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子宮筋腫

病気解説

子宮筋腫とは

子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできる腫瘍のことです。
婦人科があつかう病気の中では、最も患者数が多く、約10万人以上が通院していると概算されています。
生殖可能年齢の女性の20~30%に発生しているとされており、特に30歳~40歳代の発症率が高い傾向にあります。
子宮筋腫の約95%が子宮体部にできます。

発生部位によって、
①粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)=子宮の内側に向けて発育する筋腫
②筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)=子宮の筋肉の中で発育する筋腫
③漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)=子宮の外側に向けて発育する筋腫
の3つに分類されます。

子宮筋腫の大きさは1センチ以下のものから、20~30センチのものまでさまざまで、複数の筋腫が同時に発生するケースも多くあります。子宮筋腫のほとんどは、良性の腫瘍とされています。
「良性」とは、「腫瘍が大きくなれば、さまざまな症状をもたらす可能性はあるが、すぐに生命をおびやかすものではない」という意味であり、症状が全く出ない人も多くいます。

しかし、良性で症状がなければ100%安心というわけではありません。短期間のうちに肥大化することもあれば、内出血を起こして重症化することもありえます。また、子宮筋腫は不妊症を引き起こす要因のひとつです。だからこそ、健康な人も子宮筋腫が見つかった人も、定期的な婦人科検診に行く必要があるのです。

その一方で「悪性」とは、がんなどに代表されるように、「命を奪う可能性がある腫瘍」です。悪性はまれで、全体の0.5%程度となっています。

子宮筋腫の発症要因は、はっきりと分かっていません。ですが、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が、筋腫の発生・増大に大きな影響を与えていると考えられています。そのため、女性ホルモンの働きが活発な20~50歳代にみられる病気で、その間にできた筋腫は、女性ホルモンの影響を受けて増大していきます。

一方、女性ホルモンの分泌が急激に減る「閉経後」には筋腫は縮小していき、新たに発症することはほとんどありません。月経時に出血量が増えたり、生理以外に不正出血があったりするのは、子宮筋腫のひとつのサインです。

また、出血が増えることで貧血になり、婦人科で診察したら子宮筋腫が原因だったということもよくあります。これらは子宮筋腫の典型的な症状ですが、筋腫の発生する部位によっては、自覚症状が出ないことも少なくないので注意が必要です。

病気データ

子宮筋腫のデータ

厚生労働省の「平成26年度 患者調査」によると、国内の子宮筋腫(子宮平滑筋腫)の患者数は約10万4,000人と調査開始以来で初めて10万人の大台を突破しました。約10年前の平成17年は7万9,000人で、3年に1回の患者調査では統計を取るたびに患者数が増え続けていることが明らかになっています。

子宮平滑筋腫(子宮筋腫)の総患者数の推移

子宮平滑筋腫(子宮筋腫)の平成26年総患者数(年代・性別)

出典:厚生労働省 「平成26年 患者調査 傷病別年次推移表」 より

この数字は病院に通っている患者数であることに着目する必要があります。あくまで推定になりますが、こうした病院に行っていない潜在的な患者を含めると、子宮筋腫の罹患者は実際の患者数の数十倍にのぼるとみられています。というのも、子宮筋腫をわずらっている人の中には、症状に気がつかず、治療をしていない人が多数存在するからです。
こうした人たちは、30〜40歳代でなかなか子供ができずに不妊症の検査をした際に、子宮筋腫が見つかったというケースも少なくなく、晩婚化の流れなども潜在的な患者数を押し上げている可能性があります。そのため、赤ちゃんを無事に生むためには適切な治療をすることが必要で、早期発見に向けて定期的な検診をする必要があります。

では、子宮筋腫の早期発見のために検査はどのようにおこなわれるのでしょうか?
まず問診や腹部触診を経たうえで、内診(腟から指や専用の器具を入れて検査すること)で子宮の大きさや固さ、筋腫の有無などを調べます。
大きな筋腫であればここで分かりますが、小さな筋腫は内診では分かりません。
そのため「経腟超音波検査」(膣から検査機器を挿入してエコーで検査すること)をあわせて行い、エコー画像で筋腫の有無を確認します。補助的にMRI検査(磁気共鳴画像診断装置)が実施されることもあります。

自治体や企業の健康診断、人間ドックなどで、「子宮頸がん」などを中心とした婦人科検診を定期的に受診することはもちろん大切です。ですが、そうした検診ではエコー検査を実施しない場合も多くあり、子宮筋腫などが見落とされがちです。検診のオプションがあれば、子宮筋腫など他の婦人科系の疾患の検査を追加するのもひとつの方法です。

また、「自分の身体は自分で守る」という考えから、婦人科の「かかりつけ医」を持つことも大切です。
近隣の産婦人科医院やレディースクリニック、中規模病院・大学病院の産科・婦人科などで、1年に1回は定期検診を受けましょう。出産経験者は、お産をした病院で継続的に検査をすることが大切です。

保険加入

子宮筋腫にそなえる保険選び

子宮筋腫は女性特有の病気で、その患者数は増え続けています。
自覚症状がなかったり、治療していない潜在的な罹患数を含めると、さらに多くなることでしょう。
子宮筋腫は、30~40歳代でなかなか子供ができずに不妊症の検査をした際に見つかったというケースも少なくありません。
そのため、早期発見のためには定期的な検診が必要ですが、万が一の入院・手術にそなえて、医療保険への加入検討をオススメします。

医療保険では、子宮筋腫の治療で手術した場合は「手術給付金」が受け取れるうえ、入院1日単位であらかじめ決められた「入院給付金」がおります。子宮筋腫は女性特有の疾病であり、「女性疾病特約」などの特約をつけていれば、入院給付金が増額されるケースもあります。複数の商品を比較検討することが大切です。

では、子宮筋腫と診断された人は、医療保険や死亡保険(終身保険など)に加入することは可能でしょうか。
持病や既往症がある人向けの専用商品でなくとも、通常の保険に加入できる可能性があります。ただし、申し込める保険の種類が限られるうえ、保障の範囲が狭くなる場合がほとんどです。
たとえば医療保険では、子宮筋腫の人は加入の際に「条件」が付く事が多くなります。その「条件」とは、「一定期間を過ぎるまでは、子宮に関連した病気は保障しませんが、それ以外の病気は保障します」ということです。(不担保の条件は保険会社によって異なります)

その一方で、子宮筋腫そのものの悪化など、子宮に関連した病気も含めて保障する保険が「引受基準緩和型保険」と呼ばれる商品です。
この保険は、通常の保険よりも保険料は割高となりますが、3~5つの簡単な告知項目(質問事項)がすべて「いいえ」であれば、現在通院中・服薬中の方でもお申込みいただくことが可能です。
「引受基準緩和型保険」は通常の保険に比べて保険料が割増になっているなどの条件がありますが、子宮筋腫が悪化したり、再発した場合だけでなく、その他の病気でも保障されます。
もちろん異常妊娠・分娩(帝王切開など)による入院・手術もカバーしています。
さらに、「死亡保険(終身保険など)」や「がん保険」は、子宮筋腫の方であっても、症状が安定していたり、手術で完治していたりすれば、加入いただける可能性は高くなります。
※告知項目については保険会社によって異なりますので、ぜひ複数の会社をあわせてご検討下さい

子宮筋腫でも入れる可能性のある医療保険2商品あります。

該当する保険商品を見る

【必ずお読みください】
こちらより資料請求できる商品は「持病がある方をささえる保険(引受基準緩和型保険や無告知型保険)」です。お客様の治療状況によっては他の商品をご案内できる場合がございます。ご検討にあたっては、ぜひ一度お電話やメールよりお問い合わせください。

治療法

子宮筋腫の治療法

子宮筋腫は症状や腫瘍の大きさ、また患者の年齢や「妊娠を希望するかしないか」によっても治療法が変わるため個人差があります。
子宮筋腫が発見されても、腫瘍が小さく、症状がほとんどない場合は、「経過観察」の措置となる場合もあります。

しかし、生理の出血が多かったり、貧血が続くなど何らかの症状があるときや、筋腫が大きく成長しているときなどは、「手術療法」または「薬物療法」の措置がとられます。「手術」については、患者の年齢や妊娠希望の有無によって、
①子宮を全部取るか(単純子宮全摘術)
②筋腫部分だけを取り除くか(筋腫核出術)
のどちらかが選択されます。
たとえば、将来妊娠を希望する女性であれば、子宮を残す②筋腫核出術でおこなう必要がありますし、出産を終えた女性であれば①子宮全摘術によって筋腫の再発や、子宮がんなどの心配をなくすことも可能です。

手術の方法は「開腹手術」が比較的多いですが、近年はお腹を大きく切開する必要がない「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術」でおこなわれることが増えています。開腹手術の場合の入院日数は10日間前後ですが、腹腔鏡の場合は4~5日と半分程度ですみます。
さらに、近年は米国製の手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ(da Vinci)」の活用が日本で広がりつつあります。子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮がんなどの腫瘍の切除に、最新の手術ロボットを積極的に活用する医療機関が出てきています。

子宮筋腫を「筋腫核出術」で摘出し、適切な治療をおこなえば、それまでのさまざまな不快な症状が緩和されることは多いでしょう。不妊症の人が赤ちゃんを授かったというケースも少なくありません。
ただ筋腫核出術は、「子宮全摘術」のように「根治療法」ではないので、筋腫が再発する恐れは誰にでもつきまといます。手術で取り切れなかった小さな筋腫が再び増大したり、まったく別の場所に筋腫ができることもあるわけです。だからこそ、治療を終えた人も定期的な検診は不可欠です。
聖マリアンナ医科大学・産婦人科学の鈴木直教授は、「数センチ以下の小さな筋腫は内診では見つからないことが多いため、子宮筋腫の検査では、エコー検査は必須です。年に1回の子宮頸がん検診に加えて、子宮と卵巣を超音波(エコー)検査することが理想的です。」と話しています。

子宮筋腫の「薬物療法」では、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑えて、筋腫を縮小させる働きがある「GnRHアゴニスト」がもちいられます。この薬剤で一時的に無月経状態となるため、「偽閉経療法」と呼ばれています。鈴木直教授によると、「薬物の投与で、最大で4割ぐらい腫瘍が小さくなる」といいます。
これにより、過多月経(生理の出血が多い)や生理痛、貧血などの症状が緩和されます。さらに、腫瘍が大きすぎて腹腔鏡手術ができない場合に、腫瘍を小さくして手術し易くするために、この療法が選択されることもあります。
ただ、女性ホルモンの分泌が少なくなることで更年期障害のような症状が出るため、長期にわたって使い続けることはできません。あくまでも、現在の症状の緩和と、手術療法をサポートするために使われます。

よくある質問

「子宮筋腫と保険」に関する相談例

持病や既往症がある方向けの保険商品をご案内しているニッセンライフのカスタマーコンタクトセンターには、子宮筋腫と、診断を受けた方からのご相談が数多くあります。
主な質問とその回答例をご紹介します。

半年前の会社の婦人科検診で「子宮筋腫」と診断されました。特に症状は出ていないため、現在は「経過観察中」です。通常の医療保険に加入できますか?(30代女性)

回答はこちら

ほかに持病・既往症などがなく、告知項目に該当しなければ、通常の医療保険にご加入いただける可能性は高くなります。

ほかに持病・既往症などがなく、告知項目に該当しなければ、通常の医療保険にご加入いただける可能性は高くなります。ですが、子宮の病気(異常分娩含む)については、加入から数年間は保障されない「部位不担保」でのお引き受けとなる可能性があるため注意が必要です。
子宮筋腫の悪化を含めて、 子宮の病気に対する保障をご希望の場合は、告知が3~5項目と簡便な「引受基準緩和型医療保険」もご検討いただけます。

2ヶ月前に子宮筋腫と診断され、医師から「妊娠・出産を希望するなら手術をした方がいい」と勧められています。とくに自覚症状もなく、手術をするか迷っているのですが、この場合の手術と入院を保障する保険はありますか?(20代女性)

回答はこちら

申し訳ございません。
保険のご加入の前に医師から勧められていた入院や手術を保障する保険はありません。

申し訳ございません。保険のご加入の前に医師から勧められていた入院や手術を保障する保険はありません。手術を終えて子宮筋腫が完治した段階で改めてご相談ください。

1年前から子宮筋腫で投薬治療中です。今付き合っている男性と来年入籍する予定で、妊娠・出産も希望しています。子宮筋腫だと帝王切開のリスクが高くなると聞きました。異常分娩などを保障する保険はありますか?(30代女性)

回答はこちら

医師から入院・手術を勧められておらず、他に持病・既往症などがなければ、「引受基準緩和型医療保険」にお申し込みいただけます。

はい。医師から入院・手術を勧められておらず、他に持病・既往症などがなければ、「引受基準緩和型医療保険」にお申し込みいただけます。持病の悪化に加えて、帝王切開など異常分娩の場合も保障されます。(保障内容は商品により異なります)

10年前に子宮筋腫を患い、子宮の全摘手術を受けて完治しました。その後の経過は良好で、風邪一つひくことなく、健康に毎日を過ごしています。保険加入に何か制限はありますか?(40代女性)

回答はこちら

過去に子宮筋腫になった方は、手術して完治後5年以上経過していれば、多くの場合は健康な人と変わらない条件で保険をお選びいただけます。

死亡保険(終身・定期保険など)医療保険がん保険年金保険などにお申し込みいただけます。

子宮筋腫を切除するため、「筋腫核出術」を手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」で受けようと思います。医療保険の先進医療特約は活用できますか?(20代女性)
(子宮筋腫「治療法」参照)

回答はこちら

残念ながら、2014年9月時点で手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」による子宮筋腫の手術は、先進医療の対象になっていません。

残念ながら、2014年9月時点で手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」による子宮筋腫の手術は、先進医療の対象になっていません。また健康保険適用外の手術のため、治療費は全額自己負担になると思われます。詳しくは、医療機関にお問い合わせください。

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