<保険見直し事例集>「事例1 社会人になったとき」

社会人になったら生命保険の見直しをしよう!

社会人になったら、生命保険で必要な保障が準備できているか見直しましょう。全く保険に入っていないケースや、親がかけてくれていたケースで、どう考えてどうすればいいかをみてみましょう。

生命保険に全く入っていない場合はどう考えればいい?

親かがりのうちは生命保険の必要性はないと考えて子どもに保険をかけていなかった、または、かけていたのは子ども向けの保険で保障が終わってしまったという新社会人がいます。いわゆる無保険の若者です。最近は、保険加入を積極的に勧められる環境ではないため、無保険状態で結婚・出産まで放置しているケースが見受けられます。

若くても病気・けがで入院したり手術を受けたりする可能性はゼロではないので、医療保障は準備しておきたいものです。まだ給料は多くないでしょうから、保険料を抑えるため、入院・手術・先進医療の保障がセットされたシンプルな保障内容の終身医療保険に、入院日額5,000円程度で加入するといいでしょう。

結婚・出産、住宅購入のタイミングで医療保障の見直しが必要になるので、その際、入院日額を増やしたり、保障内容を充実させた方がいいか考えましょう。

死亡保障は、新社会人になった子どもが親を扶養しているなら高額な死亡保障を必要としますが、そうではないなら、子ども自身のお葬式代程度でかまいません。結婚・出産で死亡保障の増額の見直しを行うことになるので、10年の定期保険で500万円程度をカバーしておけばいいでしょう。

●新社会人に必要な生命保険

親が保険をかけている場合の見直しはどうすればいい?

新社会人に必要な保障は上段で触れた通りです。親が子どもに保険をかけている場合、必要な保障に近い内容をカバーできていれば、契約者の名義を子どもに変える手続きを行い、保険料は子ども自身が払うようにしましょう。

終身保険や養老保険の貯蓄性のある保険の場合は、貯蓄性の観点から見て、それほど悪い時期に入ったものではなく、保険料が払い続けられるなら、契約者名義を子どもに変えて継続してもかまいません。医療特約が付いていたら、後の見直しがやりにくくなる可能性があるので、特約は解約して終身医療保険に加入します。

定期付終身保険のような保険で数千万円の高額な死亡保障を掛けている場合は、シングルの間は高額保障の必要性はないので、500万円くらいまで減額するか、解約しましょう。そして、必要な保障額の医療保険と定期保険に入り直します。解約する場合は、先に新しい保険に加入して保障がスタートしたことを確認してからにします。

自分ではどう見直していいかわからない、適切な見直しができるか不安な場合は、信頼できる保険代理店やFPに相談するといいでしょう。

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