愛犬のためのペット保険
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ペットとして犬を飼われている方。
家族の一員として、かわいがられている方も多いのではないでしょうか。
犬も人間と同様、ケガをしたり、病気にかかることがあります。
その時、お世話になるのが動物病院。
人間と違い、健康保険制度がないので、治療費が高額になることがあります。
その時にそなえて「ペット保険」を検討してみてはいかがでしょうか。
実は、ペット保険は犬が幼いうちにしか加入できないケースが多いのです。
しかし、犬の長寿化にともない、高齢になってから加入できるペット保険が増えてきました。
この記事では、犬の長寿化の要因から、ペット保険を選ぶポイントを解説します。
犬も長寿化の時代!?
犬の寿命は昔よりも長くなっています。
アニコム損害保険株式会社の『家庭どうぶつ白書』(2019)によると、2008年から2017年の10年間にかけて、犬の平均寿命は13.3歳から14歳にのびています。
数か月単位の違いしかないと思われるかもしれませんが、人間の年齢に換算すると約4~5歳分のびているということになります。
犬の寿命が延びている要因は、主に次のことが挙げられます。
- ペット医療の充実
- 食事の改善
- 飼育環境の変化
それぞれの要因について、みていきましょう。
ペット医療の充実
農林水産省の「飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」によると、動物病院の数は2004年の9,245施設から2019年の1万2,116施設に増えています。
動物病院の数が増えることで、健康診断やワクチン接種が受けやすくなり、緊急のケガや病気にも対応できるようになってきました。
ペット医療の充実により、犬がより長く健康で生きられるようになってきたのです。
食事の改善
昔は、人間のご飯の残り物が与えられるというケースもありました。
しかし、ドッグフードの普及により、栄養バランスの取れた食事に改善されました。
近年では、犬の品種や年齢ごとに必要な栄養素をバランスよく取り入れたドッグフードも販売されています。
療法食のような犬の栄養バランスを重視したドッグフードも販売されるようになり、ドッグフードの品質は向上してきています。
栄養バランスの取れたドッグフードの普及により、犬の食事環境は改善され、長生きの要因となったのです。
飼育環境の変化
インターネットの普及により、犬の飼育方法の情報について、アクセスしやくなりました。
また、室内での飼育が一般的になったことで、飼い主が犬の健康状態を管理し、犬の体調の変化に気づきやすくなりました。
飼い主と犬の距離が近くなったことで、犬の飼育環境は改善したといえます。
ケガや病気に気をつけよう

犬の寿命がのびることは、飼い主にとっても、犬にとっても幸せなことです。
しかし、犬も人間と同じように年を重ねると、体力が落ち、ケガをしやすくなったり、病気にかかりやすくなったりするので注意が必要です。
犬のケガや病気
上記のグラフから、ペット保険の保険金の請求割合は、犬が高齢になるほど高くなっていることがわかります。
特に、循環器疾患と泌尿器疾患については、年齢との相関性が高く、高齢になるほど、発症のリスクは高くなります。
・循環器疾患
循環器疾患とは、弁膜症や心筋症、不整脈など循環器系の疾患です。
弁膜症の一つである「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」は、老齢の小型犬での発症が多い心臓の病気で、対応が遅れた場合は命を落とすリスクがあります。
初期の段階では症状がないので、動物病院での聴診で心雑音が聴取され、気づくことが多いようです。
僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の中の左心房から左心室に血液を送るときに、血液が逆流しないように制御する役割をになっている僧帽弁がうまく機能しなくなることを言います。
僧帽弁閉鎖不全症を含む循環器疾患により手術を行った場合、年間の平均診療費は104万4,371円で高額となるケースがあります。
*アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書mini2」(2018)
・泌尿器疾患
泌尿器疾患には、膀胱炎や尿石症(尿路結石症)、腎不全などがあります。
泌尿器の病気でとくに気をつけたい病気は尿石症(尿路結石症)です。
オスがなりやすく、結石が大きくなった場合は手術をして取り除く必要があります。
尿石症にともなう、年間平均診療費は2万9,687円(手術あり・なし含む)です。
*アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書mini2」(2018)
これら疾患は犬の高齢化にともない、発症のリスクが高まる病気です。
その治療費にそなえるため、ペット保険の検討しておきましょう。
ペット保険を選ぶポイント

ペット保険は、犬が幼い頃から、検討することをオススメします。
高齢になってからでは加入できなかったり、制限がついたりする場合があるからです。
その点を踏まえ、ペット保険を選ぶポイントをご紹介します。
年齢制限がある
犬が高齢になり、年齢制限を超えてしまった場合はペット保険に加入できなくなる場合があります。
年齢制限は保険会社により異なりますが、一般的には8歳~12歳あたりに制限がもうけられている場合が多いです。
また、「8歳以上の犬(猫)が加入できる」というようなシニア向けのペット保険もあるため、通常のペット保険には年齢制限で入れないという場合は、シニア向けのペット保険を検討してみましょう。
ケガや病気をすると保険の加入が難しくなる
先に尿石症(尿路結石症)について解説しました。
ペット保険に加入する前に尿石症になっていた場合、再発のリスクが高いと判断されて、ペット保険加入ができない場合があります。あるいは、「尿石症や泌尿器系の疾患は補償の対象外とする」のような条件がつく場合があります。
高齢になり、病気になってからではなく、幼く元気なうちに、ペット保険を検討するようにしましょう。
保険料
ペット保険の保険料は、加入時の保険料のままずっと一定ではなく、ペットの年齢が上がるにつれて、保険料が上がる場合が多いです。
なお、犬の年齢以外にも品種や体重、補償内容などによって、保険料は異なります。
そこで、保険料が毎年更新されるもの以外にも、3年更新や年齢がシニアに到達したときに更新されるタイプのペット保険や保険料の上昇が緩やかなペット保険を検討してみてはいかがでしょう。
なお、保険料を「月払」ではなく「年払」にすることで、保険料を抑えられる場合があります。
一回で支払う保険料は高くなりますが、トータルで見たとき割安になるので、年払を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、犬が長寿化している要因からペット保険を選ぶポイントを解説してきました。
高齢になるほど、ケガや病気のリスクは高まり、場合によっては多額の治療費が必要になるリスクがあります。そのようなリスクにそなえ、大事なペットに十分な治療を施してあげるためにも、ペット保険の加入をオススメします。
”Will Navi”では、各社のペット保険を比べて簡単に申込ができますので、ぜひご活用ください。
じっくり比較して、ご自身に最適な保険を選びましょう。
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出典
「家庭どうぶつ白書(2018・2019)」(アニコム損害保険株式会社)
https://www.anicom-page.com/hakusho/
「飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/animal/
「家庭どうぶつ白書 mini 2」(アニコム損害保険株式会社)
https://www.anicom-page.com/hakusho/
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201803.pdf
「みんなのどうぶつ病気大百科」(アニコム損害保険株式会社)
https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1433
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