医療保険「保険料免除のしくみ」

特定の病気になったら以後の保険料をはらわなくてもよい保険料免除のしくみ

当たり前かもしれませんが、医療保険に加入すると保険料は払い続けることになります。しかし、特約を付帯することにより保険料の支払いが免除されるケースもあります。それが「保険料免除」特約です。今回のコラムでは「保険料免除」特約について解説します。

保険料免除のしくみ

保険料免除のしくみ

保険料免除の特約は、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)や7大疾病などの特定疾病にかかり、約款に定められた所定の状態に該当した場合に以後の保険料の払込みが免除されるという特約です。尚、医療保険にはもともと、不慮の事故により所定の身体障がい状態になると保険料の払込が免除される保障(補償)が、基本保障(補償)として定められています。それに対してここで紹介する保険料免除は、特定疾病にかかった際に保険料が免除される特約となります。

商品ごとの違いを確認

保険料免除は商品ごとに特約名や対象となる疾病は異なっています。

参考例 保険会社A 保険会社B 保険会社C 保険会社D
特約等名称 三大疾病保険料払込免除特約 3大疾病保険料払込免除特約 特定疾病保険料払込免除特則 保険料払込免除特則 ※主契約に付帯
対象となる疾病 ●がん(悪性新生物)
●急性心筋梗塞
●脳卒中
●がん(上皮内新生物・悪性新生物)
●急性心筋梗塞
●脳卒中
●がん(悪性新生物)
●急性心筋梗塞
●脳卒中
●がん(悪性新生物)
●以下の6大疾病
・急性心筋梗塞・拡張型心筋症
・脳卒中・脳動脈瘤
・慢性腎不全
・肝硬変
・糖尿病
・高血圧性疾患

例えば「がん」は、すべての商品で「悪性新生物」を対象にしていますが、保険会社Bは、悪性新生物だけではなく上皮内新生物も対象にしている点に、他保険会社との違いがあります。また、保険会社Dのように、7大疾病を対象にしている保険もあります。こうして確認すると、商品ごとの違いは意外にあるものです。
また、保険料免除となる条件も保険会社ごとに違いあるため、事前に確認するようにしましょう。

保険料免除は付けた方が良い?

実際のところ、保険料免除特約は付けた方がよいのでしょうか?
結論からお伝えすると、万が一の際に対応できる分の貯蓄が準備できていれば、無理に付帯する必要はありません。とはいえ状況にもよりますので、以下を参考にしてみてください。

3大疾病や7大疾病などの特定疾病は、長期の療養になる可能性が高い病気です。その間は収入が減ることもあるため、保険料免除特約は大いに助けになるはずです。しかし、保険料免除の特約を付ければ、その分保険料は上がることになります。

保険料を上乗せして払うことで、万が一、対象の疾患に該当した場合には、以後の保険料支払いは不要となります。病気になると、休業による収入減で、毎月の保険料の支払いですら困難になる可能性もあるため、保険料免除は有難く感じるはずです。
ただし、その後に職場復帰できたとすれば、経済的な問題は解決することもあるでしょう。
そう考えると悩ましいところですが、結論としては、万が一の際に対応できる分の貯蓄が準備できていれば、無理に付帯する必要はないと言えます。
「そうは言っても特定疾病にかかった際の経済的な負担を減らしたい」という方は、基本保障(補償)に保険料払込免除特則が備わっている商品を選ぶというのも一つの方法です。

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