死亡に関する保険「引受基準緩和型終身保険」

引受基準緩和型終身保険ってどんな保険?

一生涯の死亡保障が欲しくても、持病があって通常の終身保険に加入できない人もいます。そんな、健康状態に不安がある人でも入りやすい終身保険が引受基準緩和型終身保険です。どのような保険なのでしょうか?

引受基準緩和型終身保険は持病があっても入りやすいのが最大の特徴!

生命保険は、各社ごと・商品種類ごとに、契約を引受けるかどうかの引受基準を設けています。通常の保険は、「診査・告知」で引受基準に合致するかどうか、つまり、健康であることを確認して契約を引き受けます。そうすると、健康状態は決して悪くないのに、過去5年以内にちょっとした病気で入院したことがある人や持病で投薬を受けている人は、保険に入れないことになります。

そこで、保険会社では、そんな人たちのために、通常の保険より引受基準を緩やかにした引受基準緩和型を販売するようになったのです。このジャンルの保険種類の1つが引受基準緩和型終身保険です。つまり、持病があっても入りやすいのが最大の特徴の終身保険です。

この保険の告知項目は、3~4つです(下記参照)。加入してから1年以内に病気で死亡すると死亡保険金は半額に減額されます。ただし、災害死亡の場合は満額です。また、85歳まで4倍という商品もあります。

A社の告知項目(すべて「いいえ」であれば申し込める)

1 最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがありますか。または、現在入院中ですか。
2 最近3か月以内に、がんまたは上皮内新生物・慢性肝炎・肝硬変で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがありますか。
3 過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。
4 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物で入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。

引受基準緩和型終身保険のメリット・デメリットは?

引受基準緩和型終身保険のメリットは、健康状態に不安があっても、3~4つの告知項目が「いいえ」なら申し込めることです。また、解約返戻金があるので掛け捨てにはならない、リビング・ニーズ特約(特約保険料は無料)を付けられるので余命半年と医師に診断されると受け取れる保険金を生前に使えることもメリットです。

一方、デメリットは、引受基準が緩やかなため、通常の終身保険より保険料が割高なことです。また、保険料は終身払いの商品が多く、払い続けないと保障がなくなってしまうこともデメリットといえます。このため、長生きすると、保険料払込総額が死亡保険金を上回ることもあります。

この終身保険は、死亡後にお葬式代・お墓代などで遺族に迷惑をかけたくないが健康状態に不安があって通常の終身保険には申込めない人、少額でもいいから一生涯の死亡保障が欲しいが持病がある人、高齢で持病もあるが死ぬまで死亡保障が必要な人などに向きます。

このタイプの終身保険を販売している会社は数社ありますが、商品の仕組みはほぼ横並びです。

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