合理的に・保険料を安く備えたい方向けおすすめのがん保険3選

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合理的に・保険料を安く備えたい方向けおすすめのがん保険3選

がん保険といえば、がんと診断されたらまとまったお金が受け取れる一時金保障が主流です。
しかし、最近では治療を受けた月ごとに給付金を受け取れる治療給付保障も増えてきています。
プランによっては一時金のみの商品よりも、治療給付金が基本保障となっている商品の保険料が安くなるケースがあるので、保険料の負担を軽くしたい人は比較検討をおすすめします。

この記事では、治療給付タイプの商品の仕組みとおすすめ商品の紹介、一時金タイプと治療給付タイプのメリット・デメリット、どんな人にがん保険が必要なのかを解説します。

治療給付保障とは?おすすめ商品3選

がんの治療は手術治療、薬物療法(抗がん剤治療)、放射線治療など多様化しており、個々のがんの進行度や状況に応じて治療方法が選択されます。

がん治療=お金がかかると思われますが、健康保険が適用されること、高額療養費制度や医療費控除も利用できるため、1か月にかかる治療費の自己負担額は9万円前後になります。

※ 実際の自己負担上限額は、年齢や所得で決まります。70歳未満で標準報酬月額 が28万~50万円の場合、自己負担限度額は80,100円+(総医療費-267,000円)×1%で計算します。(2024年2月現在)

がん保険の治療給付保障は、保険会社所定のがんの治療を受けた月ごとに、契約時に決めた額の給付金を受け取れる保障です。
給付金額を1か月の自己負担額分が保険金で支払われるプランを組めば、貯金を崩すことなく治療費をまかなうことができるため合理的に備えられます。


今回は、治療を受けた月ごとに給付金が受け取れるタイプのがん保険の中から、おすすめ商品を3つ紹介します。

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「ガン保険 ガードネクスト」 メットライフ生命保険株式会社

【おすすめポイント】

  • 主契約に加えて、特約によるさまざまな保障からニーズに合わせたガンの備えが選べる。
  • タバコを過去1年間吸ってない方は、割安な保険料で申し込みできる。
    ※ガン先進医療特約およびガン自由診療特約には、喫煙にかかわる保険料率の設定はありません。
  • ご契約から保障の開始までの3か月間の不てん補期間(保障されない期間)中は保険料の払い込みが不要。
    ※保険料を割り引いているものではありません。
    ・この保険には保険期間の始期の属する日からその日を含めて3ヵ月間の不てん補期間(保障されない期間)があります。


【商品の特徴】

主契約では所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療の三大治療をはじめ、それ以外にもホルモン剤治療、1日以上の入院、在宅医療や緩和療養(疼痛緩和薬による薬剤治療・神経ブロック)の保障も対象になっています。

また、特約を付加することで公的医療保険制度による給付の対象外となる先進医療や自由診療への備えはもちろん、治療のために仕事を休職・退職した場合の収入保障として使える悪性新生物収入サポート特約など、幅広い特約からニーズに合わせて保障を組み合わせることもできます。

契約年齢が20歳以上であれば、喫煙に関する告知により非喫煙保険料率が適用された場合、喫煙保険料率より割安な保険料でお申し込みいただけます。

保障をカスタマイズしたい方、タバコを吸われない方にとくにおすすめです。

【月払保険料例】ガン治療給付金10万円の場合

契約年齢

男性

女性

喫煙者

非喫煙者

喫煙者

非喫煙者

30歳

2,767円

2,027円

3,268円

2,648円

40歳

4,211円

2,996円

4,299円

3,439円

50歳

6,862円

4,697円

5,240円

4,125円

【試算条件】終身ガン保障保険(無解約返戻金型) ガン治療給付金10万円 ガン先進医療特約 ガン診断特約(ガン診断給付金50万円) ガン保険料払込免除特約 上記保険料例の「喫煙者」は「喫煙保険料率」、「非喫煙者」は「非喫煙保険料率」をさします。保険期間・保険料払込期間:終身 保険料払込方法(経路):口座振替扱・クレジットカード払の場合 2024年2月時点 

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※保険会社のWEBサイトに移動します。

 

「健康をサポートするがん保険 勇気のお守り(がん治療給付型)」 SOMPOひまわり生命保険株式会社

【おすすめポイント】

  • がんの治療を目的として、手術、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療、緩和療養、入院いずれかの治療を受けた場合月ごとに給付金が受け取れる。
  • たばこを過去1年間吸っていない方や禁煙に成功した方は割安な保険料に。
  • ご契約からがんの保障の開始までの3か月間は保険料が発生しない。
    ※このがん保険の保障はご契約から3か月後に開始し、がんの保障開始以降に保険料が発生する仕組みです。ご契約からがんの保障の開始までの3か月間は保険料が発生しませんが、保険料を割り引いているものではありません。

【商品の特徴】

主契約の保障にがん治療給付金(所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療・ホルモン剤治療、緩和療養、入院)のほか、自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金と自由診療乳房再建給付金が含まれているのが特徴です。

また、たばこを吸わない人の場合は割安な保険料になり、もし申込時点でたばこを吸っていたとしても、契約後に1年以上禁煙に成功された場合などでも保険料率を変更できる制度があります。

シンプルかつ手厚い保障がほしいという方におすすめです。

【月払保険料例】がん治療給付金10万円の場合

契約年齢

男性

女性

喫煙者

非喫煙者

喫煙者

非喫煙者

30歳

1,925円

1,855円

3,250円

2,545円

40歳

2,940円

2,785円

4,300円

3,345円

50歳

4,710円

4,425円

4,780円

3,715円

【試算条件】月額給付金重点プラン(がん治療給付金:1か月につき10万円、自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:1か月につき20万円、自由診療乳房再建給付金:一乳房につき10万円、がん診断給付金:1回につき50万円) がん保険料免除特約あり 保険期間・保険料払込期間:終身 保険料払込方法:月払 口座振替扱・クレジットカード扱の場合 2024年3月現在

●上記保険料例の「喫煙者」は「喫煙者保険料率」、「非喫煙者」は「非喫煙者保険料率」をさします。
●被保険者が20歳以上の場合「非喫煙者保険料率」または「喫煙者保険料率」のいずれかの保険料率が適用されます。
ご契約時に健康状態などが引受保険会社の定める基準を満たしたうえで、過去1年間に喫煙歴がない場合、割安な保険料でお申込みいただけます。
●喫煙状況の確認のため、お申込み内容により告知に加えて所定の検査を求めることがあります。
●検査の結果によっては、非喫煙者保険料率が適用できない場合があります。
●主契約は終身がん保険(C2)(がん治療給付型)(Ⅰ型)です。
●この保険の基本保障は終身がん保険(C2)(がん治療給付型)(Ⅰ型)+がん診断給付特約です。
●死亡給付金と保険料払込期間中の解約返戻金はありません。
●がんに対する保障の開始(責任開始日)は、保険期間の始期の属する日から起算して3か月経過後となります。
●お仕事の内容・健康状態・保険のご加入状況などによっては、ご契約をお引き受けできない場合や、保障内容を制限させていただく場合があります。
●このご案内は、商品の概要を説明したものです。詳細につきましては「商品パンフレット」「ご契約のしおり・約款」「ご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)」を必ずご覧ください。

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「メディフィットがん保険」 メディケア生命保険株式会社

【おすすめポイント】

  • 抗がん剤治療、放射線治療、手術の3大治療をカバー!(Ⅱ型の場合。Ⅰ型の場合は手術保障なし。)
  • 日本未承認薬・適応外薬を使用した所定の自由診療への保障が充実。
  • 各種特約を付加することで保障を充実させることも可能。

【商品の特徴】

ニーズに合わせて保障をカスタマイズでき、主契約ではⅡ型を選択することで、手術の保障が追加されます。
主契約Ⅰ型は、「抗がん剤治療給付金」「自由診療抗がん剤治療給付金」「がん放射線治療給付金」の保障があり、Ⅱ型はⅠ型の各治療給付保障に加え「がん手術給付金」「がん骨髄移植給付金」の保障があります。

また主契約Ⅰ型・Ⅱ型どちらの場合も、所定の自由診療抗がん剤治療が保障されます。

主契約Ⅰ型を選択された場合、「抗がん剤治療給付金」「自由診療抗がん剤治療給付金」「がん放射線治療給付金」のみというプランの設計ができるため、お手頃な保険料でがんに備えることもできます。

がん診断特約(23)やがん入院特約(21)など、選べる保障が多いため、必要な保障をカスタマイズできるところも特徴の一つです。

お手頃な保険料でがんに備えたい方におすすめです。

【月払保険料例】主契約Ⅰ型:基本給付金額10万円の場合

契約年齢

男性

女性

30歳

1,716円

2,253円

40歳

2,659円

3,089円

50歳

4,427円

3,646円

【主契約】がん治療保険(無解約返戻金型)(Ⅰ型):基本給付金額10万円 + がん診断特約(23)(Ⅰ型):がん診断給付金額50万円、がん保険料払込免除特約、先進医療・患者申出療養特約(21) 保険期間・保険料払込期間:終身の場合 2024年2月時点

*がんの保障については、責任開始日からその日を含めて91日目(がん責任開始日)から開始されます。責任開始日から90日以内に診断確定されたがんはお支払いできません。責任開始日から90日以内に診断確定されたがんは保険料のお払込免除のお取扱いはできません。
*がん責任開始日前にがんと診断確定されていた場合は、ご契約は無効となります。
*療養を受けられた日現在において、先進医療または患者申出療養に該当しないときはお支払いできません。

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※保険会社のWEBサイトに移動します。


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各商品の詳細については必ず「パンフレット」「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報・その他重要なお知らせ)」「ご契約のしおり・約款」をご覧ください。

 

一時金タイプと治療給付タイプのメリット・デメリット

一時金タイプの大きなメリットは、給付金を受け取れるタイミングが早い、まとまったお金を受け取れるところです。
多くの場合、診断一時金はがんと診断されたらすぐに保険金請求ができます。

診断一時金を100万円や200万円に設定していれば、治療費はもちろん、減少した収入の補填や医療用ウィッグなど生活の質(QOL)をあげるために必要な物品購入にあてることもできます。

一時金保障は1回限りではなく2回目以降も一時金が受け取れる商品が主流で、一時金の支払事由が1回目とは異なります。
商品によって条件は異なりますが、1年や2年に1回を限度に、入院や通院で治療を受けた場合とされていることがあります。

一時金タイプのデメリットは、診断一時金の金額によっては治療が長引いた場合などに足りなくなる可能性があるというところです。


治療給付金のメリットは、治療が長引いた場合にも対応できる、治療を受けた月のみ給付金を受け取れる保障のため保険料がお手頃という点です。

給付金の支払事由が「治療を受けた月ごとに○万円」で、支払限度内なら何度でも受け取れるため長期化しても安心です。
治療を受けなければ給付金の支払いもないため、一時金タイプよりは保険料が手ごろになりやすい傾向があります。

治療給付金のデメリットとしては、給付金の支払い条件に該当しない治療を受けたときには給付を受けられない、給付金額が5~30万円程度なので治療以外の費用まで補填できない点があります。

 保障のタイプ

特徴

選ぶときのポイント

一時金

治療費だけではなく、収入補填など、その他の雑費にも使える。

  • 複数回受け取れるか
  • 給付条件(1年に1回、入院or通院)

治療給付

治療が長期化した場合に使いやすい

  • 給付条件(抗がん剤、ホルモン剤、緩和療養など)
  • 支払限度(回数・金額など)


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がん保険が必要な人とは?

がんの治療費は他の病気・ケガと同様に健康保険が適用されるため、貯金などである程度はまかなうこともできるでしょう。
また、民間の医療保険でも保障されるので、医療保険とがん保険の両方から給付金を受け取るということもできます。

それなのになぜがん保険は必要とされているのでしょうか?
その理由は、がん治療は長引くケースが多いからです。

がんは手術をしたら完治、薬物治療を受けたら治療終了というケースは少なく、数年間再発・転移がないかなども含めて経過をみることが多い病気です。
また、がん治療は痛みや息苦しさ、心理的な辛さを感じることもあり、仕事ができず休職、就労時間を減らすことで収入が減少するケースも考えられます。

がん保険は治療費に対して備えるという目的もありますが、収入が減少した場合の補填として活用することもできます。
子供がいる、住宅を購入しローンの返済があるなど、収入・貯金がなくなることで生活が困るという場合は、一定期間だけでもがん保険で備えることもリスク対策の一つです。

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20代から50代の女性は男性よりもがん罹患率が高い

がんは男女問わず60代以降に罹患率が高くなりやすい病気です。
年代ごとに見てみると、30代では2.4倍、40代では2.5倍と男性よりも女性のがん患者数が多いというデータがあります。

がん(全部位) 罹患率 2016年-2019年(人口10万人対) 性、年齢別(単位:千人)

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)

20代、30代という若い年代の女性に多いがんとして、乳がんと子宮頸がんがあります。
とくに乳がんは20代後半から徐々に増え始め40代から50代にピークを迎えます。

20代から50代は結婚、出産、子育てとライフイベントが多くある時期であり、働き盛りの時期ですので、がん治療にかかる負担を軽くできるがん保険は役立ちます。

がん以外の病気にかかることもあり、若いから病気にならないということではありません。
1度でもがんになったことがあるだけでなく、慢性肝炎などの肝疾患や女性特有の病気である子宮頚部異形成など、がんになりうる可能性が高い病気になったことがあると、がん保険の加入が難しくなります。

他の保険にも言えることですが、とくにがん保険は健康なときに・できるだけ若いうちに加入を検討することをおすすめします。

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まとめ

がん治療給付タイプの商品の仕組みとおすすめ商品などを紹介しました。
がん治療給付タイプは、一時金タイプと比べて保険料がお手頃になるプランが作れるケースが多いので、がん保険に入りたいけど予算に合わないという方でも検討しやすいと思います。

ただし、保険料が安いから入るというのはあまりよくありません。
「がん保険でどんな費用をまかないたいのか」に重点を置いて、ニーズに合うものが治療給付タイプなのか一時金タイプなのかを見極めるようにしましょう。

自分で考えても答えがわからないという場合は、保険のプロに相談がおすすめです。
ニッセンライフは複数の保険会社を取り扱っているため、1回の相談で複数の商品を比較・検討いただけて時短になります。

相談方法は、対面やオンライン(WEB)、電話など、お客様の希望に合わせて選ぶことができ、どの方法で相談いただいても何度でも無料でご利用いただけます。

ぜひお気軽にご相談ください。

・各商品の詳細については必ず「パンフレット」「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報・その他重要なお知らせ)」「ご契約のしおり・約款」をご覧ください。・お引き受けに際しては保障(補償)の対象となる方の健康状態や、ご契約に関わるお客様の情報に基づいて、総合的に審査いたしますので、お引き受けできない場合があり、引受基準は各社で異なります。・既往症・ご職業・その他によってはご契約を制限させていただくことがあります。なお、入院中の方はいかなる場合もお引き受けできません。・募集代理店株式会社ニッセンライフ、関連会社、グループ会社の社員は、私ども募集代理店株式会社ニッセンライフを通じてはお申込みいただくことができないプランがございますので、何卒ご了承ください。

HP-M370-709- 24048559 (2024.3.9)
H2403-0025

HL-P-B1-24-00038(使用期限:2026.4.30)

出典

国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/data/dl/index.html#a14

掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。
出典に記載されているURLは、執筆時のリンク情報のため、アクセス時に該当ページが存在しない場合があります。

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