マンチカン

- 平均体高
- オス
- -
- メス
- -
- 平均体重
- オス
- 2~4kg
- メス
- 2~4kg
- 平均寿命
11.2歳
このネコ種について
概要
マンチカン(Munchkin)の歴史は他猫種に比べて浅く、1990年代から繰り返された交配により、新たな品種として認められました。その短い脚が特徴ですが、「短足猫」自体は古くから確認されています。イギリスやソ連、アメリカなどでも発見されたという報告があり、1983年にアメリカで本格的な繁殖が始まりました。
四肢が短いため胴が横長に感じますが、日常生活に支障が出ることはありません。木登り・ジャンプも容易にできます。
英語で**「小さい人、子供」**という意味のマンチキンとも呼ばれます。
外見
最大の特徴はなんといっても短い脚にあります。さらに大きな耳、クルミ型の目が合わさってとても愛くるしい外見をしています。
短足が認められるのは実は30%ほどで、あとは他の猫と比較すると足が短いかな、という程度。足の長い順にスタンダード・スーパーショート、ラグハラーと種類分けされています。
また歩き方も特徴的で、モデルの「キャットウォーク」さながら。尻尾をまっすぐに立て、片足をもう一方の足と同じ直線上に置き、腰を振りながら歩くのです。
可愛らしい見た目とは裏腹に筋肉質で、素早く歩いたり走ったりする姿に、最初は驚く飼い主さんもいます。
習性・性格
とても穏やかで優しく、他の猫との多頭買いも可能です。先に飼っている猫ちゃんがいても、喧嘩することなくなじんでくれるでしょう。遊んでもらうのが大好きなので、たくさんコミュニケーションをとることが大切です。
賢く飼い主さんの指示も聞けるので、きちんとしつけてあげればお利口さんで留守番もしてくれます。
一方で臆病な性格でもあります。大きな声で怒鳴るととてもこわがるので、感情的にはならず「しつけ」を意識して接してあげてくださいね。
かかりやすい病気
傷病例
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1位 嘔吐/下痢/血便
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2位 膀胱炎
膀胱に炎症が起こることが原因となり、血尿、頻尿、排尿時の痛みなどの症状が見られる病気が膀胱炎です。排尿困難や血尿などの泌尿器症状を引き起こす「猫下部尿路疾患(FLUTD)」の要因の1つです。
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3位 外耳炎
耳介から鼓膜まで(外耳)の耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。激しい痒みを伴い、大量の耳垢や臭いのある分泌物がでることが特徴です。
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4位 胃炎/胃腸炎/腸炎
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5位 結膜炎
まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こす眼の病気です。ネコちゃんではしばしばみられ、片眼だけのこともありますが、両眼ともに結膜炎を起こす場合もあります。
- ※ 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)
診療費について
年間診療費
診療費例
年齢 | 7歳 |
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治療日数 | 通院1日 |
診療内容 |
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合計 | 6,600円 |
年齢 | 7歳 |
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治療日数 | 入院5日、手術1回 |
診療内容 |
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合計 | 290,000円 |
- ※ 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2016」より。
- ※ 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。