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医療保険って本当に必要?

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医療保険って本当に必要?

「周りの友達の中で医療保険に入ってる人がいないんだけど、医療保険って本当に必要なの?」「医療保険に入ってしまうと保険会社に掛け金を払い続けなければいけないから生活が苦しくなりそう」。

このように医療保険に入らなければいけないのかと、悩んだ経験をした人は多いかもしれません。医療保険は、年齢を重ねて病気にかかるリスクが増えてきたときの負担軽減として、重要な役割を持ちます。しかし、日本人全員が加入すべき保険だともいいきれません。

ここでは、医療保険に入ることがあなたにとって現実的に必要なのかどうかを、さまざまな角度から解説します。

こんな保障をしてくれる!医療保険とは?

医療保険は、生命保険の中でどのような役割を担っているのでしょうか?

保険といってもさまざまな種類があり、それらの保険の中で医療保険が本当にあなたにあった保険なのかを考えるためには、医療保険がどのような特徴を持っているのかを知っておく必要があります。

まずは医療保険の定義や保障内容、医療保険に入ることで一緒につけられる特約や医療保険では保障できない事例について解説します。また、医療保険にも民間のものと公的なものがあるので、それらの違いについてもあわせて解説していきます。

医療保険とは

一般的に生命保険の話をするうえで医療保険というと、民間の保険会社が提供している保険商品のことを指します。

医療保険は多くの保険会社が提供している商品なので、一つの決まった保険会社だけで医療保険に入っておくこともできますし、複数の保険会社で医療保険を契約することもできます。

保険会社が提供している医療保険は、年齢を重ねたときに病気を患って病院に通ったり入院することになった場合や、手術などが必要になったときに備えて、公的医療保険でまかないきれない金銭的な負担を補う役割をになっています。

また、先進医療を受けるときにかかった費用を保障するものや、子宮筋腫や乳がんなどの女性特有の疾患で入院したときに上乗せで保障をするもの、入院中や退院後に収入が減少したり途絶えてしまった場合の保障など、さまざまな種類の特約があります。
入院中だけではなく、治療や家計の財政的な負担を軽減できるのが民間の医療保険の役割です。

※先進医療とは、大学病院などの医療機関で研究・開発された医療技術で厚生労働大臣が認めたものを指します。公的医療保険が適用されないためかかった医療費は全額自己負担になります。

あなたに合ったリスクに備えられるような特約をつけることで、医療保険を自由にカスタマイズできるのも特徴です。

広い範囲で病気の治療費を補填できそうな医療保険ですが、保障されないものが存在します。保障を開始する日である責任開始日よりも前に患った病気に対する手術や入院は保障の対象外となります。

また、約款で定めた入院日数に満たない入院の場合や、入院限度日数を超えた日数に関しても保障してもらえません。そのほかにも、病気の治療とは関係ない健康状態を確認するための人間ドックや健康診断も保障の対象外となっているので、注意が必要です。

民間の医療保険と公的医療保険(国民皆保険)の違い

医療保険には民間の医療保険と公的な医療保険があります。民間の医療保険が必要かどうかを決めていくうえで、医療保険のベースとなる公的医療保険の特徴やそれぞれの違いを理解しておくことが重要です。

公的医療保険は、日本人のほぼ全員が加入している国が運営する医療保険制度です。 医療機関を受診した際に健康保険証を提示すれば自己負担額が少なくて済むのも、公的医療保険の制度があるからです。

また、民間が運営している医療保険は、治療中の病気がある人や、過去に病気やケガで入院・手術の経験がある人は、加入が難しいことがあります。しかし、公的医療保険は民間の医療保険とは違い、健康状態にかかわらずすべての国民が加入する義務があります。

保険料にも違いがあります。収入に応じて保険料が定められている公的医療保険に対して、民間が運営している医療保険は契約するプランや男女差、加入時年齢によって保険料が異なってくるという特徴があります。

また、公的医療保険には高額療養費制度というものがあり、同一月(1日から末日まで)にかかった医療費の自己負担が一定額を超えると、収入に応じて一定額以上は負担しなくてもよくなるという仕組みもあります。

健康保険組合から支払われる傷病手当金も、体調を崩すことで仕事ができなくなった際の収入を保障してくれる役割を持っています。しかし、傷病手当金は今まで受け取っていた給与全額が保障されるわけではないので、生活費が不足してしまう場合がもあります。

公的医療保険の上乗せとして民間の運営している医療保険に入っておくことにはメリットもあります。公的医療保険では入院にかかる食事代や差額ベッド代、通院にかかる交通費や収入が減少したことに対する保障はできません。

また、先進医療を受けることになった場合は、治療費を全額自己負担しなければならないので、金銭的な負担はさらに増える可能性があります。

このような事態が起こることを想定し、民間の医療保険で補えば、万が一のときも安心して治療に専念できるのです。

本当はいらない?医療保険がいらないと言われる理由

本当はいらない?医療保険がいらないと言われる理由

医療保険に入ったほうがいいのかどうかを悩んでいるとき、自分にとって本当に医療保険が必要なのかわからないと悩む人も多いです。

医療保険は必要ないのではないかと実際に考えて入らない人もいます。そのような考え方をする人は、下の2つの理由が根底にあって、医療保険が必要ないのではないかという発想を持っている方が多いのではないでしょうか。

  1. 入院費がかさむことがあまりない
  2. 費用対効果が悪い

ここからは医療保険がいらないといわれている理由について解説します。

入院費がかさむことがあまりない

医療保険が必要ないと考える1つ目の理由は、入院費がかさむことがあまりないと考えているからです。予防医療の普及や早期発見・早期治療ができるようになってきた時代の中で、入院期間が長くなるような病気にかかることは少なくなってきました。

厚生労働省の「患者調査」によると、患者さんが病院に入院している日数を平均した平均在院日数は、毎年日数が短縮してきており、平成17(2005)年は37.5日でしたが、平成29(2017)年では29.3日になっています。

医療の効率化が推進される中で、今後はさらに在院日数が短縮したり外来通院での治療が主流となっていくだろうと予見できるため、医療保険が現実的に必要ないのではないかという発想にいたる人は、病院に入って治療することにかかる費用がそこまで負担にならないだろうと考えるのではないでしょうか。

費用対効果が悪い

医療保険が必要ないと考える2つ目の理由は、医療保険は費用対効果が悪いと考えているからです。

保険に加入する人の多くが「契約期間中に払った保険料を回収できるかどうか」を考えます。多額の保険料を支払ったにもかかわらず、保障を受けることなく契約期間が終了してしまったり、契約期間の満期を迎えたりしても支払った保険料を回収できなければ損をした気持ちになるのです。

たしかに、多くの医療保険は掛け捨てタイプなので、ほとんどの医療保険は払い込んだ掛け金が戻ってくることはありません。つまり、医療保険に加入したにもかかわらず何十年も健康である場合、ただお金を保険会社に払っているだけになってしまうので、将来のことを考えると医療保険は費用対効果が悪い選択肢だと考えてしまうのです。もちろん保険期間中は、保障されていたわけですので、費用に見合った効果はあるのですが、気持ち的に掛け捨てはなんだかもったいないと思ってしまう人もいると思います。

医療保険は本当に不要なのか

医療保険は本当に不要なのか

将来ずっと健康で生き続けることや、病気になって入院したとしても入院費用がそこまでかからないだろうと考えると、医療保険が必要ないと考えるかもしれません。

払い込んだ保険料と同じくらいの保障を受けられなければ、損をした気分になるのも分かります。

しかし、医療保険は本当に必要ないものなのでしょうか?ここからは医療保険の必要性について解説していきたいと思います。

貯蓄は三角、保険は四角

「貯蓄は三角、保険は四角」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

貯蓄は三角という意味は、人生において必要なお金を四角型のグラフで表したときに、最初は貯蓄が0円だったとしても毎年貯金を積み立てていき、年月が経つことで、徐々に右肩上がりで貯蓄が増え続けていくということです。

貯蓄は三角、保険は四角

もちろんきれいな直線上に右肩上がりになっていくわけではないですが、将来大きなお金が必要になったときのためにコツコツと貯金を積み立てていった場合に、貯蓄が増えていく様子を表しています。

それに対して保険は四角といわれている意味は、人生において必要なお金を表した四角形の横軸の中で、積み上げてきた貯蓄のみでは不足している部分を表しています。

人生の経過を表している横軸の中で、突然大きな病気や事故などによりお金が必要になった場合、三角の部分である積み上げてきた貯蓄ではお金がまかないきれなかった場合に、残りの部分を保険で補うことで安定して生活ができるようになるということです。

万が一の時に必要となるお金を貯蓄ですべてまかなうことができればいいのですが、貯蓄が十分にない時期は、まとまったお金を用意することは難しいでしょう。

そのため、医療保険は費用対効果を考えて加入するかどうか考えるのではなく、万が一の時にまとまったお金が必要になることの備えとして必要なものなのです。

医療保険に入った方が良い場合

医療保険に入った方が良い場合

医療保険に加入しておいた方がいい場合は以下の3つです。

  1. 万が一のときのために準備しておきたい方
  2. 貯蓄に対して不安が残っている方
  3. 先進医療を受けたい方

これらに該当する人は医療保険に入っておくことで、万が一の時のための備えを用意しておけるようになり、精神的に安定して人生を過ごせます。

万が一の時のために準備しておきたい方

1つ目は、万が一の時のために準備しておきたいと考えている人です。

平均在院日数が毎年短縮してきていることや、公的医療保険でまかなえきれないほどの高額な治療をする機会があまりないとはいえ、万が一、高額治療や長期入院・治療をして医療費の負担が増えたり、収入を得られる機会がなくなってしまったりした場合には、まとまったお金が必要になってきます。

実際に、生命保険文化センターの「平成28(2016)年生活保障に関する調査」によると、直近に入院経験のある人の約22%が1回の入院で30万円以上自己負担しており、入院する際はまとまったお金が必要になる可能性が高いことがわかります。

また、直近に入院経験のある人の約1割は30日以上入院しており、長期入院する可能性を考えると入院費を補填できるような準備をしておきたいものです。

貯蓄に対して不安が残っている方

2つ目は貯蓄に対して不安が残っている人です。

公的医療保険に加入している人は医療費を一定割合負担してもらえたり、高額療養費制度の利用によって自己負担額に上限があったりします。

しかし、公的医療保険の補助があったとしても一定の自己負担額は発生し、入院期間中など収入が途絶えてしまえば、相対的に家計の負担は増えてしまうものです。

このような事態に備えて医療保険に加入していれば、収入が途絶えてしまったことに対する経済的な補填をできるようになり、治療費の負担が減ることで精神的な安定を得ることもできます。

もちろん、貯蓄で補うことができるのであればそれに越したことはないのですが、現在の貯蓄の状況で将来の医療費を補填できるかどうか不安な人は、医療保険に加入しておいた方がいいでしょう。

先進医療を受けたい方

3つ目は先進医療を受けたいと考えている人です。

先進医療は有効な治療方法として認められてはいるものの、まだ公的医療保険の対象にはなっていない治療方法で、その医療費用は全額自己負担しなければなりません。

実際に、先進医療を受けることで病気の改善や症状の消失を期待できる治療がいくつかあるので、先進医療を受けておいた方が良いと考える人もいるでしょう。

将来先進医療を受けたいのであれば、月々100~250円程度で付けられる保障なので、先進医療特約を付けておいた方が経済的な安心を得られます。

医療保険必要性(年代別)

医療保険必要性(年代別)

医療保険は年代別に必要性が変わってきます。それはライフステージの違いや病気にかかるリスクが違うからです。

ここからは年代別に医療保険の必要性について解説します。年代によってどのような理由で医療保険が必要になってくるかということや、医療保険に加入するうえでのポイントについて理解を深めていきましょう。

20代・30代

まずは20代や30代の人の医療保険の必要性について解説していきます。20代や30代の人はそもそも保険について考える人が多くないという特徴があります。

これらの年代の人が保険について考えるきっかけは、転職や結婚・出産などのライフステージの変化があったときです。また、住宅を購入してローンを組むなど長期的な視点で人生を考えなければならなくなってくると、病気になったときに備えて医療保険の必要性を検討しはじめます。

この時期は貯金が少ないので医療保険が必要になる人が多いです。入院日額5,000円の基本プランなどに加入しておくと安心でしょう。

40代

40代になるとお子さんの成長とともにお子さんの将来についても考えはじめる時期ではないでしょうか。

人によっては40代になると、ある程度貯蓄や収入が増えてくるため、経済的な余裕が出てくる時期です。しかし、住宅ローンがまだ多く残っていたり、第2子や第3子の出産によって、さらに経済的な安心を確保しなければならない人もいます。

また、40代になってくるとがんの罹患率が高くなり始めるので、がん治療を保障する特約の検討もしていかなければなりません。それと同時に老後のことも視野に入れて入院給付金の上乗せやがん診断一時金など検討する必要性が出てきます。

50代~

年齢が50代に差しかかると子供が独立していくようになります。子育てにかかる費用も少なくなり、住宅ローンの残高も少なくなってくると、今度は長生きすることへのリスクを考えはじめなければなりません。

また、がんはもちろん心疾患・脳血管疾患などの三大疾病も気になるところです。新規で保険に加入する場合は健康状態の問題で新たに保険を検討できない可能性もあるので注意が必要になってきます。

どのような老後を過ごしていきたいかを考え、そのためにどれだけのお金が必要で資産がどの程度あるのかを総合的に把握し、後期高齢者医療も視野に入れて将来の医療費をまかないきれない部分を医療保険でカバーしておく必要があります。

まとめ

「医療保険って本当に必要?」のまとめ

医療保険という保険の種類がどういう保険のタイプに分類されるかということだけでなく、医療保険という将来のための備えが本当にあなたにとって必要なのかどうか、ここでは解説してきました。

医療保険が必要になると考えられる場面や年齢別に分けて紹介するとことで、医療保険が実際に今後必要なのか必要ではないのかについて想像できたのではないでしょうか。

医療保険が必要かどうかは、その人の医療リスクやライフスタイル、家族構成などによって変わってくるため一概に結論は出せません。現在の年齢や貯蓄の状況、どのような人生を過ごしたいのかというライフプランに適した備えを一度考えることが重要になります。

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この記事を書いた人
ニッセンライフ ニッセンライフ
Will Naviを運営する株式会社ニッセンライフは通販でおなじみのニッセンのグループで、セブン&アイグループ傘下の企業です。
40年以上の豊富な経験と実績をもつ保険代理店です。
ニッセンライフの経験豊富な専門のアドバイザーが、保険でお悩みの点や疑問点などお客様の個々の状況に合わせてサポートいたします。
出典
「患者調査 3 退院患者の平均在院日数等」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/dl/03.pdf

「生活保障に関する調査」(公益財団法人 生命保険文化センター)
https://www.jili.or.jp/research/report/chousa28th_1.html

「がん情報サービス がん登録・統計」(国立がん研究センター)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

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