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イギリスへの留学

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イギリスへの留学

将来海外で働きたいと思っている人や、海外の文化に興味を持っている人は特に留学を意識し、イギリスもその候補の一つとなっているのではないでしょうか。

そのような人が抱える「イギリスへ留学に行くメリットは?」「必要なお金はどれくらい?」といった疑問を解決します。

イギリスの基本情報

イギリス(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)は、イングランド、スコットランド、ウェールズの3国からなるグレートブリテンと北アイルランド連合王国で構成され、日本では英国とも表記されます。

ヨーロッパ北西岸に位置する島国でその面積は日本の3分の2ほどです。

北緯50度から60度で北海道よりずっと北に位置しますが、メキシコ湾からやってくる暖流と偏西風により緯度のわりには温暖な気候となっています。
首都のロンドンの夏の平均最高気温が22℃、冬の平均最低気温は−2℃ほどで、東京より過ごしやすいかもしれません。
一方で、イギリスの気候は「一日の中に四季がある」とも言われ、日内温度差が大きく昼間は温かくても夜は急に冷え込んだり、天気のよい日に通り雨で急に涼しくなったりすることがあります。

みなさんご存じの通り、イギリスは歴史のある国でロマネスク様式、ゴシック様式といった絵にかいたような素晴らしい建造物や、サッカーの発祥地としても有名です。

人口は約6,750万人(2019年)、2020年1月末にヨーロッパ連合(EU)から離脱することが決定しました。

以上のイギリスに関する情報で、少しイメージを持っていただけたでしょうか?

次はイギリスの留学にどれくらい費用がかかるのか見ていきましょう。

必要経費

必要経費

イギリスへの留学費用は滞在先や留学目的などによって大きく異なります。
ロンドンなどの都市部では費用が高くなる傾向がある一方で、郊外を滞在先に選んだ場合には費用を比較的抑えることが可能です。

学費

語学留学の場合

授業料はおよそ1か月15万円~25万円前後といわれています。
英語学習を目的とした留学は多いため、語学学校も様々で、授業のコマ数や授業の専門性によって変わってきます。
自分の留学の目的にあった学校をいくつかピックアップして、費用を比較してみましょう。

大学留学の場合

イギリスには約100の大学がありますが、ほとんどが公立大学です。
日本の大学との大きな違いは卒業までの期間が3年間で一般教養課程がなく、すぐに専門科目を勉強します。
コースや学校によって異なりますが、年間の授業料は文系で100~120万円、理系で約130万円~150万円程度かかるようです。
医学系の場合には200~300万円を視野にいれましょう。
他の国と比べると授業料は高くなりますが、イギリスの大学は世界大学ランキングでも上位に入る大学が多く、世界の中でも高い教育水準であるため、費用に見合った経験が期待できるでしょう。

なお、語学留学・大学留学ともに、学校に支払う授業料以外に入学金、教科書や参考書などの教材費、課外活動に参加する費用などもかかります。

生活費(物価、交通費)

イギリスの生活費(衣・食・住・交通機関・パーソナルケアにかかる費用)は日本と比較しても高いといえます。
それを示す一つのデータに世界1,600地域を対象として調査を行っている比較グローバル物価調査サイト「Expatistan(エクスパティスタン)」では、ロンドンの生活費が東京の生活費よりも12%高い数字であることを示しています。(2020年4月19日時点)

交通費

イギリスの交通機関は、日本と同様に地下鉄や電車、バスといった移動手段が主流となっています。 代表的な移動手段の一つがロンドンの街を走る地下鉄「チューブ」です。 日本では、駅間でそれぞれ運賃が決められていますが、チューブの運賃は区間(ゾーン制)で決定され、4.9ポンド(661円)~6ポンド(810円)*です。 *1ポンド=135円で計算

物価

日本と比べて、モノによって値段はかなり異なります。
なぜなら、日本ではどのようなものを購入した場合でも消費税がかかりますが、イギリスではモノによって20%の付加価値税(日本でいう税金)がかからないからです。
たとえば、生活必需品(赤ちゃん用品、子供用衣料、文房具、本など)には付加価値税がかからないので、日本と同等あるいはそれよりも安い価格で購入できます。
一方で、付加価値税のかかる商品では日本よりも高い価格で販売されている商品が多くあります。

食費

日本と比べて外食にかかる費用は高くなっています。
しかし、スーパーなどで販売されている食材は日本よりも安価に入手できます。
そのため、外食を控えて自炊すれば食費を抑えることが可能です。

滞在費

滞在方法には、ワンルーム、ホームステイ、学生寮、フラットシェアなどがあります。
滞在費はエリアによって変動があります。

ワンルーム 月9万円~

個人でアパートを借りて滞在する方法です。 比較的高額な費用が必要な選択肢であり、ロンドンのような都市部ではさらに高い費用になります。

ホームステイ 9万円~16万円

ホストファミリーのもとに滞在する方法です。 地域によって費用は異なりますが、ロンドンでは約11万6,000円前後、比較的滞在費の安いブライトンでは9万3,000円前後となっています。 食事の提供や生活必需品を用意してくれる場合もあります。

学生寮 月10万円~20万円

学生寮には、複数人で1つの部屋に暮らすドミトリーのほか、ツイン、シングル、シングルエンスーツといったタイプがあります。 人数が多い部屋の方が安く、1人部屋の方が高くなります。 シングルエンスーツを除いて、トイレ・シャワーは共用です。 寮には共用のキッチンがありますが、寮費に食事代が含まれている場合もあります。

フラットシェア

フラットシェアとは、部屋ではなく家を共有して住む方法です。 滞在費用は、家賃だけでなく何人で共有するかによって異なります。 そのため、選び方次第で滞在費を削減できる可能性があります。
  • ※上記の金額はあくまで目安です。さまざまな要因によって費用は異なります。 また、航空券などの渡航費用、家具など生活を始めるにあたって購入する費用もかかります。

イギリス留学のメリット

・大学院が1年で修了できる学校がある

大学院というと日本のように2年で修了できる場合がほとんどです。
しかし、イギリスでは1年で大学院を修了できる学校があります。
そのため、大学から大学院に入るまでの1年間休暇をとり、長期の海外旅行や他国への留学といった時間の使い方も可能です。
また、日本に比べて大学数は少ないものの、世界でトップ50に入る大学が多いので高いレベルの教育を受けられることが期待できます。

・日本人の比率が低い

独立行政法人日本学生支援機構「平成29年度協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」によるとアメリカの留学者数が12,683人、オーストラリアの留学者数が6,521人にいたのに対して、イギリスへの留学者数は3,674人と少ない人数です。
結果として、日本人同士でいる時間が多くなり、英語を習得できなかったというような失敗を避けることができます。

・治安が比較的よい

イギリスの治安は他国に比べて比較的良好といわれています。
それでも日本よりも犯罪発生率は高いので、荷物を手放さない、目をはなさない、夜遅くに出歩かないなど、犯罪被害にあわないように気をつけましょう。

イギリス留学のデメリット

・食事が合わない場合がある

イギリスの料理にはあまり良い印象が持たれていません。
イギリスの伝統的な料理は、素材の味を大切にしているため、シンプルで味付けが薄いものが多いからではないでしょうか。
これらの料理は、調味料で自分好みに味を調えてみるといいでしょう。

・一部のモノを除いて、物価や費用が高い

先述しましたが、イギリスは生活必需品以外には20%付加価値税がかかります。また、日本よりも物価が高いです。

海外旅行保険

海外旅行保険

海外旅行保険とは、海外へ旅行する際に起きるトラブルに備えるための保険です。
海外では病気やケガをした際に治療費が高くなることや、盗難や事故にあう可能性があります。
治安が比較的よいと言われているイギリスでも、日本人が置き引きやひったくりなど盗難に遭うケースが多く報告されています。
留学先で安心して勉強するために、万が一の事態に備えて海外旅行保険への加入を検討しましょう。

海外保険の主な補償内容とサポート

傷害・疾病治療費用

旅行中の事故によるケガ、病気の治療にかかった費用が補償されます。

傷害死亡・後遺障害

旅行中のケガにより死亡された場合や後遺障害が生じた場合に保険金が支払われます。

疾病死亡

旅行中に病気により死亡された場合に、保険金が支払われます。

救援者費用

看病や救助に来た家族の渡航費用や、遭難した場合の捜索費用などが補償されます。

賠償責任

旅行中に誤って他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したりしたことによって、法律上の賠償責任を負った場合に補償されます。 長期滞在の場合は、失火によるアパートなどの借用住宅に対する損害賠償責任にも対応した保険もあります。

携行品損害

旅行中に身の回りのものが盗難に遭ったり、破損などの損害を受けた場合に損害額が補償されます。

24時間日本語サービス

パスポートの紛失・盗難や、ケガや病気で病院に行ったときなど、旅行中のトラブルについて日本語でサポートしてくれます。 保険に加入すると無料で利用できます。

キャッシュレスメディカルサービス

保険会社指定の病院で治療を受けることで、その場で治療費用を支払う必要なく治療を受けられます。 国によって治療費用の前払いが必要となることもあるので、安心です。

まとめ

「イギリスへの留学」まとめ

いかがでしたか。

今回は、イギリスの留学にかかる費用、メリット、デメリットについてご紹介しました。
イギリスへの留学を考えられている方や留学を決められている方のお役に立てたなら幸いです。

安全に留学を楽しむために、海外旅行保険への加入も検討してみてください。

具体的に海外旅行保険の商品を検討したい方はこちらもご参照ください。

⇒旅行保険の一覧、詳細はこちら

この記事を書いた人
ニッセンライフニッセンライフ
Will Naviを運営する株式会社ニッセンライフは通販でおなじみのニッセンのグループで、セブン&アイグループ傘下の企業です。 40年以上の豊富な経験と実績をもつ保険代理店です。 ニッセンライフの経験豊富な専門のアドバイザーが、保険でお悩みの点や疑問点などお客様の個々の状況に合わせてサポートいたします。
出典

※「世界の統計2020」(総務省統計局)
https://www.stat.go.jp/data/sekai/index.html

「世界の医療事情 英国」(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/uk.html

「安全対策基礎データ 英国」(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_154.html

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