【学生向け】自動車保険料が安くなる方法を解説します。
免許を取得して、自動車保険に加入しようとした時、思っていたより保険料が高かったという経験はありませんか?
学生は、免許を取りたてということで、保険料が高くなる傾向にあります。
でも、自動車保険料を安くする方法は意外に多くあるんです。
この記事では、学生でも自動車保険に入れるよう、保険料を安くする方法を解説していきます。
学生の自動車保険料が高くなるワケ
なぜ、学生の自動車保険は高くなるのでしょうか。
その理由について、よくわからないという方も多いと思います。
学生の自動車保険の保険料が高くなる理由を解説していきます。
免許の色がグリーンかブルー
皆さん、「ゴールド免許」という言葉を聞いたことがありますよね。
ゴールド免許は5年間無事故・無違反の場合取得することができます。
ゴールド免許所持者は「優良運転者」とよばれ、自動車保険で「ゴールド免許割引」が適用されます。
学生は免許を取ってから間もないので、免許の色が「グリーン」か「ブルー」です。
必然的に、ゴールド免許割引を受けられないので、学生の保険料が高くなる要因の一つになります。
等級が低い
自動車保険には「ノンフリート等級」という記名被保険者(運転者)の安全運転度を測るレベルのようなものがあります。1等級から20等級まであり、1年間に保険事故を起こさなければ、翌年1等級上がり、保険料の割引率も高くなります。
新規加入の学生は基本的に6等級からスタートになるので、あまり等級の割引を受けられません。
事故率が高い年齢
自動車保険の保険料は、記名被保険者の年齢によって異なります。
統計上、10代、20代は事故が多く発生しているので、保険料は高くなります。
学生の年代は事故が多い傾向にあるので、保険料が高くなってしまうのは仕方ないことかもしれません。
保険に加入しないという選択肢はアリか?
ここまで、学生の自動車保険は高くなってしまうということを聞いて、保険に加入したくないと思った方も多いのではないでしょうか?
しかし、保険に加入しないという選択肢は「ナシ」です。
その理由を解説していきます。
車の運転にはリスクが伴う
自動車を運転する限り、事故のリスクをゼロにすることはできません。
歩行者や相手の車に衝突した場合、相手を死傷させたり、相手のモノに損害を与えてしまったりするリスクがあります。その場合、多額の損害賠償金を支払わなくてはならない可能性があります。
自賠責保険だけでは、損害賠償の費用をまかなうことは難しく、数千万円、数億円といった多額の負債を抱えてしまう可能性があります。
事故のリスクを考えると、必ず保険には加入するようにしましょう。
自動車保険料を安くする方法
ここまでの説明で、保険に加入しようという気にはなっていると思いますが、やっぱり保険料の高さが気になっていると思います。
しかし、学生でも自動車保険を安くする方法はあるんです。
ここでは、自動車保険を安くする方法をいくつか解説していきます。
補償は必要最小限に
自動車保険に必要な補償としては、「対人・対物賠償責任保険」、「人身傷害保険」などが挙げられます。
「車両保険」は安い車や中古車を購入する学生には、あまり必要のない補償かもしれません。
車両保険の「エコノミー型」に加入するというのも一つの選択肢です。
オールリスク型と呼ばれる「一般型」に対して、「エコノミー型」は補償の範囲を限定(相手がわからない当て逃げ事故、単独事故などは補償されない)する代わりに、保険料が安くなります。
補償範囲を限定すれば、保険料は安くなるので、補償は必要最低限にしておきましょう。
通販型の保険に加入する
通販型の保険とは、インターネットやコールセンターで契約する保険です。
代理店型と比べ、手数料や人件費が削減されるので、保険料は割安になります。
契約手続は主にインターネットとなりますが、わからないことがあれば、コールセンターに問い合わせることができるので、インターネットや保険に詳しくない方でも安心です。
保険料を節約したい方にオススメです。
一日保険を活用する
通常の自動車保険は一年単位で契約することが一般的ですが、一日保険は一日単位で契約することができます。
一日分の保険料を支払えばよいので、うまく使えば大幅な保険料の節約につながります。
普段は乗らないけど、休みの日には乗りたいといったような学生にはオススメです。借用自動車の対象範囲にご注意ください。
まとめ
どうですか?自動車保険について理解することができましたか?
これまでの内容をまとめてみましょう。
- 学生は年齢、免許の取得年数、等級が低いので、保険料が高くなる傾向にある。
- 事故のリスクが高いので、任意の保険には必ず加入する。
- 保険を安くするには、必要な補償のみにする。
通販型で加入する、一日保険を活用するといった方法がある。
この記事を読んだ学生の皆さんが納得のいく保険料で保険に加入できることを願っております。
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