個人年金保険おすすめ商品3選

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個人年金保険おすすめ商品3選

「個人年金保険」は、所定の年齢から一定額を年金として受け取ることのできる貯蓄型の保険です。

個人年金保険を選ぶ際は、「年金の受取(受給)方法」「受け取れる年金額・期間」「保険料払込期間中の保障内容」「返戻率(利率)の高さ」などを基準に選ぶことが重要です。

この記事では、ニッセンライフがおすすめする個人年金保険3商品と個人年金保険に関する情報を紹介します。

個人年金保険おすすめ商品3選

「こだわり個人年金(外貨建)(無配当外貨建個人年金保険(積立利率変動型))」【引受保険会社】マニュライフ生命

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※この商品の保険料は「個⼈年⾦保険料税制適格特約」を付加し、所定の条件を満たせば「個⼈年⾦保険料控除」の対象となります。
※この商品に関するリスクと費用についてはこちらをご確認ください。
https://www.manulife.co.jp/ja/individual/products/goods/kodawari-kojin.html#risk
※募集代理店の担当者(生命保険募集人)は、お客さまとマニュライフ生命の保険契約締結の媒介を行う者で、保険契約締結の代理権はありません。したがって、保険契約はお客さまからの保険契約のお申込みに対してマニュライフ生命が承諾したときに有効に成立します。

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「&LIFE 個人年金保険」三井住友海上あいおい生命保険株式会社

※「&LIFE 個人年金保険」は「5年ごと利差配当付個人年金保険(無選択特則付)」の販売名称です。

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ご契約のご検討・お申込みに際してご留意いただきたい事項は、「商品パンフレット」「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)」「ご契約のしおり/約款」「設計書」等に記載しています。ご契約前に十分にお読みいただき、内容をご確認・ご了解のうえ、お申込みください。

「ニッセイみらいのカタチ 年金保険日本生命保険相互会社



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個人年金保険とは

個人年金保険とは、若いうちからコツコツ保険料を払い込んで、所定の年齢から一定額を年金として受け取ることができる保険です。

以前「老後2,000万円問題」が話題になりましたが、公的年金だけでゆとりのある老後生活をおくるには心配になるかもしれません。また、国としても自助努力による資産形成などをおすすめしています。

公的年金は「国民年金」「厚生年金」の2階建てとなっていますが、これに上乗せし、老後資金を補うために、企業や個人が任意で加入するのが私的年金になります。

私的年金には、厚生年金部分に上乗せする企業年金、個人年金保険やiDeCoなどの個人年金があります。

生命保険文化センターが発表した『2022(令和4年度)「生活保障に関する調査」』によりますと、「老後保障に対する私的準備状況」では個人年金保険・変額個人年金保険や生命保険は預貯金(47.1%)についで2位(41.0%)となっています。

個人年金保険のデメリット

老後資金づくりのための金融商品としては預貯金と並びポピュラーな手段である個人年金保険ですが、意外と「個人年金保険」で検索すると「おすすめしない」といった否定的な意見も多くあります。個人年金保険のデメリットは次のようなものがあります。

途中解約をすると元本割れになる

個人年金保険は途中解約が可能ですが、途中解約すると元本割れになる可能性が高いです。元本割れとは、支払った保険料よりも解約時に受け取る解約返戻金が少なくなることを言います。

なぜ元本割れが起こるかと言うと、最初の数年間は保険料の大部分が手数料や運用費用として控除された残りが積立金となるためなどの理由があります。

外貨建てにはリスクがある

ドルなどの外貨で運用するため海外の金利を活用した運用成果が期待できる外貨建個人年金保険ですが、為替レートの影響を受けるため、元本割れのリスクも当然あります。老後資金として長期にわたって保険料を払い込むわけですから、そのリスクについてはしっかりと理解しておかなければなりません。また、通常の個人年金保険と比べて為替手数料や解約控除など契約者が負担する費用(コスト)が高いという側面もあります。

定額個人年金保険はインフレに弱い

将来受け取る年金額が確定している定額個人年金保険ですが、将来景気が良くなりインフレが起こった場合にも受け取る年金額は変わりません。契約時と年金受取時点でお金の価値が変わってしまうことで、受取年金額が実質目減りするというインフレリスクがあります。

保険会社の破綻リスクがある

個人年金保険を扱う保険会社自体が破綻してしまう可能性もあります。万が一保険会社が破綻しても「生命保険契約者保護機構」により高予定利率を除き、破綻時点の責任準備金等の90%まで補償されますので、支払った保険料がまったく無駄になってしまうわけではありませんが、将来受け取るはずだった年金額等が減額される可能性があります。

個人年金保険のメリット

強制的に資産形成ができる

個人年金保険は預貯金と違い途中解約のハードルが高く、また保険料は口座から自動的に引き落としとなるため強制力があり継続しやすいというメリットがあります。商品にもよりますが、貯蓄が苦手な方でも老後資金を計画的に、資産形成ができるところがおすすめポイントです。

個人年金保険料控除が受けられる

所定の条件を満たした個人年金保険の保険料は「個人年金保険料控除」が受けられるのもおすすめです。しかも「個人年金保険料控除」は死亡保険や学資保険などの「一般生命保険料控除」とは別枠になります。ここがポイントです。

年間の個人年金保険料が8万円を超えるのであれば、所得税4万円、住民税2万8千円が控除対象となります。マイナス金利のため現在魅力が薄いとされる円建個人年金保険でも、外貨建と比べると比較的安全性が高く、税制活用できるので加入するメリットはありそうですね。

ただし、すべての年金保険で個人年金保険料控除を受けられるわけではありません。
変額年金保険の保険料は、個人年金保険料控除の対象にはならず、「一般生命保険料控除」の対象となります。また、外貨建て個人年金保険の場合は商品によって「一般生命保険料控除」になる場合と、個人年金保険料税制適格特約を付加することで「個人年金保険料控除」の対象となる場合があります。
加入を検討する場合には、支払う保険料はどの種類の控除対象となるか必ず確認しましょう。
※保険料の取り扱いは、2023年11月時点の税制によるものです。

個人年金保険以外の金融商品

老後資金の確保のために公的年金に上乗せするには、個人年金保険以外にもいろいろな方法があります。そのなかでも主なものについてご紹介します。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

個人年金保険とよく比較されていて今話題なのがiDeCoです。iDeCoは個人で積み立てる年金の制度のことで、加入者が毎月一定額を積み立て、その資金を定期預金・保険・投資信託などで加入者自身が運用し、増やしたお金を60歳以降に年金または一時金で受け取ることができます。

iDeCoの優れている点は、税制優遇が厚い点。なんと積み立てたお金(掛金)の全額が所得控除の対象となります(小規模企業共済等掛金控除)。控除の上限が決まっている個人年金保険と比べると大きな違いです。

また預金の利子や投資信託の運用利益などには税金がかかりますが、iDeCoの運用益は非課税になるのもおすすめです。
なお、iDeCoの掛金はサラリーマン、自営業、専業主婦など属性により上限が決められています。

終身保険

終身保険は一生涯保障が続く死亡保険です。掛け捨ての保険とは違い資産形成の機能もあり、途中解約した場合には解約返戻金も戻ってきます。例えば保険料支払期間を10年払込・60歳払込に設定し、払込期間終了後に解約した場合は、払い込んだ保険料の総額よりも少し多く解約返戻金が戻ってくることもありますので、個人年金保険と同様に老後生活資金の上乗せとして使うことができます。

終身保険は死亡保障がメインの保険です。個人年金保険の場合、年金受取前に亡くなってもそれまでに支払った保険料払込相当額が返ってくるだけになります。加入してあまり時間が経たずに亡くなった場合にはあまり戻りがありませんね。

一方で終身保険の場合には、保険料の払い込みが終わっていなくとも死亡時には契約で定めたとおりのまとまった保険金を受け取ることができます。遺族に対してより多くのお金が残せるのが終身保険なのです。

死亡保障がメインの保険のため、老後資金準備を前提に検討する商品ではありませんが、遺族にお金を残しつつ、老後資金としても活用できるようにしたい、という場合にはこちらもおすすめです。

養老保険

養老保険は貯蓄と死亡保障を兼ね備えた保険で、死亡保険金と満期保険金が同額なのが特長です。

終身保険は死亡時に契約時に約束された保険金を受け取れますが、生きている間に受け取れるお金(解約返戻金)は保険金や支払保険料総額よりも少なくなります。個人年金保険は年金受取開始後であれば、受取年金総額は支払保険料総額よりも多くなることが一般的ですが、年金受取開始前に亡くなった場合は、払込保険料相当額が戻ってくるだけです。

それに対し、養老保険は生きていても保険期間中に亡くなってもまったく同じ額が受け取れるのでおすすめと言えます。

ただし、生死に関わらず同額のお金を保険会社が支払うことになるため、保険料は高めとなります。貯蓄性と死亡保障を兼ね備えたと書きましたが、現在の養老保険の返戻率はほとんどが元本割れ状態です。

定期預金

老後資金の備えとして最もリスクが少なく一般的と言える方法です。普通預金の金利が超低金利時代にある現在では、増やすためというよりもリスクなく確実に老後資金を確保するための手段としておすすめです。近年ではネットバンクの金利が高めです。

まとめ

個人年金保険はかつて貯蓄性の高い魅力的な保険でした。そのころ加入した方にとってはまさにお宝保険ですが、低金利が続く現在においては魅力の薄い保険になりつつあります。

しかし、紹介したように現在でもまだリスクは伴うもののリターンが期待できる保険はいくつかあります。仕組みが複雑で難しいものも少なくありませんので、検討する場合には自分がしっかり理解をしたうえで検討していきましょう。強制的に資産形成ができる、所定の要件を満たせば個人年金保険料控除などの税制優遇を受けられるなどといったメリットもあるため、リターンの大きさだけがこの保険の魅力というわけではありません。

老後資金は自身にとって、また家族にとっても大切な資金です。個人年金保険に限らず、どういった方法で老後資金を貯めていくかをじっくり考え、少しずつでもできるだけ早いうちから実行に移していくのがおすすめと言えるでしょう。

個人年金保険は、インターネットや郵送で申込みができないため、加入に際しては、対面での相談が必須となります。ニッセンライフでは、平日・土日祝問わず10時から19時であれば、ご希望の日時でご相談いただけます。

生23-8036,24/2/16

出典

公益財団法人生命保険文化センター『2022(令和4)年度「生活保障に関する調査」(2023年3月発行)』
https://www.jili.or.jp/research/report/chousa10th.html

厚生労働省「iDeCoの概要」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html
※2023年10月時点

掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。
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