リスク細分型の保険とは?(損保)

保険料が割引になる「リスク細分型」とは?

リスクをより細かく区分し、それに該当するかどうかで保険料が決まる保険を「リスク細分型」といいます。
損害保険では自動車保険に取り入れられています。その内容を見ていきましょう。

自動車保険の保険料はどのように決まる?

自動車保険の保険料は、保険金額の設定など補償の付け方で変わるのはもちろんですが、それ以外にも、保険に加入する人の事故のリスクも考慮して決まる仕組みになっています。

車を使う目的や頻度は人によって違うため、乗る機会の多い人ほど事故にあう可能性は高いといえます。そのため自動車保険は以前から、下表のような要素を保険料決定の条件としています。

自動車保険の保険料が決まる主な要素
年齢 主に車を運転する人
使用地域 主に車を使う地域の事故のリスク
運転者の範囲 本人・夫婦・家族など運転者を限定するか
車種や型式 自家用普通自動車、自家用小型自動車など
等級 保険の利用状況に応じて変わる保険料の割増・割引

リスク細分型の自動車保険とは、これらの要素についてさらに細かく条件を設定したり、これら以外の要素を保険料決定の条件に盛り込んだもので、最近では自動車保険の主流になりつつあります。

リスク細分型の保険とは?

リスク細分型の自動車保険は、前述のような従来からあった保険料決定の条件に加えて、免許証の色や車の使用目的・走行距離、車両の安全装置の有無などを含めて保険料を決めます。

・免許証の色
「グリーン」「ブルー」「ゴールド」の3つの免許証の色で、運転歴などを判断します。
ドライバーの運転経験や安全度をみるものといえるでしょう。ゴールド免許のドライバーは比較的安全運転であるとされ、3つの免許証の色の中では最も保険料が安くなります。

・使用目的・走行距離
「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」(保険会社によっては「業務」「日常・レジャー」のみ)など、車の使用目的による条件設定です。
仕事や通勤など毎日のように車に乗る人と、休みの日しか乗らない人では走行距離も違い、事故のリスクは変わるため、保険料の設定を変えるものです。

・車の安全装備
車の安全装備よっても事故のリスクは違うため、保険料も変わります。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、エアバッグなどが代表的なものです。車両保険であれば、盗難防止装置(イモビライザー)の有無も条件になります。なお、これらの安全装置は、今では多くの車に採用されていることもあり、割引の条件からはずれているものがあります。

「リスク細分型」のトレンドや注意点は?

最近では、車に通信機能を取り付けて運転速度、ブレーキのかけ方などの運転情報を取得し保険料に反映させる「テレマティクス保険」と呼ばれる、新しいタイプのリスク細分型保険も発売されています。

さらに、2018年1月からは「衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)」が付いている車は割引になる制度が、一部の保険会社で始まりました。

リスク細分型自動車保険は保険料が割引になり、メリットばかりのように感じるかもしれませんが、誰でも保険料が安くなるわけではありません。
事故の多いドライバーだと、リスク細分型でない自動車保険よりも保険料が高くなる場合もありますので注意しておきましょう

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子どもマネー総合研究会

豊田眞弓

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