ミニチュア・シュナウザー

- 平均体高
- オス
- 30~35㎝程度
- メス
- 30~35㎝程度
- 平均体重
- オス
- 5.8kg
- メス
- 5.8kg
- 平均寿命
13.2歳
このイヌ種について
概要
ミニチュア・シュナウザーは、スタンダード・シュナウザーをもとに品種改良し小型化されたドイツ原産の犬種です。見かけはスタンダート・シュナウザーと瓜二つでサイズが小さくなっただけという印象があります。かつては、ネズミ捕りや家畜の番など農場で仕事をする犬でしたが、最近では愛玩犬として人気が出てきました。
ジャパンケンネルクラブの分類ではテリアの仲間に属しますが、テリアの血統はまったく入っていないため、厳密にはテリアと異なると考えられています。イギリス原産のテリアに比べ、いわゆるテリア気質と呼ばれる攻撃的な性格は少なく、このドイツ原産のミニチュア・シュナウザーはおだやかであると言われています。
外見
ミニチュア・シュナウザーの外見・特徴は、なんといっても長い口髭とふさふさした眉毛にあります。その独特の風貌から、まるでおじいさんのような犬と呼ばれることも。
首や足が長くスマートな体形ですが、筋肉はよく発達していて力強く俊敏に動けます。断耳するとピンと立ったV字型の耳は、そのままだと下に垂れ下がっています。
ソルト・アンド・ペッパーと呼ばれる白と黒のまだら模様が一般的ですがそのほかにも、ブラック、ブラック・アンド・シルバー、ホワイトなどがあります。被毛は、ダブルコートで、オーバーコートは硬い針金状になっています。
習性・性格
ミニチュア・シュナウザーの習性・性格は一般的に、利口で忍耐強く穏やかな性格のため飼育しやすいとされています。人に対しては、命令に忠実で従順なため訓練がしやすく、ムダ吠えも少ないので優秀な番犬として育てることができるのです。活発で行動的でもあるので、散歩もかかさず行きましょう。特徴である長く伸びた髪を持っているので、こまめにトリミングをしてあげることが大切です。
かかりやすい病気
傷病例
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1位 外耳炎
耳介から鼓膜までの部分を外耳といいますが、この外耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。ワンちゃんでは多く見られる病気で、治療が遅れると慢性化する場合があるので、注意が必要です。
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2位 胃炎/胃腸炎/腸炎
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3位 嘔吐/下痢/血便
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4位 細菌による皮膚炎
細菌感染による皮膚の化膿性病変を膿皮症といいます。皮膚のバリア機構の破壊や免疫力の低下などが引き金となりどうぶつの皮膚で細菌が繁殖して、症状が発症します。
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5位 原因未定の皮膚炎
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5位 尿石症
尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が結晶化し、腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器で結石となり、さまざまな症状を引き起こす病気です。結晶成分により、ストラバイト結石、シュウ酸カルシウム結石、シスチン結石、尿酸塩結石などに分類されます。また、結石が存在する部位によって、腎結石、膀胱結石、尿道結石などと分類されることもあります。
- ※ 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)
診療費について
年間診療費
診療費例
年齢 | 7歳 |
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治療日数 | 通院1日 |
診療内容 |
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合計 | 7,500円 |
- ※ 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2017」より。
- ※ 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。