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原付に保険は必要?自賠責保険だけではダメな理由とは?

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原付に保険は必要?自賠責保険だけではダメな理由とは?

原動機付自転車、略して原付。とても便利な乗り物ですよね。
通勤・通学・買い物はもちろん、ツーリングなどに使われる方も多いと思います。
しかし、原付の保険に関してはあまり理解されていない方も多いのではないでしょうか?

「自賠責保険と任意保険ってどう違うの?」
「自賠責保険には加入しているけど任意保険はいらないんじゃないの?」
「実際、任意保険はそこまで必要なの?」

このような疑問をお持ちの方も多いと思います。

この記事では、原付の保険の必要性について解説してきたいと思います。


原付は危険な乗り物です


原付を含めて二輪車は自転車よりもスピードが出て、自動車よりも燃費がいいので気軽に運転している人も多いと思います。
しかし、さまざまな用途に使えるがゆえに、事故が発生するリスクも高まり、大きなケガや最悪の場合死亡につながりかねません。

ここでは、二輪車が自動車に比べてどれ程危険か、どのような場面で事故が起こっているのか見ていきたいと思います。

四輪車と二輪車の致死率の違い

平成30年の交通事故による死者の総数は3,532人です(そのうち四輪車が1,197人、二輪車(原付含む)が613人)。
死亡事故の総数としては四輪車が多い印象ですが、四輪車と二輪車の保有台数を比べてみると、四輪車が約7,800万台、二輪車が約360万台と二輪車の方が少なく、割合としては二輪車のほうが圧倒的に高いことがわかります。

二輪車はその爽快さからついついスピードを出してしまいがちですが、ひとたび事故を起こしてしまえば重大な事故につながる確率が高い乗り物であるといえます。

二輪車の事故要因

二輪車の事故要因は主に3つ挙げられます。

・すりぬけ

二輪車の特性である、車重が軽い、車幅が細いという理由から、すりぬけをしてしまう人が多くいます。渋滞時に、一気に前まで出ることができるのでついついやってしまいがちですが、車の間から歩行者が出てきて、接触事故を起こすというようなことも考えられます。

・車の死角に入りやすい

バイクが車の後ろにいても、車のドライバーからはまったく見えていない場合があります。これが車の死角です。
たとえば前方の車が急に車線変更してきた場合、バイクが車の死角に入っている可能性が高いです。車の死角はピラー(車の柱の部分)だけだと思っている人も多いかもしれませんが、車の死角は想像している以上に多いのです。

・車からバイクは実際よりも遠く、遅く感じる

車からバイクは小さく見えるので、距離感や速度がつかみにくいです。そのため、車が右折するときに直進の二輪車と衝突してしまうという事故が、二輪事故の中でも多くなっています。

自賠責保険と任意保険の違いは?


自賠責保険は強制保険ですから、自動車や二輪車に乗る人であれば必ず加入することが義務付けられています。
一方で任意保険はその名の通り任意ですから、入るも入らないも自由です。

この2種類の保険にどのような違いがあるのか解説していきます。

補償範囲

自賠責保険と任意保険の補償範囲の違いについて、表にまとめてみました。

補償の対象補償内容自賠責保険任意保険
事故相手対人賠償以下のとおり、被害者1名に対する支払限度額が定められています。
※1事故あたりの限度額についての定めはありません。
〈死亡による損害〉
・死亡による損害 3,000万円
・死亡に至るまでの傷害による損害 120万円

〈後遺障害による損害〉
・重度後遺障害の場合 4,000万円(第1級)、3,000万円(第2級)
・上記以外の場合 3,000万円(第1級)~75万円(第14級)

〈傷害による損害〉
120万円
車に乗っていた
本人と搭乗者
傷害補償×
事故相手の
自動車、モノ
対物賠償×
自分の自動車車両保険×
※任意保険の補償範囲は保険商品によって異なります。


表を見ていただければわかると思いますが、自賠責保険で補償できるのは対人賠償のみで、対物賠償や車両保険はついていません。
つまり、相手の車を故障させた場合や自分がケガを負った場合にかかる費用はすべて実費で負担しなければなりません。

一方で、任意保険の補償範囲は自賠責よりも幅広くなっています。自分で適切な補償内容を選択することで、あらゆるリスクに対応できます。

保険料

(自賠責保険の場合)

自賠責保険の保険料はどの保険会社で加入しても一律です。ただ、排気量や契約期間によって保険料が異なります。

自賠責保険の保険料(125CC以下の原付の場合)
(令和2年4月1日以降始期本土)
1年契約7,060円
3年契約1万790円
5年契約1万4,380円


保険料を節約したい方は、長期契約の方が1年あたりの保険料を抑えられます。

(任意保険の場合)

一方で、任意保険の保険料はあらゆる項目を審査されたうえで決定されるので、人によりバラバラです。

たとえば、保険料を決める要因となるのは、年齢、事故歴、使用目的、年間走行距離、補償内容などです。

保険料は人によってバラバラなので、大体の保険料が知りたければ、見積りを保険会社に出してもらうことをオススメします。

任意保険に入っていなくて事故を起こしたらどうなるの?



ここまで、自賠責保険と任意保険について解説してきましたが、自賠責保険にしか入っていないと、事故が起きた時のリスクが高いということはおわかりいただけたと思います。

ここでは、もし任意保険に入っていなくて事故を起こしてしまった場合に、どのようなことが起りうるのか見ていきたいと思います。

事故事例1(原付×歩行者)

【事例】
交差点を右折中の原付が、横断歩道を歩いている歩行者と衝突した。
原付運転者、歩行者ともに負傷、バイクは故障してしまった。
この場合、必要な費用は、
・損害賠償金
・本人の治療費
・バイクの修理費
などが挙げられます。

この中で、自賠責保険で補償できるのは事故相手への損害賠償金だけです。
ほかの費用についてはすべて自分で負担しなければならず、自賠責保険の補償範囲以上の損害賠償金を請求された場合についても、実費での負担となります。

事故事例2(原付×自動車)

【事例】
2人乗りをしていた時に、急ブレーキをして転倒し、転倒した原付が対向車に衝突。
原付運転者、同乗者ともに負傷、相手の車に損害を与えてしまった。
この場合、必要な費用は、
・損害賠償金
・本人の治療費
・搭乗者の治療費

などが挙げられます。

自賠責保険では、相手にケガを負わせた場合や死亡させてしまった場合の対人賠償のみが補償されます。
この場合、相手の自動車に損害を与えてしまっていますが、これは対物賠償にあたるので補償されません。さらに、ほかの費用についてもすべて自分で負担しなければなりません。

原付には任意保険を付けるべきです!


任意保険に加入せず原付に乗るといかにリスクが高いか、ここまでの解説でご理解いただけたと思います。

ここでこれまでの内容のまとめをしようと思います。

  • 原付を含め二輪車は、自動車に比べて事故を起こしたときに死亡する確率が高い。
  • 自賠責保険の補償範囲は対人賠償のみで、保険料はどこの保険会社で入っても同じで、長期契約にするほど保険料が割安になるという特徴がある。
  • 任意保険の補償範囲は自分に必要な補償を選択することであらゆるリスクに対応することができ、保険料も保険会社によって異なるという特徴がある。
  • 自賠責保険のみで事故を起こしてしまった時のリスクは高すぎる。

しかし、2018年3月末現在の二輪車(原付含む)の任意保険加入率は、対人賠償が42.3%、対物賠償が43.0%とかなり低い割合になっています。

自分や他人の身体、原付を守るためにも、任意保険にはぜひ加入するようにしましょう。

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この記事を書いた人
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40年以上の豊富な経験と実績をもつ保険代理店です。
ニッセンライフの経験豊富な専門のアドバイザーが、保険でお悩みの点や疑問点などお客様の個々の状況に合わせてサポートいたします。

出典

「自動車保険の概況 2018年版」(損害保険料率算出機構)
https://www.giroj.or.jp/publication/outline_j/j_2018.pdf#view=fitV

掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。
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