医療保険とは「実際に入院したらどのぐらいの費用がかかるのか」

病気やケガで入院した時の費用はどのぐらいかかるの?

実際に病気やケガで入院や手術をすることになった場合、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか。公益財団法人 生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」から、入院時に支払った費用のデータを紹介しますので、参考にしてください。

直近の入院時の自己負担費用(平均19万8,000円)

入院時の自己負担費用の平均値は19万8,000円です。なお、この金額は高額療養費制度を利用した人及び利用しなかった人(適用外含む)の金額です。費用の分布を見てみると「10~20万円未満」が33.7%と最も多く、次に「5~10万円未満」が26.5%、「20~30万円未満」が11.5%、「30~50万円未満」が10.1%となっています。

  • 集計ベース:過去5年間に入院し、自己負担費用を支払った人(高額療養費制度を利用した人+利用しなかった人(適用外含む))
  • ・治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。
  • ・高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額

直近の入院時の1日あたりの自己負担費用(平均2万700円)

入院1日あたりの自己負担費用の平均は2万700円です。なお、この金額は高額療養費制度を利用した人及び利用しなかった人(適用外含む)の金額です。費用の分布を見てみると「10,000円~15,000円未満」が23.3%と最も多く、以下「20,000~30,000円未満」が16.0%、「5,000 円未満」が13.8%、40,000 円以上が13.2%となっています。

  • 集計ベース:過去5年間に入院し、自己負担費用を支払った人(高額療養費制度を利用した人+利用しなかった人(適用外含む))
  • ・治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。
  • ・高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額

年代別、入院1日あたりの自己負担費用

年代別でみると、60代が2万6,562円と最も高く、ついで30代の2万5,873円、50代の2万2,064円となっています。

  • 集計ベース:過去5年間に入院し、自己負担費用を支払った人(高額療養費制度を利用した人+利用しなかった人(適用外含む))
  • ・治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。
  • ・高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額

<出典>公益財団法人生命保険文化センター 2022(令和4)年度「生活保障に関する調査」

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森田直子