保険料のしくみ「保険料の支払い方(損害保険)」

損害保険料の支払い方にはどんなものがある?

損害保険の支払い方にはどのようなものがあるでしょう。支払い方によってはお得になる場合もありますので、よく確認しておきましょう。

主な損害保険料をお得に支払うには?

損害保険料のお得な支払方法としては、勤務先の企業や団体などが保険会社と団体扱い保険の契約をしている場合、給与から保険料を天引きで支払う方法があります。企業によって割引率は異なりますが通常より保険料は割引となりますので、まずは勤務先で団体扱い保険の加入が可能かどうか確認してみましょう。

団体扱い保険に加入できない場合や、団体扱い保険の中に加入したい保険商品がない、割引率があまり高くないなど、個人で加入した方がよい場合、保険の種類ごとにどのような支払い方がお得か見ていきましょう。

自動車保険料の払込方法は一時払いという、契約時に一括して支払う方法が一般的です。分割払いで払うこともできますが、その分保険料は割増になります。自動車保険にも長期契約がありますが、事故の有無や回数などにより、必ずしも1年契約と長期規約のどちらがお得とは言えないようです。

火災保険料の払込方法としては、一括払いが一番お得です。1年ごとに支払う年払い、毎月支払う月払いといった払込方法もありますが、支払回数が多いほどトータルで支払う保険料の総額は高くなります。火災保険は保険契約期間が最長5年まで可能なため、5年分を契約時に一括で払うことが、保険料を一番安くする方法になります。

地震保険料も火災保険料とも火災保険同様、長期契約で一括払いが一番お得な方法となります。
地震保険は保険期間も火災保険と同様に最長5年ですが、長期契約ができるのは火災保険の保険期間が2年以上の長期契約のみで、保険期間は火災保険と同一となります。(保険期間1年の自動更新も選択できます)
なお、火災保険が長期契約の場合でも年払や月払を選択している場合、地震保険は保険期間1年の自動更新になります。

損害保険料の払込方法はどれがお得?

損害保険料の払込方法として主なものは、口座振替や、払込票でコンビニや金融機関窓口で払い込む方法、保険会社の口座に振込む振込払い、クレジットカードで決済するクレジッド払い、勤務先企業などが保険会社と団体契約を締結されている場合に、給料から天引きで払込む団体扱いなどがあります。振込の場合、保険会社によって変わりますが振込手数料を負担しなければならないケースもあります。

クレジットカード払いはカード会社のポイントが貯まるというメリットがあるため人気の払込方法です。一括払いだけでなく、分割払いで支払うことができる保険会社もありますが、保険料は5~8%割増になります。
またカード会社の分割払やリボ払いの利用も可能な保険会社はありますが、カード会社への手数料がかかるため注意が必要です。

無理なくお得に保険料を支払うためには、どの払込方法を選択したらいいか、契約時にきちんと確認しておきましょう。

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