アメリカン・ショートヘア

- 平均体高
- オス
- -
- メス
- -
- 平均体重
- オス
- 3.5~7kg
- メス
- 3.5~7kg
- 平均寿命
13.5歳
このネコ種について
概要
アメリカン・ショートヘア(American Shorthair)は、17世紀にイギリスの移民がアメリカ大陸へ上陸した際に、一緒に連れてきたブリティッシュショートヘアという猫の子孫とされています。環境に合わせて硬く厚い被毛に変わっていきました。20世紀に入ってから輸入種との異種交配でいろいろな猫が産まれ、現在の姿になったといわれています。
日本でも1990年代後半頃より流行し始め、現在では**「アメショー」**という愛称で親しまれています。
外見
シルバーとブラックの縞模様が有名ですが、なんと色や柄の種類は80以上!タビーパターンやソリッド、バイカラーなど多数あるので、個性があらわれます。
丸いアーモンド形の目がとても可愛らしいですが、実は開拓時代の野性的な性質が残っており、強い筋肉と厚い被毛も特徴的です。お手入れは簡単ですが、換毛期にはしっかりとブラッシングをしてあげることが大切です。
脚もがっしりしていてどんな地面でのジャンプもお手の物。人なつっこい外見とネズミを捕獲する剛健さとのギャップが、アメショーの魅力です。
習性・性格
なでられたり抱っこされるのが大好き。穏やかで本当に人なつっこいです。賢く好奇心も旺盛で、子供や犬とも仲良く同居することができます。ネズミを捕獲するワーキングキャットとしての気質が残っているため、しっかりと遊んで運動させてあげましょう。
一方で自然の中で生き抜いてきた歴史があるからこそ、独立心もあります。実は人間の手を借りなくても生き抜く強さがあるのです。ブリティッシュショートヘアの気質を強く引き継いでいる場合、抱っこされるのを好まない子もいます。
かかりやすい病気
傷病例
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1位 嘔吐/下痢/血便
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2位 胃炎/胃腸炎/腸炎
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3位 膀胱炎
膀胱に炎症が起こることが原因となり、血尿、頻尿、排尿時の痛みなどの症状が見られる病気が膀胱炎です。排尿困難や血尿などの泌尿器症状を引き起こす「猫下部尿路疾患(FLUTD)」の要因の1つです。
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4位 腎不全
腎臓は、尿の生成・老廃物や毒素の排出・ホルモンの分泌などを行っている臓器です。この腎臓が十分に機能しなくなると、多飲や食欲不振、嘔吐などさまざまな症状を引き起こします。この状態を「腎不全」といいます。
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5位 外耳炎
耳介から鼓膜まで(外耳)の耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。激しい痒みを伴い、大量の耳垢や臭いのある分泌物がでることが特徴です。
- ※ 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)
診療費について
年間診療費
診療費例
年齢 | 5歳 |
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治療日数 | 通院1日 |
診療内容 |
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合計 | 7,000円 |
年齢 | 4歳 |
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治療日数 | 入院4日、手術1回 |
診療内容 |
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合計 | 69,500円 |
- ※ 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2016」より。
- ※ 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。