ゴールデン・レトリーバー

- 平均体高
- オス
- 56~61㎝程度
- メス
- 51~56㎝程度
- 平均体重
- オス
- 33kg
- メス
- 30kg
- 平均寿命
11.1歳
このイヌ種について
概要
ゴールデン・レトリーバー(ゴールデン・レトリバー)は、イギリス原産の大型犬で、その外見の美しさと温和な表情から一時日本でもブームになったほど人気の高い犬種です。名前の由来どおり金色の被毛が特徴的です。
もともと狩猟犬として改良されてきた混血種で、主に水鳥猟で活躍していました。そのため水辺での行動が得意で上手に泳ぐこともできます。レトリーバーとは英語のretrieveが語源であり、「回収する」や「取り戻す」と言った意味があります。まさに猟師が撃ち落とした水鳥を回収しにいくという役割を表しているのです。
嗅覚が鋭く麻薬捜査犬としても活躍しています。
外見
ゴールデン・レトリーバーの外見・特徴は一般的に、ゆるやかにウェーブした上品な被毛と、筋肉質でがっちりした骨格と言われます。体高は約60cm、体重は約30kgまで成長するためかなりの大型犬になります。
耳はたれ耳で、アーモンド形の黒目と垂れ下がった上唇から非常に温和な表情に見えます。毛の色は、ゴールドかクリームが多く、やわらかく弾力性のあるトップコートと密生し水をはじく特性のアンダーコートを持つ二重被毛です。何と言ってもふさふさした飾り毛が前胸からおなかのあたりにたっぷり生えていて、ゴージャスな雰囲気を漂わせています。
習性・性格
ゴールデン・レトリーバーの習性・性格は一般的に、頭が良く、温厚で落ち着きがあるとされています。飼い主に忠実で、飼い主の思いを理解して行動するのです。たとえば小さなお子さんがいる家庭では、子供といっしょに遊んだり、飼い主が静かにしているときはおとなしくしたりするなど、非常に飼いやすい性格であると言われています。
常に家族といっしょに行動することを喜び、孤独になるのを好みません。もともと水際の猟犬と言われるだけはあり、水遊びが大好きで活動的です。そのため運動不足にならないように散歩は少し長めに行ってあげましょう。
かかりやすい病気
傷病例
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1位 外耳炎
耳介から鼓膜までの部分を外耳といいますが、この外耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。ワンちゃんでは多く見られる病気で、治療が遅れると慢性化する場合があるので、注意が必要です。
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2位 細菌による皮膚炎
細菌感染による皮膚の化膿性病変を膿皮症といいます。皮膚のバリア機構の破壊や免疫力の低下などが引き金となりどうぶつの皮膚で細菌が繁殖して、症状が発症します。
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3位 胃炎/胃腸炎/腸炎
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4位 嘔吐/下痢/血便
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5位 原因未定の皮膚炎
- ※ 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)
診療費について
年間診療費
診療費例
年齢 | 3歳 |
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治療日数 | 通院1日 |
診療内容 |
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合計 | 12,500円 |
※治療方針:血液抜去と圧迫処置(手術、インターフェロン治療でない)
年齢 | 4歳 |
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治療日数 | 通院1日 |
診療内容 |
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合計 | 6,000円 |
- ※ 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2017」より。
- ※ 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。