「ゴールド免許」をとった人必見!「ゴールド免許」のメリットとは
優良運転者の証、「ゴールド免許」。
お車を運転される方なら誰しも、ゴールド免許を持ちたいですよね。
実は、ゴールド免許にはおトクな特典が用意されています。
この記事では、ゴールド免許の特典をご紹介します。
ゴールド免許とは?
ゴールド免許の正式名称は「優良運転者免許証」です。
運転免許証の帯の色が金色(ゴールド)であるため「ゴールド免許」と呼ばれています。
「優良運転者」というだけあって、免許を取得して、すぐに取得できるものではありません。免許を初めて取得すると、「グリーン免許」が交付されます。
グリーン免許を取得して3年たつと「ブルー免許」に更新されます。
ブルー免許で3年間、無事故、無違反ではれて、ゴールド免許を取得することができます。
つまり、ゴールド免許を取得するには、最短でも6年かかるということになります。
「優良運転者」と認められるには、安全運転が基本となります。
それでは、免許取得者の中で、どのくらいの方がゴールド免許を取得しているのでしょうか。その比率をみてみましょう。
ゴールド免許取得者の比率
「優良運転者」というぐらいなので、少数派と思われるかもしれません。
2018年のデータ(※1)をみると、優良運転者講習を受けた方、つまりゴールド免許を取得した方は全体の56.4%と半数を上回っています。多くの方が安全運転を心がけているといえます。
ゴールド免許の特典
ゴールド免許のメリットと特典をご紹介します。
(1) おトクに更新手続ができる
グリーン免許 | ブルー免許 | ゴールド免許 | |
---|---|---|---|
更新費用 | 3,850円 | 3,300円 | 3,000円 |
講習時間 | 2時間 | 1時間 | 30分 |
更新期間 | 3年 | 3年 | 5年 |
更新場所 | 運転免許試験所運転免許更新センター | 運転免許試験所運転免許更新センター | 運転免許試験所運転免許更新センター*全国の警察署 |
*警察署の「免許更新手続」情報から、ニッセンライフが作成 |
ゴールド免許の場合、更新費用が安く、講習時間が短く、更新期間が長く、おトクづくしです。また、ゴールド免許は全国の警察署でも更新手続ができ、遠方の運転免許試験所や運転免許更新センターに行くことと比べ、時間や交通費の節約につながります。
(2)「SDカード」を取得できる
ゴールド免許取得者は、「SDカード」(SD=Safe Driver)というものを取得することができます。
発行手数料が630円かかりますが、SDカードを提示することで、さまざまな場所で割引などの特典が受けられます。SDカードを取得するとガソリン代、食事代、宿泊代などの割引やマイカーローンの金利を優遇するなど、全国各地で特典を受けることができます。具体的に、どのお店で特典を受けられるかなど、SDカードの詳細は自動車安全運転センターのホームページをご確認ください。
(3) 保険料の「割引」が受けられる
ゴールド免許をもっていると保険料の割引を受けられる場合があります。
収入保障保険
収入保障保険とは、被保険者(=保険の対象となる方)が亡くなったり、重度の障害などにより、働けなくなったりした場合に、その時点から満期日(=保険期間満了)まで、保険金を年金受取、または一括受取できる保険です。
収入保障保険の中には、被保険者(保障の対象となる方)が申込日時点で、
ゴールド免許を保有している場合、保険料の割引を受けられる商品があります。
ゴールド免許割引の適用条件(収入保障保険) | |
---|---|
いつ | 申込日時点 |
誰が | 被保険者(=保障の対象となる方) |
何を | ゴールド免許を保有していること |
収入保障保険をご検討の際は、ゴールド免許の割引があるか、確認してみてください。
自動車保険
自動車保険には、加入が義務付けられている「自賠責保険」と各保険会社で加入できる「任意保険」があります。ゴールド免許をもっていると、任意保険で「ゴールド免許割引」により、保険料を割引いてもらえる場合があります。
ゴールド免許割引を受けられる条件は以下のとおりです。
ゴールド免許割引の適用条件(自動車保険) | |
---|---|
いつ | 始期日(=保険の開始日)時点 |
誰が | 記名被保険者(=主に運転される方) |
何を | ゴールド免許を保有していること |
この条件からいうと、たとえば、契約の途中でゴールド免許になったとしても、始期日(=保険の開始日)時点ではゴールド免許ではなかったので、契約の途中から、ゴールド免許割引を受けることはできません。ただし、翌年の始期日(=保険の開始日)時点でゴールド免許なので、翌年の契約にはゴールド免許割引が適用されることになります。
また、契約者(保険料を払う方)がゴールド免許で、記名被保険者(主に運転される方)がブルー免許の場合、ゴールド免許割引は適用されません。条件として必要なのは、記名被保険者(主に運転される方)がゴールド免許であるということです。
現在、多くの保険会社がゴールド免許割引を採用しており、割引率は各社で異なります。保険会社を決めるポイントの一つとして考えてみるのもいいと思います。
まとめ
ゴールド免許は「優良運転者」の証です。
ゴールド免許を持っているだけで誇らしいことですが、ショッピングや保険料の割引を受けることができます。
これらから免許を取得しようとしている方や、現在、ブルー免許をもっておられる方は、無事故・無違反を心がけ、ゴールド免許を目指してください!
最後になりましたが、皆さまの安全運転を心より願っております。
この記事を書いた人 | |
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ニッセンライフ | |
Will Naviを運営する株式会社ニッセンライフは通販でおなじみのニッセンのグループ企業です。 40年以上の豊富な経験と実績をもつ保険代理店です。 ニッセンライフの経験豊富な専門のアドバイザーが、保険でお悩みの点や疑問点などお客様の個々の状況に合わせてサポートいたします。 |
出典
※1「運転免許統計(平成30年版)」(警視庁)
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/menkyo.html
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