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精神疾患

病気解説

精神疾患とは

精神疾患の記事に関する挿絵

たくさんのストレスに囲まれている現在社会において、精神疾患(心の病気)を抱えている方はたくさんいらっしゃいますが、精神疾患というのは研究が難しく、医学的にもまだまだわからない所が多い疾患です。
また、精神疾患は外からは見えにくい病気ですが、誰でもかかる可能性がある病気です。
脳の血管障害、脳の感染症による脳の疾患、頭部外傷により直接脳に与えられた障害によって精神症状が出てくるものもあれば、統合失調症や感情障害(そううつ病)など脳の機能的な問題が原因で起こるものもあります。

精神疾患の症状は病気によってことなり、様々な症状の組み合わせや程度、その症状の期間などから診断されます。
精神疾患の中でも多い症状の一つに「抑うつ状態」があります。その症状とは、つらい・悲しい・憂鬱などの気持ちになり気力が出ないといったような症状です。他にも、幻覚・幻聴症状や強迫症状などがあり、症状の中には健康な人にも生じうるものもあります。
しかし、この症状に該当したからといって、精神疾患であるというわけではありませんので、不安な場合は専門機関に相談してみましょう。

分類 原因
心因性 強いストレスによって起こる。
反応性うつ病や不安神経症などがある。
外因性 脳腫瘍や脳血管障害などの脳の病気、感染症や内臓の病気によって精神障害が起こる。
内因性 脳の機能的な問題によって起こる。統合失調症やそううつ病、うつ病などがある。

近年30代から50代の働き盛りの世代にうつ病や不安障害などが広がっており、重症化して長期休養や退職を余儀なくされる人も増えています。従業員の労災認定件数では、精神障害が脳や心臓の疾患を上回っています。
精神疾患の患者が増えた理由には、うつ病などについての認識が広まり、心療内科や精神科を受診する機会が増えていることもあげられます。

精神疾患は決して特別な人だけがかかる病気では無く、誰でもなりうる病気で、その症状に困るだけでなく、生活上の困難を生じさせることが多々あります。
また、精神疾患と向き合っていくには、医療だけでなく周囲の理解や支援がとても重要になります。

病気データ

精神疾患のデータ

精神疾患の患者数は年々増加傾向にあります。
厚生労働省の「患者調査」によると、2017年に精神疾患で医療機関にかかっている人は約419万人にのぼり、2005年から約116万人増えています。精神疾患にはうつ病、統合失調症、不安障害、認知症、パニック障害などさまざまな病気がありますが、中でもうつ病などの気分障害やアルツハイマー型認知症などを中心に年々増加傾向にあります。

精神疾患を有する総患者数の推移(疾病別)

精神疾患を有する総患者数の推移(疾病別)

出典:厚生労働省「患者調査」より引用・作成

精神疾患における平均在院日数(患者ひとりあたりの入院日数の平均)は短縮傾向にあり、平成元年から平成23年の間に約180日短縮して298日となっており、300日を初めてきりました。
しかし、精神疾患はその他の病気に比べて入院日数が長くなる可能性があることに変わりはありません。

精神病床における退院患者の平均在院日数の推移

精神病床における退院患者の平均在院日数の推移

出典:厚生労働省「病院報告」より

保険加入

精神疾患にそなえる保険選び

精神疾患の記事に関する挿絵

精神障害が重症化すると入院する場合も多く、治療内容が「入院」から「通院」に変化する中で、精神病床の平均入院日数は短縮傾向にありますが、それでも平均270日(2016年)と他の疾病と比べて入院期間は長引く傾向にあります。

そこで考えたいのが、「病気にかかっていても入りやすい保険」ということになります。

一般的に、精神疾患を発症すると、通常の医療保険や死亡保険(終身保険や定期保険など)への加入は困難になります。
病気そのものが悪化して入院にいたるケースがあるうえ、不眠症や生活習慣病などを発症するリスクが、健康な人よりも高くなるためです。より重症化すれば、自らを傷つけたり、最悪の場合には命を絶ってしまったりする可能性も否定できません。

しかし、保険加入を諦める必要はありません。
精神疾患で通院・服薬中の方でも加入できる可能性がある保険があります。それは「引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)」という保険です。現在入院しておらず、3~5つの簡単な告知項目に該当しなければお申し込みいただけます。

この商品は、”持病や既往症がある方向け”に開発された保険で、通常の保険商品よりも保険料が割増しされているなどの条件がありますが、持病を含めた病気やケガの保障をそなえることができます。
保険会社によっては特定の精神疾患をお持ちの方の引き受けを制限している場合もありますので、まずはお問い合わせください。
※告知項目については保険会社によって異なりますので、ぜひ複数の会社をあわせてご検討下さい

ニッセンライフでは、精神疾患でお悩みの方からの保険加入への相談を受け付けています。これまでに、下記の病気にかかっている方に対して、保険商品をご案内した実績があります。

うつ病・うつ状態・そううつ病(双極性障害)・統合失調症・パニック障害・適応障害・不眠症・自律神経 失調症・心的外傷後ストレス障害(PTSD)・強迫性障害・恐怖症・恐慌性障害・不安神経症・心身症・ 気分障害・摂食障害・神経性食欲不振症(拒食症)・神経性大食症(過食症)

など・・・

精神疾患でも入れる可能性のある医療保険1商品あります。

該当する保険商品を見る

【必ずお読みください】
こちらより資料請求できる商品は「持病がある方をささえる保険(引受基準緩和型保険や無告知型保険)」です。お客様の治療状況によっては他の商品をご案内できる場合がございます。ご検討にあたっては、ぜひ一度お電話やメールよりお問い合わせください。

治療法

精神疾患の治療法

精神障害が重症化すると入院する場合も多く、治療内容が「入院」から「通院」に変化する中で、精神病床の平均入院日数は短縮傾向にありますが、それでも平均291日(2014年)と他の疾病と比べて入院期間は長引く傾向にあります。

精神疾患の治療法として、「薬物療法」や「電気療法」、カウンセリングなどの「精神療法」、社会復帰するためのリハビリやプログラムなどの「社会的治療」があります。
治療専念期・リハビリ期・職場復帰準備期に応じた治療が必要になります。

精神疾患で最も基本となる治療法は薬物療法です。
統合失調症や精神疾患は、脳の機能障害で起こっているのですが、本質的な原因は分かっていないので、まずは薬によって乱れた機能を整えることが重要になります。

薬物療法による症状の改善は、第三者、介護する人の介入や、看護を容易にします。また、精神療法をおこなったり、社会復帰プログラムをおこなったりするためには、多くの場合は薬物療法が必要です。

治療法 効果・方法
薬物療法 幻覚や妄想、不穏、興奮、焦躁、抑うつ、不安、躁(そう)、緊張、強迫、不眠など様々な症状を改善。精神疾患は再発性がある疾患だが、抗精神病薬にも、抗うつ剤にも、気分安定薬にも症状を改善する作用だけではなく、再発予防にも効果がある。
心理療法 物理的または化学的手段に頼らず、教示、対話、訓練を通して、精神障害や心身症の治療そして、心理的な問題や不適切な行いに対して、患者の精神的健康の回復、保持、増進を図るための技法。
心理社会療法 社会生活技能訓練や、集団療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(認知行動療法、または臨床行動分析)
電気けいれん療法 頭部(両前頭葉上の皮膚に電極を当てる)に通電することによって人為的にけいれん発作を起こさせ治療をおこなう。
光療法 高照度の光を浴びる治療法。
一部の睡眠障害やうつ病に効果があるとされる治療法の一つ。
脳深部刺激療法 脳の一部が機能不全を起こしている患者の脳に、適切な電気的または磁気的な刺激を継続的に送ることによって、症状の改善をはかる治療法。
経頭蓋磁気刺激法 8の字型の電磁石による急激な磁場の変化によって、弱い電流を組織内に取り入れることにより脳内のニューロンを興奮させる治療法。

治療費

精神疾患・精神病の治療費用

2018年に某病院にて双極性障害を治療した20歳女性の治療費実例にもとづき、患者さんが負担しなくてはならない費用の概算を計算しました。

治療費用例 ~入院日数 30日~
医療にかかる費用
①健康保険適用医療費総額 (保険診療分) 500,000円*1
②評価療養・選定療養等の総額(保険外診療分) 0円*1
③医療費総額(①+②) 500,000
④窓口支払額(3割負担の場合*2 ①×30%) 150,000
⑤高額療養費の自己負担限度額*3 82,430
⑥高額療養費による割戻額(④-⑤) 67,570
⑦医療費自己負担額(②+⑤) 82,430
その他の自己負担費用の概算
⑧入院時食事療養費標準負担額*4
(1食460円×入院日数×3回)
41,400
⑨差額ベッド代
(1日6,144円×入院日数)*5
184,320
⑩雑費(1日1,500円×入院日数)*6 45,000
⑪合計自己負担額(⑦+⑧+⑨+⑩) 353,150

*1 ①②の治療費は、実在する患者の診療明細から監修医の判断のもと個人情報が特定できないよう修正を加えた金額。

*2 70歳未満のサラリーマンを想定。(組合管掌健康保険または協会けんぽの医療保険制度を利用)

*3 年収約370~770万円の方を想定。自己負担額の計算は、80,100円+(①-267,000円)×1%。但し、自己負担額が80,100円以下の場合は窓口支払い額とした。

*4 ①の保険診療の食事療養に係る費用のうち、厚生労働大臣が定める一般の方の1食あたりの標準負担額460円(平成30年4月以降)に対して、1日を3食として入院日数を乗じた金額。

*5 ②の選定療養のうち、いわゆる差額ベッド代に係る費用。「主な選定療養に係る報告状況」厚生労働省 平成28年7月1日現在より1日あたり平均徴収額(推計)の合計値6,144円に入院日数を乗じた金額。

*6 付添いの家族の食事代や交通費,日用雑貨の購入費等の費用を1日あたり1,500円と仮定し、入院日数を乗じた金額。

精神疾患の原因には、生物学的(脳科学的)要因・心理的要因・社会的要因などの要因があり、これらの3要因に対して治療が行われます。具体的には、生物学的要因に働きかける《薬物療法》や《電気療法》、心理的要因に働きかけるカウンセリングなどの精神療法、また社会復帰に繋げるためのリハビリテーションや社会復帰するためのプログラムなどの社会的治療です。治療専念期・リハビリ期・職場復帰準備期に応じた治療が必要になるでしょう。

精神疾患で最も基本となる治療法は薬物療法です。薬物療法による症状の改善は、第3者、介護する人の介入や、看護を容易にします。また精神療法を行ったり、社会復帰プログラムを行ったりするためには、多くの場合は薬物療法が必要です。

薬物療法は、幻覚や妄想、不穏、興奮、焦躁、抑うつ、不安、躁、緊張、強迫、不眠などさまざまな症状を改善し、症状が安定した後の再発防止にも役立ちます。精神疾患は再発性がある疾患ですが、抗精神病薬にも、抗うつ剤にも、気分安定薬にも症状を改善する作用だけでなく、再発予防にも効果があります。多くの場合、薬剤を自己判断で中断することは大変危険ですので、必ず医師の指示にしたがって服用していくようにしましょう。

心理療法(精神療法)とは、物理的または化学的手段に頼らず、教示、対話、訓練を通して、精神障害や心身症の治療そして、心理的な問題や不適切な行いに対して、患者さんの精神的健康の回復、保持、増進を図るための技法です。

社会生活技能訓練や、集団療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(認知行動療法、または臨床行動分析)なども心理療法の一つです。

心理療法は、医師が治療上必要と判断した場合には、保険適用となり、1回1,200円から1,800円程度(自己負担額3割負担の場合)かかります。
ただ、心理療法は通常の診察と違い、1人の患者さんにかかる時間が長くなるため、医療機関によっては別に予約金を徴収しているところもあります。
そのほかの療法として、電気けいれん療法・光療法・脳深部刺激療法・経頭蓋磁気刺激法などがあります。


・電気けいれん療法:頭部(両前頭葉上の皮膚に電極を当てる)に通電することによって人為的に痙攣発作を起こさせ治療する治療法です。 難治性の統合失調症、うつ病、双極性障害に対して、医師の判断で行われます。
電気けいれん療法は、1クール5~10回(入院期間:3週間~6週間)行うことが一般的です。
医師が必要と判断した場合、健康保険の適用となる治療法で、1回1万円程度(自己負担額3割負担の場合)です。 ただし電気けいれん療法を受けるには、入院する必要がありますし、麻酔をかけておこなう治療法です。
このため治療費とは別に、検査費用や入院費もかかります。


・光療法: 一部の睡眠障害やうつ病に効果があるとされる治療法の一つで、高照度の光を浴びる治療法になります。
保険適用外の治療法です。医療機関によって費用にバラツキがありますが、1回1万~2万円程度かかります。


・脳深部刺激療法: 脳の一部が機能不全を起こしている患者さんの脳に、適切な電気的または磁気的な刺激を継続的に送ることによって、症状の改善を図る治療法です。
パーキンソン病もしくはジストニアの患者さんで、医師が必要と判断すれば、保険適用となります。
重度うつ病などにも効果的といわれている治療法ですが、うつ病に対して行う場合は保険適用外です。
2~3週間の入院が必要で、入院費用も含めると数百万円かかります。


・経頭蓋磁気刺激法: 8の字型の電磁石による急激な磁場の変化によって、弱い電流を組織内に取り入れることにより脳内のニューロンを興奮させる非侵襲的な治療法です。
保険適用外の治療法です。
入院して継続的に治療を受ける場合と定期的な外来通院により受ける場合があります。
(医療機関により、異なります。)
費用は、診察料や検査費用も含めて外来通院で受ける場合、1回1万円程度かかります。


統合失調症や精神疾患は、脳の機能障害で起こっているのですが、本質的な原因は分かっていないので、まずは薬によって乱れた機能を整えることが重要です 。

治療費に関しては、監修医の診療経験に基づく平均的な金額を記載しております。患者の病状や受診される診療機関、治療方法などによって費用は異なります。あくまでも治療費の目安として情報を提供するものです。

監修

豊田早苗

とよだクリニック院長

       
略歴
2000年 鳥取大学医学部医学科卒業
2002~2004年 総合診療医として病院過疎地域での地域住民の健康診断等に従事
2005年 とよだクリニック開業
2015年 とよだクリニック認知症予防リハビリセンター開設

所属学会

  • 総合診療医学会
  • ・認知症予防学会
  • ・老年精神医学会

よくある質問

「精神疾患」に関する相談例

持病や既往症がある方向けの保険商品をご案内しているニッセンライフのカスタマーコンタクトセンターには、精神疾患と、診断を受けた方からのご相談が数多くあります。
主な質問とその回答例をご紹介します。

気分が不安定なときに、睡眠薬や安定剤を飲んでいるだけで日常生活に支障はありません。ほかの持病もありません。保険に加入出来ますか?

回答はこちら

過去2年以内に入院や手術がなく、医師からも入院・手術などをすすめられていなければ、「引受基準緩和型」の医療保険や終身保険をご案内できる可能性があります。

これまでに精神疾患などの病気と診断されたことはありませんか? もしあれば正確な病名をお伝えください。その上で、過去2年以内に入院や手術がなく、医師からも入院・手術などをすすめられていなければ、「引受基準緩和型」の医療保険や終身保険をご案内できる可能性があります。現在、服薬中の方は、通常の保険への加入は難しくなります。

うつ病で1年ほど通院しています。引受基準緩和型の医療保険は入院・手術の保障が中心のようですが、通院の保障はありますか?

回答はこちら

保険会社によっては、「入院後の通院保障」を特約として付帯できる医療保険を取り扱っています。

引受基準緩和型の医療保険の多くは、入院・手術の保障が中心となります。ただ保険会社によっては、「入院後の通院保障」を特約として付帯できる医療保険を取り扱っています。詳細はカスタマーコンタクトセンターにお問い合わせください。

統合失調症と診断され通院しています。医師からは半年前に入院するように勧められましたが、自分では大丈夫だと思ったので断りました。引受基準緩和型医療保険の告知を見たところ、すべての項目が「いいえ」でした。保険に加入できますか?

回答はこちら

すべて「いいえ」で保険に加入できたとしても、保障開始前に医師から勧められていた入院や手術は保障対象外となります。

告知書に対してすべて「いいえ」で保険に加入できたとしても、保障開始前に医師から勧められていた入院や手術は保障対象外となります。十分ご注意ください。

不眠症で通院しています。先日ニッセンライフから引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険のパンフレットが届きました。無選択型は告知が不要で簡単なので、無選択型に申し込むべきですか?

回答はこちら

無選択型の医療保険は告知が不要で、どなたでも申し込めるため、保険料が割増しされていて保障内容にも制限がございます。

無選択型の医療保険は告知が不要で、どなたでも申し込めるため、保険料が割増しされていて保障内容にも制限がございます。まずは、引受基準緩和型の商品にお申し込みいただけないかご検討ください。

20代の男性です。統合失調症で現在休職中です。どんな保険に加入できますか?

回答はこちら

現在休職中の方でも、引受基準緩和型の医療保険に加入できる可能性があります。

引受基準緩和型の保険でご案内出来る可能性がございます。告知や保険会社の引受制限に該当する場合は、告知が不要な無選択型の医療保険をご案内させていただいています。

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