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シー・ズー

シー・ズー
平均体高
オス
26.7㎝以下
メス
26.7㎝以下
平均体重
オス
5.9kg
メス
5.9kg
平均寿命

13.6歳

このイヌ種について

概要

シー・ズーは、チベット原産のラサ・アプソ中国原産のペキニーズを掛け合わせて作られた小型犬です。シー・ズーは、チベットと清王朝の歴史に深いかかわりがあります。かつてラサ・アプソは清王朝への貢物としてチベットで珍重されていました。やがて中国原産のペキニーズとの交配が進み、混血種のシー・ズーが誕生します。清王朝では、その優雅な姿がライオンに似た空想上の動物、「シードズー」に似ていることから、神の使者として大事にされました。また丸い顔の中心部からまるで菊の花のように毛が生えているため、**「菊の顔をした犬」**という異名もつけられました。歴代の皇帝に愛された高貴な犬がシー・ズーなのです。

外見

シー・ズーの特徴は一般的に、**「まるで貴婦人のような高貴な雰囲気が漂う犬」**と形容される外見にあります。特徴的な顔の毛から、別名クリサンセマム・ドッグ(Chrysanthemumとは菊の意味)とも呼ばれているのです。がっしりしていて筋肉もありますが、体高は26.7㎝以下と決められています。
寒冷地で生まれた犬を先祖に持つだけに、被毛は寒さに対応したダブルコート。短くやわらかい毛が密生しているアンダーコートと、長く垂れ下がった毛が特徴的なオーバーコートからなります。オーバーコートは毛が長く毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングが欠かせません。毛色は何色でも認められていますが、日本では茶色かブラック・アンド・ホワイトの2色が多いようです。

習性・性格

シー・ズーの習性・性格は一般的に、プライドが高そうで傲慢に見えるといわれますが、実は明るく元気で社交的であるようです。王宮で飼われていた歴史からイメージがついたのかもしれません。頭もよく人間に対して友好的なので、しつけもしやすいです。ムダ吠えすることも少なく室内で飼うには最適と言えます。

かかりやすい病気

傷病例

  • 1位 外耳炎

    耳介から鼓膜までの部分を外耳といいますが、この外耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。ワンちゃんでは多く見られる病気で、治療が遅れると慢性化する場合があるので、注意が必要です。

  • 2位 角膜炎

    目の黒目部分の表面をおおっている角膜が炎症を起こした状態をいいます。シー・ズー、フレンチ・ブルドッグ、パグなど鼻が短く眼が大きな犬種は目をぶつけやすいため角膜炎が多く起こるといわれています。

  • 3位 胃炎/胃腸炎/腸炎
  • 4位 嘔吐/下痢/血便
  • 5位 原因未定の皮膚炎
  • 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)

診療費について

年間診療費

年間診療費(参考)
93,481

診療費例

チェリーアイ・第三眼瞼脱出・瞬膜腺脱出/瞬膜炎
年齢 1歳
治療日数 通院1日
診療内容
  • 再診料:500円
  • 眼科検査:1,000円
  • 点眼剤(1本):1,500円
合計 3,000円
白内障
年齢 7歳
治療日数 入院3日、手術1回
診療内容
  • 入院費(小型犬)×4日:16,000円
  • 眼科検査(術前・術後):25,000円
  • 術前検査(血液検査、心エコー):30,000円
  • 静脈点滴×3日:12,000円
  • 全身麻酔:20,000円
  • 手術費用:180,000円
  • 注射(抗生剤・鎮痛剤)×4日:20,000円
  • 点眼処置×4日:8,000円
  • 点眼剤:5,000円
  • 内服薬(抗生物質)×7日:4,000円
合計 320,000円
  • 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2017」より。
  • 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。