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外貨建て保険、変額保険の税金

外貨建て保険や変額保険の保険料や保険金に係わる税金

資産運用目的で利用されることが多い外貨建て保険や変額保険ですが、課税は、保険商品として円建ての定額保険と同様におこなわれます。保険料控除や保険金・解約返戻金にかかる税金について確認しておきましょう。

保険料は一般の生命保険料控除の対象

外貨建て保険や変額保険の保険料は、一般の生命保険料控除の対象となります。
変額年金保険の保険料は、個人年金保険料控除の対象にはならず、一般の生命保険料控除の対象となるので注意しましょう。

また、外貨建て個人年金の保険料は、商品によって、一般の生命保険料控除になる場合と、個人年金保険料税制適格特約を付加することで個人年金保険料控除の対象となる場合があります。保険料がどの種類の控除の対象となるかは、加入前に確認しておきましょう。控除の上限などについては、生命保険料控除のコラムを参照ください。

保険金にかかる税金は、定額の円建て生命保険と同様

外貨建ての保険や変額保険の保険金に関する税金は、定額の円建て生命保険の場合と同様です。
一時金として受け取るときは、相続税、所得税(一時所得)・住民税、贈与税の対象となり、年金形式で受け取るときは所得税(雑所得)・住民税の対象となります。

ただし、相続・贈与などにより取得した生命保険契約に基づく年金は、支払事由が発生した際に相続税または贈与税が課税され、年金受取時には各年の年金収入金額を所得税の課税部分と非課税部分(相続税・贈与税の課税対象となった部分)にふりわけ、課税部分だけが所得税・住民税の対象になります。

外貨建て保険の場合は、外貨を円に換算した上で、円建ての生命保険と同様に課税されます。ただし、円換算支払特約を付加した契約などで、保険金を円で受け取った場合には、実際に受け取った円の保険金額で計算します。

保険金・給付金、年金の税金
契約者 被保険者 受取人 税金の種類
保険金
給付金
A A B 相続税
A B A 所得税(一時所得)・住民税
A B C 贈与税
年金 A B A 所得税(雑所得)・住民税
A A B 支払事由発生時:相続税
年金受取時:所得税(雑所得)・住民税
A B C 支払事由発生時:贈与税
年金受取時:所得税(雑所得)・住民税

5年以内の解約は源泉分離課税の対象となることも

外貨建て保険や変額年金保険などを解約し、解約返戻金を受け取ったときは、原則として所得税・住民税もしくは贈与税の対象となり、払込保険料合計額と解約返戻金との差額が、所得税(一時所得)・住民税の対象となります。

ただし、一時払いの外貨建て保険や変額保険などで、保険期間が5年以下、もしくは、保険期間は5年を超えるが契約日から5年以内に解約した一定条件を満たす保険の場合には、「金融類似商品」として、受取金額(配当金を含む)と払込保険料との差益に対して20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)が源泉分離課税されます。

外貨建て保険の場合は、保険金を受け取る場合と同様に解約返戻金の場合も、外貨を円に換算した上で課税されます。

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子どもマネー総合研究会

大林香世

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