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自動車保険について「等級について③[等級の特則]」

等級に関する特則とは

今まで乗っていた自動車を廃車や譲渡、もしくは海外赴任などで、一時的に車を手放すこともあるでしょう。

そんな時は、一定の手続きをおこなうことで、再度車を所有することになったときに等級を引き継ぐことができます。この記事では、等級継承制度の特則である「中断特則」と「ノンフリート保険期間通算特則」について、ご紹介します。

中断特則を利用するには?

自動車を売却するなどして自動車保険が一時的に不要になった場合は、中断特則を利用することで、再度自動車保険に加入するときに中断前の等級を適用することができます。

中断特則を利用するためには、保険会社に「中断証明書」を発行してもらう必要があります。中断証明書が発行できるのは、等級を引き継ぐメリットがある7~20等級の契約者に限られて、下記表の通り、中断証明書の発行と利用には、いくつかの条件と書類が必要となります。

中断証明書の発行及び利用の条件と必要書類

内容 条件 必要書類
中断証明書の発行

下記のいずれかの条件を満たす

・廃車や売却

・他人への譲渡

・リース業者への返還

・海外渡航

など

・中断証明取得依頼書

・保険証券

・車検証や登録事項証明書などの廃車

譲渡、リース返還等を証明する書類

など

中断証明書の利用

下記の両方の条件を満たす

・自動車保険を中断した日から10年以内

・新しい車を取得した翌日から1年以内もしくは、海外渡航の場合は帰国日から1年以内

・中断証明書

・車検証のコピー

・海外渡航の場合、出国・帰国日が確認できる旅券などの書類

など

※条件は保険会社によって異なります。

中断証明書の発行は、満期日や解約日から13か月以内という期限がもうけられているのが一般的です。

ですので、忘れないように自動車保険の解約をしたときに、中断証明書の発行の手続きもあわせておこなうといいでしょう。

もしも発行された中断証明書を失くしたときには、保険会社に連絡することで再発行してもらうことができます。

ノンフリート保険期間通算特則とは?

本来ノンフリート等級は、無事故の状態で1年経過すると、等級がひとつ上がることになります。しかし、車の買い替えなどがあり、保険期間の途中で保険契約を解約して新しく1年間の契約を締結した場合には、等級の上がる時期が遅れることになります。そのときに事故歴があり、保険料が割増しされた等級の方であれば、割増しされる期間が長くなるデメリットも発生するでしょう。そこで便利なのがノンフリート保険期間通算特則です。この特則を適用して短期間の新契約を締結することで、保険満期日に新契約を締結した場合と同様の進行を維持することができるようになります。

図 ノンフリート保険期間通算特則の適用有無による等級進行の違い

図 ノンフリート保険期間通算特則の適用有無による等級進行の違い

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張替愛(K&Bプランニング小澤美奈子監修)

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