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ブリティッシュ・ショートヘアー

ブリティッシュ・ショートヘアー
平均体高
オス
-
メス
-
平均体重
オス
4~7kg
メス
4~7kg
平均寿命

12歳

このネコ種について

概要

ブリティッシュ・ショートヘア(British Shorthair)は、イギリス最古の猫と考えられています。2世紀に古代ローマ人がブリテン島を侵略した際、ネズミ対策のために持ち込まれました。正式にイギリスで公認されたのは1890年代のことです。

第二次世界大戦中、食糧危機の中で絶滅の危機に瀕しましたが、繁殖を繰り返すことで生き残りました。このとき交配相手にペルシャなども選ばれ、様々な毛色や体形が誕生したと考えられています。

その後アメリカに渡り、広く公認されるようになったのは1980年代になってからでした。

外見

もともとはブリティッシュブルーの一色だけでしたが、現在ではホワイト・ブラックなどのソリッドのほかに、バイカラーなど多数の被毛や模様があります。ペルシャと交配したことにより、ロングヘアーの猫も認められます。ビロードのような高級感ある手触りを維持するためにも、頻繁なブラッシングが不可欠です。

小柄ながら、骨格ががっしりしていて胸が厚く首や足が短めなことから、堂々と貫禄があります。このようながっしりした体型のために、高たんぱく・高カロリーの食事がとても大切です。ただし太りやすい猫種のため、しっかり運動もさせてあげましょう。

習性・性

習性・性格

穏やかで落ち着きのある性格です。とても賢く、小さな子供や他の猫とも仲良く暮らせます。 猫らしいマイペースな性格の持ち主でもあるので、ぴったりくっつくというよりは、寄り添う関係性が理想です。とくに甘えることもなく、自立心が強いです。抱っこを好まないので、膝のうえで寝るようなこともあまりありません。留守番も上手にしてくれるでしょう。

ただし騒音が苦手なので、落ち着いた環境を用意してあげることが大切です。
ネズミ捕りのハンター気質が残っているので、そのようなおもちゃを使って遊んであげましょう。

かかりやすい病気

傷病例

  • 1位 嘔吐/下痢/血便
  • 2位 外耳炎

    耳介から鼓膜まで(外耳)の耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。激しい痒みを伴い、大量の耳垢や臭いのある分泌物がでることが特徴です。

  • 3位 膀胱炎

    膀胱に炎症が起こることが原因となり、血尿、頻尿、排尿時の痛みなどの症状が見られる病気が膀胱炎です。排尿困難や血尿などの泌尿器症状を引き起こす「猫下部尿路疾患(FLUTD)」の要因の1つです。

  • 4位 結膜炎

    まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こす眼の病気です。ネコちゃんではしばしばみられ、片眼だけのこともありますが、両眼ともに結膜炎を起こす場合もあります。

  • 5位 胃炎/胃腸炎/腸炎
  • 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)

診療費について

年間診療費

年間診療費(参考)
42,125
  • 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2016」より。