使わないともったいない!保険の「付帯サービス」を活用しよう

多くの保険会社が用意している、加入者専用の各種付帯サービス。
「名前は聞いたことがあるけれど、利用したことは一度もない」という人も多いのではないでしょうか。
各保険会社の付帯サービスには、普段の生活に役立つさまざまな種類のサポートが展開されています。
この付帯サービス、契約者だけでなく被保険者や同居の家族なども利用できるものも。
サービス内容を把握していれば、さまざまな場面で活用することができますよ。
この記事では保険の付帯サービスについて詳細を解説。
付帯サービス利用時のポイントや、各種サービスの特徴などについて説明していきます。
保険は保障だけじゃない!付帯サービスにも注目してみよう
それではさっそく、保険の付帯サービスについての概要を確認していきましょう。
付帯サービスを利用するために知っておくべき情報は以下の3点です。
- 付帯サービスとは何か
- 付帯サービスの利用方法について
- 付帯サービスは誰が利用できるのか
それぞれ順番に解説していきます。
付帯サービス活用の手順1 保険の付帯サービスとは何かを知ろう
付帯サービスとは、保険会社が保険の加入者に向けて提供している「健康や医療、介護関係、その他生活関係」を中心とした便利なサービスのこと。
各社が保障内容以外で差別化するために導入しています。
サービス内容は変更されることもあるため、長らく利用していない場合は付帯サービスの確認が必要です。
付帯サービスは大きく分けて「無料」で利用できるものと、「優待割引」で利用できるものの2種類があります。
必ず利用前には、保険会社のウェブサイトなどで料金の発生有無について確認するようにしましょう。
電話などによる各種相談サービスは、無料で利用できるものが多い傾向にあります。
代表的なものは次の章から詳細を解説しますが、ざっと挙げるだけでも以下のサービス例があります。
サービスの種類 | サービス内容 |
---|---|
健康・医療 | 24時間電話健康相談 |
セカンドオピニオンサービス | |
医療機関への受診手配、紹介サービス | |
がん相談 | |
糖尿病相談 | |
健康診断・血液検査優待割引 | |
健康増進アプリサービス | |
メンタルヘルスサポート | |
介護 | 介護相談 |
介護用品優待 | |
提携の介護施設優待案内、紹介サービス | |
生活・その他 | くらしの相談(税務・年金・法律など) |
育児相談 | |
レジャー・グルメなどの優待 |
保険会社や商品によって利用できるサービスは異なります。
自分が加入している保険や、加入予定の保険の付帯サービス内容もチェックしてみましょう。
付帯サービス活用の手順2 どうやって利用するのか確認しよう
付帯サービスの利用方法や内容についての情報は、保険に加入したときのパンフレットなどに案内があります。
加入当時の書面が手元にない場合、保険会社や加入先の保険代理店に問い合わせてみましょう。
「付帯サービス」は加入者向けのサービスになっているため、利用にあたっては加入者かどうかの確認があります。
電話相談などの付帯サービスを利用する場合、専用のオペレーターに「証券番号」を尋ねられるケースが多いようです。
付帯サービスを利用するときは、手元に保険証券を準備したうえでダイヤルしてみましょう。
付帯サービス活用の手順3 誰が利用できるか確認しよう
保険の加入者が利用できる付帯サービス。
具体的に「誰が」利用できるのかについては、サービスによって異なります。
付帯サービスを利用できるのは、以下の3パターンが一般的です。
- 契約者のみ
- 被保険者のみ
- 契約者・被保険者とその家族
利用可能者の範囲に「家族」までが含まれているケースでは、「同居の家族まで」「二親等まで」などさまざまな基準があります。
利用前には、自分が加入している保険会社の付帯サービス内容を確認しておきましょう。
それでは次の章から、チェックしておくべき付帯サービスの中身について紹介していきます。
おすすめ付帯サービス解説1 医療関係のサポートサービス
付帯サービスの中でも各社充実させているのが、医療関係のサービスを受けられるもの。
内容や利用方法について押さえておきたい、以下の3種類のサービスを確認してみましょう。
セカンドオピニオンサービス
専門の医師から、治療方針や病状の診断に関するセカンドオピニオンが受けられます。
自分や家族が通う病院とは別の意見が聞きたい場合に利用してみましょう。
電話での相談が一般的ですが、保険会社によっては「面談サービス」や「専門病院への紹介状を作成してもらえるサービス」を展開しているところも。
詳細は、加入している保険会社のウェブサイトなどを確認してみましょう。
がんや糖尿病などの特定疾患に関するサポートサービス
がんや糖尿病などの特定疾患に関して、アドバイスやサポートを受けられるサービスです。相談サービスでは、治療方法だけではなく「予防」の相談にも乗ってもらえます。専門医や医療機関を紹介してもらえるサービスが付いた保険会社もあります。
PET検査・血液検査・がん検査などの優待サービス
保険会社と提携した施設での各種健康検査を、特別割引で利用できるサービス。なおPET検査とは、がんの有無を調べる精密検査のことです。
無料ではありませんが、一般的な価格よりも安く検査を受けられます。一家の大黒柱など、健康に気をつかう人は積極的に利用したいサービスです。
おすすめ付帯サービス解説2 24時間健康相談窓口
付帯サービスの中でもとりわけ取り扱いが多いのが「24時間利用できる健康相談サービス」です。
契約者や被保険者だけではなく同居などの家族も無料で利用できるケースが多く、さまざまな場面で活用できます。
24時間健康相談サービスのフリーダイヤルに電話をかけると、24時間365日いつでも医療専門スタッフにつながります。そのため「日中病院に行く暇がないが、健康状態について気になっていることがある」際の利用に最適。
希望があれば訪問してくれるタイプやチャット相談タイプなど、各社さまざまサービスが展開されています。
おすすめ付帯サービス解説3 介護に関する総合的なサービス
医療に次いでサービスが充実しているのが、介護に関するもの。
高齢の家族がいる場合や、自分自身に介護の悩みがある場合に積極的に利用してみましょう。
介護に関する付帯サービスには、具体的に以下の種類があります。
介護相談サービス
介護の悩みや疑問など、幅広い相談を受け付けるサポートサービスです。ケアマネジャーや介護福祉士などの、介護に関する専門資格を持ったスタッフからアドバイスを受けることができます。
介護施設の紹介や介護サービスの優待サービス
介護施設の紹介を受けたり、一定期間優待価格でサービスを受けたりすることができます。介護施設だけでなく、家事サービスの代行や介護用品の優待割引を実施している保険会社もあります。介護負担の軽減のために利用したいサービスです。
おすすめ付帯サービス解説4 各種レジャー・グルメ優待サービス
医療や介護とは異なり、余暇を充実させるための付帯サービスです。レジャーや宿泊施設・グルメ・各種イベントなどの優待が受けられます。家族旅行や親戚との食事など、活用できる場面が多い点が特徴。割引率の高いサービスを選んで利用することで、家計の負担を減らすことにつながります。
サービスの割引価格や内容は変化しますので、小まめに確認して有効に活用してみましょう。
まとめ
保険に加入することで利用できる「付帯サービス」について解説していきました。
概要を以下のとおりまとめます。
- 各保険会社が用意する付帯サービスには、健康・医療に関する相談、介護相談、各種優待などさまざまな種類がある
- 利用方法は各保険会社によって異なるので、加入時に配布されるパンフレットや保険会社のウェブサイトなどを参照する
- 付帯サービスを利用できるのは、契約者・被保険者や、その家族。サービス内容によっても、利用できる人の範囲が異なる
保険の付帯サービスは、上手に利用できれば有用なものばかり。
いずれも無料や優待価格などでお得にサービスが利用できるため、積極的に活用してみましょう。
生命保険は人生で2番目に高い買い物ともいわれます。使えるサービスはしっかりと利用して、家計の助けになるよう役立てていきましょう。
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保険について、悩んだり・迷ったりしたときは、ぜひニッセンライフまでご相談ください。
この記事を書いた人 | |
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元金融会社勤めのフリーランスライター/2級FP技能士資格保有 |
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