【がん・心臓・脳の病気に手厚く備える】三大疾病保険おすすめ2選

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【がん・心臓・脳の病気に手厚く備える】三大疾病保険おすすめ2選

三大疾病保険は、三大疾病保障保険・特定疾病保険と呼ばれ、がん・心疾患・脳血管疾患(三大疾病)を保障する保険です。
がんと診断された、心疾患・脳血管疾患で入院や手術をしたなどの所定の条件に該当すれば、給付金が受け取れます。

このコラムでは、三大疾病保険はどんな人におすすめなのか、選ぶときのポイントなどを紹介します。

三大疾病保険 おすすめ2商品

三大疾病で所定の状態になった場合に100万円など、まとまった給付金が受け取れる一時金タイプの商品を紹介します。
※がんを原因とする保障は主契約の保険期間開始日からその日を含めて91日目に開始します。

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「新メディフィットPlus(プラス)」 メディケア生命保険株式会社

商品の特長

  • がんをはじめとする特定8疾病または特定3疾病で所定の理由に該当すれば、一時給付金を1年に1回限度に受け取れる
  • 特定3疾病で所定の理由に該当したときに、保険料の払い込みを免除するオプション(特約)が付けられる
  • 保険料は一生涯上がらず、保障も一生涯続く

特定3疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)だけではなく、慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎・糖尿病・高血圧性疾患を加えた特定8疾病に対して備えることもできます。
他にも給付金の型が選べたり、初回の受取金額を上乗せしたりできるので、ニーズに合わせてカスタマイズしたいという方におすすめです。

【月払保険料例】基本給付金額 100万円の場合

契約年齢

男性

女性

30歳

2,080円

1,950円

40歳

3,340円

2,720円

50歳

5,410円

3,610円

【試算条件】<主契約>(特定3疾病保障型、Ⅰ型):基本給付金額 100万円・初回上乗せ基本給付金額 0円<特約>特定3疾病保険料払込免除特約(25):付加しない 保険期間・保険料払込期間:終身 保険料払込方法:月払 2025年8月時点

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ネット見積り・申込み

※保険会社のWEBサイトに移動します。 

 

「なないろスリー」 なないろ生命保険株式会社

商品の特長

  • 「がん」「心疾患」「脳血管疾患」それぞれについて180日に1回を限度に何度でもまとまった一時金が受け取れる(「特定3大疾病1型」を選択した場合)
  • 「特定3大疾病保険料払込免除特則」を適用することで、「がん(上皮内がんを含む)」「心疾患」「脳血管疾患」で所定の状態に該当すると以後の保険料の払い込みが不要になる
  • 喫煙状況や健康状態などが基準を満たす場合、保険料が割安になる

一時金の支払いを「1年に1回を限度」とする商品が多いのですが、なないろスリーの場合はがん・心疾患・脳血管疾患それぞれ「180日に1回を限度*」となっているところが大きな特長です。*特定3大疾病1型の場合。
さらに、支払事由が「がん」は診断確定で、「心疾患」「脳血管疾患」は1日以上の入院または手術で、一時金が受け取れます。

喫煙状況や健康状態などが基準を満たす場合、保険料が割安になるため、健康に自信がある方におすすめです。

【月払保険料例】特定3大疾病一時金(特定3大疾病1型)100万円の場合

契約年齢

男性

女性

30歳

4,280円

3,600円

40歳

6,350円

4,840円

50歳

10,280円

7,020円

【試算条件】特定3大疾病一時金(特定3大疾病1型):100万円 特定3大疾病保険料払込免除特則:非適用 標準区分料率適用 保険期間・保険料払込期間:終身 保険料払込方法:月払(クレジットカード扱・口座振替扱) 2025年8月時点

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三大疾病のリスクとは

三大疾病の内訳は、がん(悪性新生物)、心疾患(急性心筋梗塞など)、脳血管疾患(脳卒中など)となっており、日本人の死亡原因の45.6%を占めています。
男女別にみると、男性は48.1%、女性は42.9%となっており、男性の方が三大疾病のリスクが高い傾向があります。
それでは具体的に3大疾病それぞれにどんなリスクがあるのかみていきましょう。

がん(悪性新生物)

厚生労働省のデータによると、がんは男女ともに死因第1位となっています。
また、国立がん研究センターのデータによると、生きているうちにがんに罹患する(がんと診断される)確率は、男性は63.3%、女性は50.8%となっています。

がんの種類・治療別 治療費の平均

 

入院 1件あたり

入院外 1日あたり
(3割負担の場合)

結腸がん

8万4,285円

8,900円

直腸がん

8万5,420円

1万910円

胃がん

8万4,400円

1万110円

肺がん

8万4,810円

1万9,930円

乳がん

8万3,694円

1万1,640円

※ 高額療養費制度適用後の金額。年収約370万円~約770万円の方[80,100円+(医療費-267,000円)×1%]で算出。
出典:厚生労働省「令和5(2023)年度医療給付実態調査」よりニッセンライフ作成

がん治療が高額になると考えられているのは、治療期間が長期化することと働けないリスクがあることが要因の一つです。

がんの治療は入院ではなく通院で行われるケースが増えており、仕事と治療を両立している方が増えてきています。
とはいえ、治療の副作用による体調の変化により、働くことができず、やむなく休職・退職をする方もいます。また、時短勤務や雇用形態・業務内容を変えることで収入が減る場合もあります。

毎月の治療費と日常の生活費の支出が収入を上回る「赤字」の状態が数年間続くとなると、預貯金だけでは不足する可能性があります。

心疾患(急性心筋梗塞など)

心疾患は何らかの原因によって心臓の働きに異常が起こり、血液循環がうまくいかなくなることで発症する病気で、日本人の死因第2位になっています。
代表的な心疾患は、狭心症や心筋梗塞である虚血性心疾患、不整脈、心不全などがあり、手術や薬物療法で治療を行います。

心疾患の種類・治療別 治療費の平均

 

入院 1件あたり

入院外 1日あたり
(3割負担の場合)

虚血性心疾患

8万6,102円

3,820円

その他の心疾患

8万6,853円

4,260円

※ 高額療養費制度適用後の金額。年収約370万円~約770万円の方[80,100円+(総医療費-267,000円)×1%]で算出。
出典:厚生労働省「令和5(2023)年度医療給付実態調査」よりニッセンライフ作成

心疾患で治療費が高額になるケースとして、再発を防ぐために継続的に投薬が必要になること、ステントやペースメーカーを体内に入れている場合は交換をする手術が必要になる可能性が考えられます。

また、心疾患の場合は仕事の負荷が心不全の悪化や狭心症発作を誘発するといった病状に影響を及ぼす懸念があります。
そのため、身体に負担をかけないように仕事の内容などを変えた場合、収入が減少する可能性があります。

脳血管疾患(脳卒中など)

脳血管疾患は、脳の血管トラブルによって、脳細胞が破壊される病気の総称です。
脳血管疾患でよく耳にする「脳卒中」には、血管が詰まっておこる脳梗塞、血管が破れておこる脳出血とくも膜下出血の3つの病気が含まれています。

脳血管疾患は突然起きることが多く、場合によってはそのまま亡くなってしまうこと、一命をとりとめても何らかの後遺症が残る人も多いです。
後遺症には手足の麻痺や、言語障害、視覚障害などがありますが、脳の損傷の場所と程度によっては寝たきり・介護が必要になることもあります。
また、機能回復や再発防止のための継続的なリハビリ治療が必要な場合もあります。

脳血管疾患の種類・治療別 治療費の平均

 

入院 1件あたり

入院外 1日あたり
(3割負担の場合)

くも膜下出血

8万8,040円

3,930円

脳内出血

8万5,020円

3,930円

脳梗塞

8万4,741円

3,240円

脳動脈硬化(症)

8万3,185円

3,560円

その他の脳血管疾患

8万5,421円

4,020円

※ 高額療養費制度適用後の金額。年収約370万円~約770万円の方[80,100円+(総医療費-267,000円)×1%]で算出。
出典:厚生労働省「令和5(2023)年度医療給付実態調査」より

厚生労働省のデータによると、要介護1~5に認定された人のうち、介護が必要になった主な原因の1位は認知症(23.6%)、2位は脳血管疾患(脳卒中)(19.0%)、3位は骨折・転倒(13.0%)となっています。

継続的なリハビリ治療など治療が長期化することや、介護が必要になる可能性があることを考えると、がんや心疾患と同様に長期にわたって治療費の負担が重くなる可能性があるでしょう。

三大疾病・特定疾病保険を選ぶ・比較するときのポイント

三大疾病保険に限らず、保険を比較検討するときに重要になるのが、保険金の支払条件(支払事由)です。

例えば、「がん・心疾患・脳血管疾患」と表記されている商品と、「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」と表記されている商品がありますが、似ているようで少し支払条件が異なります。
具体的に比較するときのポイントを詳しく見ていきましょう。

心疾患・脳血管疾患と急性心筋梗塞・脳卒中の違い

心疾患・脳血管疾患は心臓と脳の病気の総称であり、急性心筋梗塞・脳卒中は心臓と脳の病気の一部です。
急性心筋梗塞と脳卒中が心臓と脳の病気でどれくらいの割合を占めているのか、厚生労働省のデータで確認してみましょう。

心疾患 傷病別 総患者数

傷病名

総患者数

占める割合

急性心筋梗塞

75,000人

2.1%

狭心症

978,000人

27.3%

心不全

722,000人

20.2%

不整脈及び伝導障害

1,090,000人

30.5%

脳血管疾患 傷病別 総患者数

傷病名

総患者数

占める割合

くも膜下出血

67,000人

3.6%

脳内出血

202,000人

10.7%

脳梗塞

1,312,000人

69.6%

脳動脈硬化(症)

7,000人

0.4%

その他の脳血管疾患

303,000人

16.1%

出典:厚生労働省「令和5(2023)年 患者調査」よりニッセンライフ作成

急性心筋梗塞は心疾患のうち2.1%、脳卒中(くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞)は脳血管疾患のうち83.8%を占めます。
もし加入している保険が「急性心筋梗塞・脳卒中」のみを保障対象としている場合、狭心症や脳動脈硬化(症)は保障されません。
一般的に保障範囲が広くなると保険料もその分高くなりますが、幅広く備えておきたい場合は「心疾患」「脳血管疾患」と表示されているなど、複数の疾病が保障される保険を選ぶといいでしょう。

1回目・2回目以降の給付金の支払条件(支払事由)

給付金を複数回受け取れるタイプの三大疾病保険は、がんの場合「1回目」と「2回目以降」で保険金の支払条件が異なるケースがあります。

また、保険金の支払いは1年に1回、180日に1回、というように支払われる回数が決まっています。
保険金の支払い頻度はどれくらいか(〇年に1回/〇日に1回)」、「どの病気でどのような治療を受けたら保険金を受け取れるのか」は、比較をするときに重要なポイントです。

保険金支払条件(支払事由)の違い

 

A社

B社

がん

【1回目】
がんと診断確定されたら

【2回目以降】
入院をしたら(1年に1回限度)

【1回目】
がんと診断確定されたら

【2回目以降】
手術・放射線・抗がん剤治療などの通院をしたら(1年に1回を限度)

心疾患

【急性心筋梗塞・脳卒中の場合】
1日以上の入院または手術をしたら

【心疾患・脳血管疾患の場合】
10日以上の入院または手術をしたら(1年に1回を限度)

【心疾患・脳血管疾患の場合】
1日以上の入院または手術をしたら(1年に1回を限度)

脳血管疾患

三大疾病保険はこんな人におすすめ

医療保険でも三大疾病は保障されますが、基本的には入院と手術の保障なので、長期にわたって通院で治療を受ける・治療のために仕事を休んだときの収入の補填には向いていません。
そのため、働き盛りで収入が減る・途絶えた場合に生活に困る家族がいる方や、治療費に使える預貯金があまりない方には、三大疾病保険・特定疾病保険がおすすめです。

三大疾病の一時金保障は医療保険の特約として付けられる商品が多いので、加入中の医療保険がある場合は、特約の中途付加ができないか加入している保険会社に確認してみましょう。
もし中途付加ができない場合で三大疾病に手厚く備えたい場合は、今加入している医療保険とは別に三大疾病保険に加入する、または三大疾病保障を付けて新たに医療保険に入りなおす方法があります。

一般的に、新しく医療保険に入りなおす場合は、加入時の年齢で保険料が計算されるため、保険料が高くなる可能性があります。
元々加入している医療保険の条件がいいものなのであれば、医療保険はそのまま継続し、上乗せとして三大疾病保険・特定疾病保険に加入する方が良いというケースがあるので、様々なパターンで比較・検討することをおすすめします。

まとめ

三大疾病は日本人の死因の約半分を占めていますが、適切な治療を受ければ治る可能性もある病気です。
とはいえ、治療が長引く可能性があることや、後遺症により、今までと生活が変わってしまうかもしれません。

三大疾病保険は治療費に備えるだけではなく、長期療養が必要になり収入が減少した場合の補填としても使いやすい保険なので、医療保険などとうまく使い分けて検討することをおすすめします。

保障内容を見比べることや、今加入しているものを継続するのか入りなおすのかなど、自分だけでは判断をすることが難しいので、保険のプロに相談がおすすめです。
ニッセンライフではお客さまのニーズに合わせて3つの相談方法からお選びいただける「無料保険相談を実施」しております。

選べる3つの相談方法

  • 自宅や飲食店などで実際に会って相談できる対面相談
  • インターネットとパソコンやスマートフォンなどの端末を使って相談できるWEB面談
  • 聞きたい事だけ気軽に相談できる電話相談

対面・WEB面談であれば、保険証券診断を行って今加入されている保険の内容を解説し、希望する保障や予算に合わせて保険の備え方のアドバイスを行うことができるので、すでに保険に加入している方で見直しを検討している方に特におすすめの相談方法です。

電話でも商品についての説明や、プランの相談をすることもできますので、ぜひお気軽にお問合せください。

※本コラムは保険商品の概要を説明したものです。保険商品の詳細は「商品パンフレット」「契約概要・注意喚起情報」「ご契約のしおり-約款」でご確認ください。

出典

厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計(確定数)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei23/index.html
国立がん研究センター「最新がん統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
厚生労働省「令和5(2023)年度医療給付実態調査」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/iryouhoken/database/zenpan/iryoukyufu.html
厚生労働省「令和4(2022)年国民生活基礎調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html

掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。
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