保険のしくみ「保険とは何か?」

そもそも保険とはどんなもの? 暮らしに必要?

保険は助け合いの精神で成り立っている

保険は、もともと損害保険から発達してきました。その始まりは、古代ギリシャの海でした。当時の航海は嵐や海賊に襲われると積み荷を海に捨てて逃げることがよくあったそうです。そんなときは、船主と荷主が損害を分担する習慣が生まれ、これが保険の考え方のルーツだと言われています。この考え方が「航海」を対象とした「海上保険」へと発達し、1600年代にあったロンドンの大火災をきっかけに火災保険が誕生したそうです。その後、経済活動や市民生活の発展に伴って、さまざまな危険(リスク)に対する損害保険が作られるようになりました。

一方、生命保険は、中世のヨーロッパの「ギルド」で始まったと言われています。「ギルド」は同業者の組合で、仲間が仕事で困ったときの資金援助や、病気・ケガで働けなくなったとき、死亡したときには遺族の生活援助などを行っていたそうです。これが、生命保険の仕組みの原型です。その後、時代が進むにつれ、死亡・入院・老後への備えなどができる生命保険が登場してきました。

損害保険、生命保険に共通して言えることは、リスクをみんなで分担するという「助け合いの精神」で成り立っているということです。

貯蓄は三角、保険は四角。保険は必要なお金がすぐに用意できる

保険の対象となるモノは、損害保険と生命保険では異なります。基本的に、損害保険は火災や自動車事故、日常生活やスポーツ中などの偶然の事故による経済的ダメージが対象です。代表的な保険は、火災保険、自動車保険、傷害保険です。

生命保険は、人の生命や健康が危険にさらされた場合の経済的ダメージや老後の生活保障(補償)を対象としています。終身保険、定期保険、医療保険、個人年金保険など、いろいろな種類があります。

現代人の暮らしは、経済的ダメージを被る様々な危険と隣り合わせです。そのダメージは、生活費をやりくりすれば何とかなる程度ならよいですが、数十万円、数百万円、数千万円に上ることもあります。そんな大きなダメージを受けたときに備えるために、保険は必要不可欠なものです。

例えば、一家の生計の担い手が死亡し、遺族の生活保障(補償)に3,000万円必要だとします。月々1万円の積立貯蓄で備えるとしたら、3,000万円を用意するのに250年もかかります。対して、生命保険なら、年齢・性別・保険種類・保険期間などの条件によっては、保険料を月1万円も払わなくても、すぐに3,000万円の死亡への備えができてしまいます。貯蓄は三角、保険は四角と言われるゆえんです。これが保険の最大のメリットであり、存在意義でもあるのです。

◎貯蓄は三角

■貯蓄は三角、保険は四角

◎保険は四角

■貯蓄は三角、保険は四角

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