦めざるを得なかったということを減らすために作られたのがペット保険なのです。
基本補償
・通院
診療治療、処置費、処方薬代などが補償されます。・入院
病気やケガによる入院費用が補償されます。・手術
病気やケガなどによる手術費用、手術時の麻酔費用などが補償されます。オプション(特約)
・ペットセレモニー
愛犬とお別れする時に火葬費用を補償します。・車いす作成費用
事故、ケガによる車いす作成費用を補償します。・賠償責任
他人にかみついてケガを負わせたり、他人のものを壊したりして損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に補償するものです。保険期間
ペット保険は原則1年更新です。
更新可能年齢が決まっている商品もあれば、亡くなるまで補償される(終身補償)商品もあります。
更新をするときはそのときの年齢で保険料が再計算されるため、保険料が変わることが多いです。
ペットも人間と同じで高齢になると病気やケガのリスクが増えるので、高齢になると保険料は高くなります。
加入条件
ペットの種類
ペット保険では犬・猫を対象とする商品が一般的です。
商品の中には、うさぎやモルモット、ハリネズミなどの小動物、オオムやジュウシマツなどの鳥類、トカゲなど爬虫類を対象とするものもあります。
年齢
0歳から加入できます。
ペットの年齢が分からない場合には、動物病院で推定年齢を調べてもらうことが可能です。
ペット保険では、商品や動物の種類により新規に加入できる年齢の上限が異なります。
犬・猫では7歳から13歳の間に上限を設定している商品が一般的です。また、犬・猫ではシニア向け商品もあります。
なお、0歳から加入できる場合でも「生後30日経過後」といった制限があるものもありますので、加入の際にはよく確認しましょう。
健康状態
ペットの病歴を告知書に記載し、提出します。
過去に病気やケガをした経験がある場合、条件付きでの加入、または、保険に加入できないことがあります。
加入時の条件とは、過去にかかったことがある病気やケガを補償しないというものです。
犬のペット保険は必要なのか?
犬の診療費
アニコム損保の調査※1によると、ペットにかかった費用のうちケガや病気の診療費の平均は、犬で59,387円、猫で34,395円でした。(2021年)
犬の場合は、小型犬57,727円、中型犬44,063円、大型犬68,671円と体格で診療費に差があります。
ペット医療では、同じ治療でも病院によりかかる金額が変わりますし、その費用は全額自己負担です。日ごろからペットの健康状態に気を配っていたとしても、骨折や誤飲といった突発的な事故が起こったり、夜間に体調が急変することはあります。また、手術や入院が必要な場合には診療費が想定を超えることも。ペット保険はペットの治療にかかる経済的負担を軽くできるので、加入をおすすめします。
※年齢や体重、病院によって診療費は異なるため、同一の病気であった場合でも診療費が大きく異なる場合があります。
犬種ごとにかかる可能性のある病気と診療費
・柴犬

柴犬の発症しやすい病気のひとつに皮膚炎があります。
診察と検査のあと、飲み薬で治療をすることが一般的です。
皮膚炎の治療を柴犬が受けた場合、数千円の費用がかかります。※2
※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。
⇒柴犬がかかりやすい病気についてさらに知りたい方はこちら
・フレンチ・ブルドッグ

フレンチ・ブルドッグが発症しやすい病気には、椎間板ヘルニア、アレルギー性皮膚炎、尿石症などがあります。
足が短く顔と体が地面に近くなることから、熱中症にも注意しなければいけません。
実際にフレンチ・ブルドッグが熱中症になった場合の診療費を見てみましょう。
点滴や1泊2日の入院治療を要したことから、5万円以上がかかったケースもあります。※3
症状によっては入院日数が長くなり、さらに高額になる場合もあります。
※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。
・チワワ

チワワが発症しやすい病気として、水頭症や僧帽弁閉鎖不全症、胃腸炎などがあります。
もし胃腸炎になったら、どれぐらいの診療費がかかるのでしょうか。
診察や検査、点滴などをして約15,000円かかったケースがあります。※4
胃腸炎は、脱水症状を引き起こすことで点滴治療も必要になり、外来でも高い診療費となりやすいのです。
※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。
⇒チワワがかかりやすい病気についてさらに知りたい方はこちら
・トイ・プードル

トイ・プードルの発症しやすい病気には、流涙症、白内障、外耳炎などがあります。
そのうち外耳炎になって動物病院にかかった例をみてみましょう。
耳の洗浄や薬での治療をおこない、約3,000円の診療費になります。※5
ただし外耳炎は繰り返しやすいため、何度も動物病院に通うことが多いです。
その都度診療費がかかります。
※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。
⇒トイ・プードルがかかりやすい病気についてさらに知りたい方はこちら
ペット保険加入のメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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保険商品プラン
保険料を抑えたい!
〈うちの子ライト〉アイペット損害保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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〈どうぶつ健保ぷち〉アニコム損害保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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高齢犬にも保険をつけたい!
〈どうぶつ健保しにあ〉アニコム損害保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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自己負担額をできるだけ少なくしたい!
<プリズムペット>SBIプリズム少額短期保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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※保障限度額、日数(回数)がございます。 |
気軽に受診・相談したい!
〈うちの子〉アイペット損害保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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〈どうぶつ健保ふぁみりぃ〉アニコム損害保険株式会社
※保険会社のWEBサイトに移動します。
特徴 |
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年齢別の保険料はあくまで目安としてお考えいただくことをお勧めします。
なぜなら、ペット保険は保険会社や商品によって、補償内容、範囲や付帯サービスが大きく異なる場合があるからです。
保険選びの注意点
・補償内容
ペット保険には定額補償、定率補償、実費補償の3つがあります。
定率補償は、かかった診療費の一定割合の補償が受けられます。
例えば支払割合が70%の保険の場合、病院に支払った診療費20,000円のうち14,000円がペット保険から給付されますが、6,000円は自己負担となります。
定額補償は、診療費に関係なく、補償限度額内で一定金額の補償が受けられます。
実費補償では、補償限度額内で診療費全額の補償が受けられます。
ペット保険を選ぶ際は、希望する補償内容と保険料のバランスや、保険料の家計への負担を考えて検討しましょう。
・補償開始時期
ペット保険は、申込書を出したからといって補償が開始されるわけではありません。
保険会社が申込みを受付日や申込手続きが完了した日などから、一定の間保険金が支払われない期間を設けていることが一般的です。
保険会社や商品により取り扱いが異なるので、保険加入する際には必ず確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ペット保険でそなえておくことで、家族の一員であるペットが病気やケガをしたときに、安心して治療を受けさせてあげられます。
各社からペット保険が販売されてますので、その特徴や補償内容を比較して、ご自身とペットの状況にあった保険を選びましょう。
さらにくわしくペット保険について知りたい方はこちらも参照ください。
⇒ペット保険の一覧、詳細はこちら
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JACAP202300037
W2009-0023
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出典
※アニコム家庭どうぶつ白書2022(アニコム損害保険株式会社)
https://www.anicom-page.com/hakusho/
※2「犬の手術・通院費用はどのくらいかかる?」(アイペット損害保険株式会社)
https://www.ipet-ins.com/dog-insurance/cost/
※3「犬の熱中症予防法は?初期症状と対処法も解説」(アイペット損害保険株式会社)
https://www.ipet-ins.com/media/21741/
※4「犬の保険金お支払い事例」(アイペット損害保険株式会社)
https://www.ipet-ins.com/dog-insurance/casestudy/
※5「犬の手術・通院費用はどのくらいかかる?」(アイペット損害保険株式会社)
https://www.ipet-ins.com/dog-insurance/cost/
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