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50代以降のおひとりさま男性の保険とお金のはなし

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50代以降のおひとりさま男性の保険とお金のはなし

平均寿命がますます延びている中、おひとりさま男性が安心して老後を迎えるためには、どのような準備をすればよいのでしょうか。ここでは、50代以降の独身男性が知っておきたい、保険の見直し方や病気や介護の準備、老後の生活費を確認しましょう。

おひとりさまの死亡保障はどうしたらいい?

死亡保障は、残された家族が生活していく上で困らないために準備する資金となります。遺族のために資金を残す必要性が低いため、おひとりさまの死亡保障は、自分の葬儀費用や死後の整理費用に備える程度の金額で十分といえます。

たとえば葬儀費用であれば約200~300万円、その他お墓代などを見込んで300~400万円程度の保障がひとつの目安です。ただし、その費用は必ずしも保険で準備する必要はなく、貯金が十分な場合保険は必要ないと言えます。

しかし貯金が十分でなければ、お金が貯まるまでの間は定期保険などの割安な保険でそなえ、貯まったら解約する方法もあります。ほかにも、医療費と死亡保障の両方にそなえたい方であれば、500万円程度の死亡保障の付いた医療保険に加入するという手もあります。

=>死亡保険の一覧、詳細はこちら

おひとりさまの医療保険は必要?

老後の医療費は、「健康保険制度」や「高額療養費制度」などの公的制度を使うことがベースとなるため、貯蓄が十分にあれば医療保険への加入は必要ありません。とはいえおひとりさまは、病院までの付き添いや自宅療養となった場合に、身内に依頼できず、タクシーの利用やヘルパーなどに頼る可能性もあります。医療費以外の費用は、公的な医療保険ではまかなえないため、医療保険で準備しておくのが得策です。

とくに、入院が長引く三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中など)が心配な方は、三大疾病にかかった時点で大きな保障が得られる三大疾病保険に加入しておいてもよいでしょう。

60歳以降の男性はとくにがんへのそなえを!

国立がん研究センターが調査した「年齢別のがん罹患率」を確認すると、30代前半では男女ともほぼ同率ですが、30歳代後半から50歳代前半までは男性よりも女性の罹患率が高まります。60歳代以降になると男性は女性より顕著に罹患率が高くなることが確認できます。

表 2015年 がん罹患率の年齢による変化(罹患データ全国推計値)

がんの治療は保険がきかない場合もある上に、抗がん剤治療などは副作用で退院後も自宅療養で働けない状態が続き、生活費が不足することも想定できます。とりわけおひとりさまは、収入が途絶えることによるダメージが大きいでしょう。

その場合は、収入保障を兼ねてがん保険に加入することをオススメします。なお、最近は長期の入院をともなう治療は少なくなっているため、治療費や生活費などに自由に使える一時金タイプのがん保険に加入しておくと、使い勝手がよく安心です。

=>医療保険の一覧、詳細はこちら
=>がん保険の一覧、詳細はこちら

将来の介護費用や生活費はどうそなえる?

おひとりさまの定年後の生活費は、どのくらい必要なのでしょうか? 総務省の調査によると、60歳以上で一人暮らしの生活費(支出)は、1か月約15万5,000円かかります。一方、収入は、1か月約11万4,000円となっています。収入から支出を差し引いた約4万1,000円は毎月の赤字額となり、その赤字額を埋めるための対策が必要です。基本的には定年までに必要な老後資金を貯蓄する必要があります。

また、おひとりさまは介護費用が気になる方も多いのではないでしょうか。 介護は、公的な介護保険の利用が基本となります。 家族がいれば家族による介護も考えられますが、おひとりさまは家族に頼ることが難しいため、介護施設への入所がひとつの選択肢になるでしょう。有料老人ホームなどを選べば、さらに多くの費用を要する可能性があります。

介護の選択肢を広げるためにも、できる限りそなえることが大切です。貯蓄を増やすことはもちろんのこと、確定拠出年金やつみたてNISAの活用、保険商品であれば介護保険や個人年金保険、外貨建ての変額保険なども検討してみてください。

この記事を書いた人
小沢 美奈子(ファイナンシャル・プランナー) 小沢 美奈子(ファイナンシャル・プランナー)
K&Bプランニング代表。大学卒業後、損害保険会社に約12年間勤務後、外資系損害保険会社で営業に従事。ファイナンシャル・プランナーとして活動開始後はWebや書籍などで記事執筆、セミナー講師、保険の見直し、家計相談などを行う。シニアや生活困窮者のライフプランにも力を入れる。趣味はカメラ。
出典
(生命保険文化センター)
https://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/succession/2.html
http://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/succession/3.html

「患者調査2017年度」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/dl/03.pdf

「がん登録・統計」(国立がん研究センターがん情報サービス)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

「家計調査報告(家計収支編)2017年」(総務省)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gy03.pdf

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